2019年5月号_今月のインクワおすすめ記事__2_

「あの記事に込めた想いは…?」今月のインクワ編集後記(2019年5月号)

今日で5月も終わりですね。ゴールデンウィークがあったので、あっという間に1ヵ月が終わってしまったような気がします…!

インクワイアでは、自社メディア「UNLEASH」の運営だけでなく、様々な企業のメディア運営やコンテンツ戦略のアドバイスを行っています。

このnoteでは、インクワイアのメンバーが今月関わった記事に込めた思いや裏話をお伝えしていきます。

「実は、取材時にこんなことが…」
「ここを工夫して書きました」
「執筆を通して自分の考えはこう変わった!」

など、ライター・編集者のコメントとともに、記事をまた別の角度から楽しんでいただけたらと思います。

小山和之(@kkzyk

空間デザインファームとして創業したツクルバが2015年以降スタートアップとして成長してきた変遷を伺った記事の取材・執筆を担当しました。

詳細は記事に譲りますが、同社はいまやゴリゴリのスタートアップにもかかわらず、その認知がまだ薄いと言うところからスタートした企画でした。インクワイアは昨年まで同社のremarkというメディアをお手伝いしていたため、私自身内情をよく知っており、「正しく知って欲しい」という強い想いのもと執筆させてもらいました。

村上さんのお話や同社の軌跡、事業が素晴らしかったからこそ、楽しく、かつ力を入れて書けた記事です。是非ご覧ください!

向 晴香(@m___hal

作家の大前粟生さん、町屋良平さんのトークイベントの様子をレポートしました。仲の良いお二人が縦横無尽に、ときにボケやツッコミを挟みながら繰り広げたトーク。文字起こしの時点で最高にエッジが効いて面白いトークを、いかに薄味にせず濃いままでまとめるのか、編集の大滝 瓶太さんにもアドバイスいただきながら書きました。

美と痛み、救いと救われなさ、身体の中と外、そして現実とフィクションなど、複数の点から二人の小説について語っています。読書が好きな人だけでなく、書き手にとっても面白い話が聞けたと思うので、ぜひ!

イノウマサヒロ(@ino22u

NPO法人D×P代表理事の今井紀明さんを中心に、CAMPFIRE代表取締役の家入一真さん、リブセンス共同創業者の桂大介さんが作った寄付プラットフォーム「SOLIO」に関する鼎談を取材しました。

寄付と言われてパッと思い出すのが、コンビニのレジ横においてある募金箱や、駅前で寄付を呼びかける学生の姿。考えてみれば、日常の中に溶け込んでいる寄付。でも、寄付に対して意識的に取り組んでいる人はどれくらいいるのでしょうか。

僕自身、今回の鼎談を取材するまで寄付はお金に余裕がある人が行うものだと思っていました。でも、それは全ての物事にリターンを求める交換経済の考え方を当たり前に思っていたから。すぐに見返りを求めるのではなく、少し遠回りでも社会が良くなるリターンを得るほうが、実は大切なのではと思わされました。

記事を読んだ後に、少しでも寄付を身近に感じていただけたら嬉しいです。

木村和博(@kimu0117kazu

小売業界で注目を集めるD2C(Direct to Consumer)の可能性が語られたトークセッションのレポート執筆を担当しました。

登壇者は、完全栄養食のパンとパスタ『BASE FOOD』を販売するベースフード代表取締役社長の橋本舜さん、Bean to Barのチョコレートブランド『Minimal -Bean to Bar Chocolate – 』を展開するβace代表取締役の山下貴嗣さん、胸が小さい人向けのランジェリーブランド『feast』や細身の人に向けたワンピースブランド『Double Chaca』などを展開するウツワ代表取締役のハヤカワ五味さん。

「顧客に届ける最適な道を模索し続ける」D2Cの姿勢は、小売業界に限らず、誰かに大切な何かを届けたいと考える人の栄養になるのではないでしょうか。

なかがわ あすか(@asupon0609

先端のCXについて独自の思想を持つ実力者が集い、業界の垣根を越えたディスカッションが繰り広げられた「CX DIVE」。同イベントの1セッションのレポート記事を執筆しました。

テクノロジーの進歩により、コミュニケーションはどう変わっていくのか、未来の顧客体験をどう作っていくのか。テクノロジーが世の中を便利にすることは明らかですが、顧客体験の観点から見れば、プロダクトやサービスの利便性だけを求めるだけでは十分じゃなくなってきています。

そのテクノロジーは、顧客をどう楽しませるのか? 顧客の生活をどのように豊かにするのか? 情緒的なものさしで、テクノロジーの価値を測ることが、これからの顧客体験には必要になってくるのではないでしょうか。

顧客体験という視点からだけではなく、「人とテクノロジーのうまい付き合い方」は、個人的にも追いかけていきたいトピック。テクノロジー領域だけでなく、ウェルビーイングに興味がある人にも、ぜひ読んでほしい作品です。

岡本実希(@mikki0903

ノマドワーカー向けの雑貨・文具ブランド「ユウボク東京」を展開する佐藤弘章さんにお話しを伺いました。

「あらゆる人のチャレンジのそばに。多様な人が集まるワーキングコミュニティ」を掲げるco-ba shibuya。その会員である佐藤さんは、今、コミュニティメンバーと一緒にモノづくりをする「共創」に挑戦しています。

「普段は別々の仕事をしている人たちがチームをつくり、これまでにない価値を生み出す。そんな新しいモノづくりのカタチを作っていきたい」と語る佐藤さんの挑戦をぜひ知っていただけたらと思います。

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