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VOT

前回の記事で話しました、VOT。
VOTとは何かというと
Value、Obstacle、True-Reasonの頭文字をとったものです。
Value→自社の提供している価値
Obstacle→その価値をなにが下げているのか
True-Reason→下げているものを選ぶ真実の理由

例をあげます。
V→①カメラ ②美容 ③醤油 がそれぞれ売れない
O→①スマホのカメラが良い ②他社との差別化 ③洋食文化
T→①自撮り-内側カメラ機能 ②SNS-撮影ブース-LINE交換 ③お肉に合う-ワイン醤油-ガーリック醤油 
行動を見ることで施策が変わってくる。

これがないと100%勝てない「ビジネスセンスの習得」
センス=感覚 具体的に視覚に落とし込むのは難しいです。
ビジネスも、営業、広告、MKT、経営、講演いろいろありますがなんで同じ商品を持っているのに、売れる営業マンと売れない営業マンがいるのか。
それはセンスがない→感覚を刺激するセンスがないということです。
売れる営業マンは見えないものを見せるスキルがあります。

物事を正直に伝える(見える) < 共感を伝える(見えない)

TSA thinkigというのがあります。
Two Step Aheadの頭文字ですが直訳すると二歩先を読むということです。

スーパーなんかでよく見かける唐辛子がありますが、
とても辛く美味しい「激辛唐辛子」。よくあるポップですが、これはOne Step Aheadになります。
汗が滝のようになる?「ダイエット唐辛子」。こらはTwo Step Aheadです。見えないものを伝え感覚伝達スキルの発火を起こしています。

言葉での理解(言語化)より想像での理解(比喩化)の方がより印象を強くします。

人はまず買わない理由から探す性質があり、ネガティブから入りますから、シンプルで簡単でわかりやすいワードから想像させてポジティブに持っていきましょう。
簡単を伝えたいなら共感を伝えましょう。

オリンピックボランティアを集めたけど集まらないなら、オリンピックゲームメーカー募集とか。
駐輪禁止に止める人がいて悩んでいるなら、自転車捨て場という看板を貼るとか。

有名な話でNYで明太子を売ろうと持って行きましたが売れませんでした。
明太子は「cod roe」と英語でいいます。
ですが、比喩的共感を与えるため「spicy cabia」と名前を変えると爆発的にヒットを生みました。
これがビジネスセンスです。

日々の生活でも言葉は大量にありますが、すこし視点を変えて意識してみると面白いかもしれませんね。
ではまた!