就活の面接はTOEICと似てた
さて、8月にもなると大学3年生は夏のインターン関係で動き始め、迷い始める。
ちなみに、一年前の僕がいつから就活を始めたかというとだいたい1月くらいだった。
「1月」と言うと「大学2年の?」と言ってくる人も時々いるがもちろん違う。大学3年の1月である。
大学3年=就活、大学4年=卒論、旅行
みたいな等式がぼんやりと大学生の頭にあるようだが、実際僕みたいなピストルが鳴ったのに半年以上聞こえないふりをするやり方も可能である。(もちろん職種にもよる。マスコミとかメガベンチャー志望は早めに。)あまりお勧めはしないが。
そんで5月には全て終えた。
閑話休題。
結局僕が就活を終えて思ったことは、
1就活はTOEICみたいなもんだった
2自分が何になりたいのかとなぜ自分がそれに向いてると思うかの二点さえ押さえればまあ内定は出る
3就社じゃなくて就職しろ(一番意識した)
4彼女か親友を作っとけ
5緊張してるか?と聞かれたら緊張してますと言ったほうがいい
くらいだった。じゃあ1から5までの解説をしたい。
1就活はTOEICみたいなもんだった
特に面接はTOEICみたいだなあと思うことが本当に多かった。
とりあえず僕のTOEICのイメージを挙げると
・初めて解くと全然できない。
・3回目までは対策組めば、50点ずつ上がる。
・だいたいリスニングの質問はいつもほぼ一緒。
・英語能力よりもTOEIC力のような特殊パラメータが試されている。
である。
これ、全部面接に置き換えてほしい。
2月ごろ、面接に始めて挑んだ時はマジで10打数1安打くらいだった。
「面接ではないですが、面談という形でビデオ通話しましょう」なんてのも多かったが、就活初期の僕はその面談の後、向こうの連絡途絶えるなんてのも多かった。
だが実のところ、就活後半の5月中盤辺りは10打数8安打くらいになっていた。
特別なことはしてないけれど、考えられる理由は3つある。
1.大体の質問がすでに答えたことのあるものになっていた。
2.緊張しなくなった。
3.職種をプログラマに絞ったので得意な勉強力と好奇心のアピールで突破しやすくなった。(営業とかだと自分をうまく見せるトーク力や体力が見られていると思うので得意でない)
TOEICは英語力じゃなくてTOEIC力が試されてるなんて言われるが、その点面接も似ている。結局のところ面接もTOEICも数こなせば異常に成績良くなるあたり数だ。話盛るのもうまくなるし、大体どんな切り返しが来るかも読めるようになる。特殊パラメータがぐんぐん伸びていく感じ。
さて、
2自分が何になりたいのかとなぜ自分がそれに向いてると思うかの二点さえ押さえればまあ内定は出る
3就社じゃなくて就職しろ
に関しては本当にこのままである。特に、転職が視野にあるなら3は大事of大事だと思う。自分にあいそうな職業を見つけると就活はうんと楽になると思う。それを見つけたあとに、会社を探すイメージ。
4彼女か親友を作っとけ
5緊張してるか?と聞かれたら緊張してますと言ったほうがいい
これもまあそのままかな。毎週末遊んでくれる人をしっかり見つけることは就活の支えになるし、ストレスも貯めなくて良くなると思う。
それと緊張はしてるふりはしたほうがいい。5月ごろの面接で「あんまり緊張してないです。」と言って苦い顔をされたのはすんごい記憶に残っている。あくまでも緊張すべき場所らしい笑
まあつまり、就活(特に面接)はTOEIC的です。元々の得意不得意(や多少の不公平)はあれど、面接を受ければ受けるほど、問題を解けば解くほど、「面接力」「TOEIC力」は思ってるより上がっていきます。
最初は「本当に苦手だ」と焦ることもありますが、回数を重ねて強くなってけば大丈夫です。就活前のだいたいの大学生は面接力など持ってませんし、就活中に養っちゃえばおkです。
総じて言うと僕は就活は嫌いではない。自分が今後何を仕事にして暮らしていくかを決めるいい機会であった。この機会をめんどくさいと言うのは怠惰以外の何物でもない。
しかし、矛盾するようだが、就活はめんどくさい。就活周りのルールがめんどくさすぎるし、そんなに交通費も出してはくれないから金も時間もかかる。
そして正解がないし、いつ終わるかもわからない。
なんと言うか、「めんどくさがってはいけないことの周りになぜかめんどくさいものがまとわりついてる」と言う感じ。
こりゃ疲れるわ。けどまあ頑張ってね。
終
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