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のぞき穴から撮ったダンスサークル潜入動画がYouTube急上昇1位に。いつの間にかAISASしていた話。

マーケティングの話で出てくる「AISAS」を見事にたどっている自分に気づいた話。

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2020年8月14日、YouTube にこんな動画がアップされて、急上昇ランク1位になっていた。

「ダンスサークルに潜入動画!」

のぞき穴のような所から、女子5人が踊っている姿を撮影している。

5人が踊っているが、そのうちの1人をやたらと追いかけている。

撮影者の好みなのだろうか?たしかにカワイイ… ん?

なんか見たことあるぞ。。あ、今田美桜に似ている。

ん?にしても、なぜ、ダンスサークルに潜入した動画というだけで急上昇1位に?不思議だ?

コメント欄をのぞいてみる。

かわいい
隠し撮り感はんぱない爆笑

隠し撮り”感”? どういうことだ?

ドラマと連動してるのが新感覚
ドラマの企画だから安心だけど
世間一般の人がやってたら普通に盗撮だよなww

そういうことか、、なにかのドラマの延長上にあるYouTubeチャンネルのようだ。

早く親バカ青春白書みたいなぁー。

ようやくわかった。「親バカ青春白書」というドラマと連動した動画だと。

調べてみると、日曜10:30からのドラマで、すでに第1話・第2話が終わっているが、TVer・Huluで配信されているので、ちょっと見てみようと思いHuluのお気に入り登録をした。

さて、ここで、これまでの流れを振り返ってみよう。

YouTube急上昇ランキングで知る(認知・注目)
 ↓
これはなんだ?と動画を見る(興味・関心)
 ↓
不思議に思いコメント欄を見て調べる(検索)
 ↓
ドラマだと知りHuluでお気に入り登録(購入)
 ↓
そんな展開があったことをnoteに書いている(共有)

見事に、AISASしている自分に気づいた。

AISASとは?:消費者の心理・行動プロセスの頭文字をとった言葉
・Attention:注目・認知:SNSで見かける
・Interest:興味・関心:興味を持つ
・Search:検索:調べる・比較する
・Action:購買:買う・申し込む
・Share:共有:SNSでシェアする

こんな形でドラマの存在を知ったのは初めてだし、こんな取り組みは過去にあったのだろうか? 少なくともYouTube急上昇ランキングからドラマを知るなんて流れは個人的には初めてだ。

ドラマの世界と、現実世界のYouTubeがつながって、思わずAISASしてしまった。

テレビ業界もYouTubeを敬遠せず、どんどん活用するようになってきている。出版社だってYouTubeチャンネルを、どんどん活用するようになってきている。(講談社・ボンボンTV)

これからも、いろいろと新しい取り組みが出てくるのかも知れない。

締め方がわからないので、とりあえず終わります。それではまた!

(追記:2020/8/17:日曜夜、半沢直樹を見たあと、22:30から見てみました。昭和エッセンスが散りばめられてアラフォーおじさんがニヤッとしてしまうコメディードラマでした。

とはいえ、おじさんだけがニヤッとするだけではなく、TVerで後から見ていた子どもたちも爆笑していたので守備範囲は広めです。

実は第1話・第2話は見ずに、第3話を見たんですが、それでも十分に話はわかるし楽しめました。よろしければどうざぉ!)

サポートをいただきましたら、深々と心より御礼申し上げます。