井上慎平(書籍編集者)

編集者。担当編集作に『転職の思考法』『凡人のための地域再生入門』(ダイヤモンド社)『「学力」の経済学』『未来に先回りする思考法』『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。 twitter→@inoueshinpei

【新刊発売】都会で「根無し草」として働くことに疲れたあなたへ #地元がヤバい本

「お前はたしかにやさしい。でもやさしいだけや。人間、強くないとあかんぞ」

大学生のとき、バイト先の居酒屋で恩師である店長にかけられた言葉だ。

店長が「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」というあのチャンドラーの名台詞を知っていたとは思えないけれど、同様に僕も知らなかったし、だからこそ「この人、なんてええこと言うんや……」と大いに感激した。

「やさしさと強さの両立」

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自由な「転職」は、この国を変える特効薬だ。(『転職の思考法』)

しばらくnoteから遠ざかっていた。

お世話になっている先輩に、
「ごちゃごちゃ書いてんと、仕事で語らんかい!」
と言われたからだ。
たしかに、編集者ほど仕事を通じて何かを「語れる」職業もそうはない。

ようやく、「語る」ときがきた。

今日、編集を担当したこんな本が発売される。
『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』

一言で言えば、
「転職が当たり前にな

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最後に、きちんと「怒った」のはいつですか

自分が最後にきちんと「怒った」のはいつだろう。
思い返していくほどに、記憶が見つからずに不安になる。

ある日、友人の編集者と二人で飲んでいた。
当時世間を騒がせていた相模原の障害者施設で起きた事件に話題が移ったとき、彼は言った。
「今なら思う。僕らはもっとちゃんと怒るべきだったんだ」
「本気であの犯人に怒った人が一体どれだけいたのか。自分も、すぐに怒れたとは言い切れない」

たしかに、振り返れば

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「コスパ思考」は人を貧しくする

「先生、この授業って受ける意味あるんですか?」

こう聞く小学生が、最近増えているらしい。

「最近」といっても、内田樹さんの本でそのことを知ったのはもう4、5年は前のことだけれど。

小学生が先生に授業の意味を問う様子はショッキングだったが、ようは大人のマネなのだろう。

僕たち大人は、本質的にはこの小学生と同じことを毎日尋ね続けている。

「コストとリターンは見合いますか?」と。

職場の同僚

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「スマート新書」が悔しくて、編集仕事が手に付かない

昨日、noteがスマート新書を出すことを知った。

すごいなー、うわ、小さっ。お、イラストNoritakeさんか、おしゃれー!! 

嬉しい気持ちで早速一冊注文したが、なぜだろう。

なんだか無性に悔しくて、仕事がまったく手につかない。

最初のうちは、何が悔しいのか自分でもわからなかった。

サイズ感がいいから? 

「30分で読める」のコンセプトが新しい? 

デザインとイラストがすてき?

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「嫉妬」する自分から全力で逃げ出したい

いままでずっと、自分の気持ちを文章にして発信することを避けてきた。

チキンだからだ。

他人にとって、読む価値のある文章を書ける自信がまったくない。

僕は、飲み会の席で話題を振られると返答もそこそこにすぐに他の人に流してしまうタイプだ(メンツや人数にもよるけれど)。自分のつまらない話で他の人の時間を奪ってしまうのがとても怖い。

そう言うと他人思いの人かのように聞こえるかもしれないが、ようはい

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