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KERN MACRO SWITAR 1:1,8/50 AR

1958年発売。2019年には61歳にもなるレンズ。シネレンズメーカーのスチールカメラ用レンズ。ALPAマウントのためアダプターには苦労するかもしれない。純正フードがレア物らしく単体で探すと見つからない上に驚く値段なのだが、僕が買ったものはキャップ・フード・NEXマウントアダプターが付いていてラッキーだった。ただフィルターがはめ込み式の特殊なもので、直径は48mmなのだがAmazonで買った48mmのねじ込み式フィルターはつかなかった。

使ってみた印象

スペックは他所様をご確認いただくとして、以下個人の感想。
色収差が非常に少なくてピント面は超シャープ。でもすごいボケる。ボケはトロトロ系でグルグルは出ない。点光源を撮れば玉ボケにはなるがバブルボケではない。
コントラストは普通で潰れている感じはしない。色もやや濃いめに乗るイメージ。レンズの状態悪くないと思うが逆光でフレアはそこそこ出る。
最短撮影距離が28cmで楽しいが無限遠までヘリコイドが2周半くらいあるのでそこは結構辛い。

以前から欲しいと思っていてヤフオクで見ていたのだが、店頭に状態が良いものが売っているのを見つけてから3夜夢に出てきた。価格が価格なので財布には痛すぎるがこっそり購入。

作例

水たまりの反射から奥の景色がボケて混ざる。


まるで日差しのようなフレア


ガラス越しの木の質感


撮ったまま一切修正なしの夕陽


電線がシルエット


眩しさを写した


被写体だけ時が止まっているかのよう

Instagramメインでやっており、以下はまだ公開がしばらく先になりそうなので有料とさせてもらいました。インスタフォローいただければ数日後にそちらで公開されます。
>Instagram@17streetif

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