◆実験の目的と背景

■実験の目的

50代から過去の経験にプラスしてデジタル関連のリスキリングを行うことで、リスキリングした経験を活かして、複業を得ることができるのか？そしてそのチャレンジにより自分自身がどう変化するか？

自分自身を実験台として、中高年のリスキリングを実践していきます。

この実験により多くの40代後半、50代、60代のミドル・シニアの方にとって
少しでも一歩踏み出すきっかけや勇気となり、一人でも多くの方が自分らしく生きていける、何歳になってもいつからでもチャレンジできることを
検証したいと思います。

■取り組みを行う背景

中高年からでも社会人として残された時間・キャリアにおいて、
浪漫と算盤を両立し、自由にやりたいことが実現できるのか？

これは多くの中高年、ミドル・シニアにとってのテーマ、課題ではないでしょうか？

現実問題として、45際以降からの転職は非常に困難であり、また定年以降、やりがいをもって働ける機会や場所の選択肢が豊富にあるかというと、実際にはそれほど選択肢がないというのが多くの私のようなサラリーマンにとっての現実かと思います。
（なんらかシニアとして働ける機会はあるがという意味です。無いと言ってはいません）

日本の会社で定年を65歳に引き上げている会社は全体の27％程度しかなく、
年功序列型の企業ほど役職定年、60定年は当面変わらない可能性が高いと思います。一方で年金支給は65歳、今後70歳になる可能性があります。（高齢化が進むため）

そもそも、60歳以降の一定収入及びやりがいをもって社会貢献したり、組織の中で必要とされるかどうか？65歳まで今の会社が存続するか？
所属していられるか？も不明確です。

上記は、私が15年近く、人材サービス企業にて、企業の採用支援及びキャリアアドバイザー、キャリアカウンセラーとして従事してきた中でリアルに感じてきたことでした。

年間数百名の40代～50代の転職希望者の方と30代中盤からずっとお話してきましたが、気がついたら自分自身が人生の後半を真剣に考えなければいけない年齢になりました。

お客様の事ももちろん一緒に考えるが、自分自身の事は意外と後回しになっていることが多く、コロナになって色々と考え、行動してきました。

ここから残り20年弱、何をやっていきたいのか？

社会や誰かのために貢献したいという大枠のビジョンは持っているものの、
組織を離れた後、どうやって自立していくか？の具体的なイメージは持てていませんでした。

そもそも、自分は何をしたいのか？

過去を振り返ったところ、20年近く前に考えていたが、
叶えられていない夢、目標を思い出しました。

海外に行きたいという夢、目標です。
昔からノマドライフに憧れていましたが
現実的に難しいと諦めて、いつの間にか忘れてました。

私の仕事はトップレベルの個人情報を扱うことから、
セキュリティや働く場所などに厳しい制限があります。

さらに、外国企業の現地で働いていけるような高い語学力は
現状持ち合わせていません。

それでも海外で旅するように暮らしてみたい。
新しいことにチャレンジしてみたいと考えました。

また中高年でもリスキリングで新しい仕事の機会が得られたり、
兆しがでれば、多くの中高年の方にとって参考になるのではないか？

以上が実験を行いたいと思った背景です。

◆検証したいこと

【50代からリスキリングしたスキルを使って仕事を得ることができるのか？】

１　リスキリングは本当に役に立つの？
２　仕事を得るために必要なポイントは？
３　どうやってリスキルして、どうやって仕事を得るか？

【取り組む前と取り組んだ後の変化について】
１リスキルする前とその後はどのように変化するか？何が変わるか？
２結果として、どのような結果が出るか？
３本業への影響、変化は？

◆活動の概要

◆アウトプット・成果

◆実験の測定方法

◆スケジュール・進め方

講座４ヶ月受講後
残り２ヶ月間は案件獲得に向けたアクションを行う。

◆その他詳細

現状持っていないスキル、経験がなにか？
今の経験、スキルにプラスできることはなにか？今後実現したい
どこでも自由に働くを実現するために必要なスキルは何か？を考えました。

◆「研究員制度」の趣旨について