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投資講座:投資を開始する際の証券会社口座の種類について解説

2024.1.12
投資を開始するにあたっては、まず証券会社を選びます。
仮に楽天証券を選んだとします。
ネット証券会社ですからインターネットから開設します。
無事開設できると楽天証券の中にはすでに特定口座があります。
特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の二種類があります。
この時点ではNISA口座はありません

NISAで運用しようとするとNISA口座を開設しなければなりません。
NISA口座は1人1口座となりますので、この証券会社で開設するよという宣言が必要というわけです。

証券会社の中に
 特定口座(源泉徴収あり)
 特定口座(源泉徴収なし)
 NISA口座
の3種類の口座を持つことになります。

株を売買する際はどの口座で買うかを指定します。
特定口座を指定してしまうと利益に対して税金が取られますから、
特定口座はNISAの枠(年間360万円 生涯1800万円)を超えてさらに投資したいという時に使用しましょう。

NISA口座は1人1つしか持てませんから、証券会社を変更したい場合は10月から12月に間に手続きをおこなって翌年から利用可能となります。
私も今回変更の手続きをやりましたが、結構めんどくさく時間もかかりました。
証券会社は慎重に選んだほうがいいですよ。
旧NISAで投資をしていた人はそのまま引き継がれますので注意が必要です。

非課税というメリットを得るためには、手間がかかるということですね。

日本で利益を上げると税金を支払わなければなりません。
これは日本のインフラを使って利益を得ているんだから、ショバ代は払えということです。
日本の国を運営していくためには必要なお金ですけどね。

投資で得た利益も同じく税金を支払わなければなりません。
前回も書きましたが、利益に対して20.315%の税率となっています。
証券会社が代わりに支払ってくれるのが「特定口座源泉徴収あり」です。
「特定口座源泉徴収なし」は複数の証券会社を持っていて自分で計算して確定申告で税金を自分で納める時に使用します。

NISA口座の枠内であれば、利益に対しての税金を支払う必要がありません。
政府は貯金ばかりではなく投資も奨励しており、そのための制度としてNISAが生まれました。
NISA枠は2024年から大幅に拡大され、期間も一生涯となったため、
「神制度」と呼ばれています。

投資枠が1800万円もあり、投資から得た利益には税金がかからないため、NISA口座は老後資金に対して十分なパワーを持ちます。

投資環境として証券会社でNISA口座を開設するところまで来ました。

さて、今日はこの辺で
知識をinput 知恵をoutput
inoueでした。

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