あばれ祭りを知って欲しい!

こんにちは、やぶしたです。

自己紹介の記事にも書いた、私の大好きなあばれ祭りの魅力を書いていきます。

あばれ祭りって何?

石川県鳳珠郡能登町宇出津で毎年7月の第一金曜日と第一土曜日に行われるキリコ祭りです。350年以上続く伝統ある祭りです。

キリコというのは、神輿を縦に伸ばしたような巨大な灯籠のことです。キリコは数十人で担ぎ、その上に子供たちが乗り笛を吹いたり太鼓を叩きます。基本的に1つの町内からキリコが1つ出されます。


ここからはあばれ祭りの魅力を書いていきますが、丁寧な言葉で私の中にあるあばれ祭り愛を伝えるのはとても難しいのでタメ口で友達に話すように書いていきます。


魅力① 夜中までやっている

夜中もやっとるのって良くない?普段友達と夜中まで一緒におることもなかなかないし、はしゃぐこともないし、非日常。だからそれだけで楽しい!学生やから余計に楽しいんかも。

昼もやっとるけどやっぱり盛り上がり方が違うし、よく映える。昼も昼で賑やかやしザ・活気のある祭り!って感じでいいけど、やっぱり夜の方が好み。


魅力② 幻想的

普段は高齢者が多い町で若者が少ない静かで穏やかな町やけど、あばれ祭りの時はいつもより活気があって賑やかになる。けど、祭終わってちょっと寝て起きたら静かやし夜店もないし、キリコもないしいつも通りの宇出津に戻っとる。その一瞬で風景が変わる感じが儚いなって思う。

それと夜は町にある街灯とキリコの灯りがつくんやけどそれが綺麗!少しオレンジっぽい?温かみのある光で照らされた中をキリコがずらっと並んどって賑やかで、祭りの格好した人たちみんなが楽しそうなのすごい素敵やし、普段の静かさ・穏やかさを知ってる分、本当に夢みたいに感じる。

大通りにキリコが並んでるのもいいけど、個人的には狭い道で両脇に時代を感じる建物があってキリコが一列に並んでるのもかっこいい。朝見てもその道はちょっと古き良き感じ漂って雰囲気があるけど、夜になってオレンジっぽい光にキリコが照らされとるのがすごく風情がある!かっこいい!祭りに参加しなくてもただいろんなキリコを見ながら歩くだけでもすごく楽しい!

魅力③ 祭囃子

あばれ祭りの祭囃子は太鼓と笛としゃんぎりっていう小さめの鐘みたいなの使っとるんやけど、3つともすごくいい!

太鼓は低いドン!って音が鳴るたびに体の中でその音が響くのがいいし、そこに笛が入って一気に華やかになるし、さらにしゃんぎり入ってそのカーンって音が入って遠くまで響く。すごくいい!

祭りの間はずっとその祭囃子を聞いとるから、次の日とかは祭囃子鳴ってないはずなのに聞こえてくる。そのたんびにいっつも思い出して、でももう終わったんや、来年まで待たんなんってちょっと寂しくなる。

魅力④ 一体感

キリコ担ぐ時は掛け声に合わせて担ぐんやけどそれがもうみんなで祭りをしとる感じで一体感を感じる。しかも参加しとる人の半分以上知らん人やけど、一緒になってキリコ担いで楽しめるのがいい!

それからしゃんぎりと笛は太鼓のリズムに合わせるんやけど、太鼓を叩いとる人が知り合いじゃないとか普通やし、知らん人やけど一緒に合わせてやってもうまくいくのが祭りならではって感じがする。一緒に何かやる時は基本的に自己紹介してさてどうする?って流れやけどそれすら必要なく祭囃子として成り立っとるのが書きながら思ったけどすごい!!それを通して段々仲良くなって新たな人間関係を築けるのもいい。毎日会うような関係ではないけど祭りの時だけに会う関係性やからこその気楽さとか楽しさがある。その珍しい関係性を築けるのが個人的に好き。

あとこれは一体感ってよりは優しい話やけど、休憩中とかキリコが動かん時に子供がキリコ乗っとったら、大人たちがキリコを揺らしてくれるんよね。それの何が優しいの?って思うかもしれんけど、案外揺れるし、それだけで子供たち笑顔になるから大人はその子供たちのためにやっとるのが優しいなって思うし、その光景を見るだけで微笑ましい気持ちになる。


すみません、短くしようと思ったんですけど難しかったので次の記事も続きを書きます。ここまで読んでくださってありがとうございました!

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