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異汗性湿疹(汗疱)症状改善へ意識した5つのポイント

はじめまして、Hideです。
今現在は東京のITベンチャー企業の支援、不動産業など現在静岡でフリーランスをしています。

私は異汗性湿疹(汗疱)や掌蹠膿疱症で悩み苦しんでいる方々に少しでも役立ちたいという思いでnoteをはじめます。以前はコンビニでおつりをもらうときに手のひらを見せるのも嫌で嫌でたまりませんでした。真夏に手袋、プールサイドでソックスを着用していた時期もあり周囲の目も気になりストレスでした。

初回としてまず共有したいのが18年の闘病生活から辿り着いた自分なりの答えです。

※注意点として医学的根拠に基づかない個人的な見解もあるので参考程度にとどめ、私のアドバイスを取り入れるかどうかの最終判断は専門医に相談し決定ください。

異汗性湿疹(汗疱)症状改善へ意識した5つのポイント

①専門病院で治療をする
これがシンプルで一番大切だと思います。
私は発症から10年以上、症状が悪化するまで身近な皮膚科にしか通っていませんでした。15院以上の皮膚科にお世話になりましたが改善はしませんでした。4年前東京生活時ついに歩行が困難になるほど症状が悪化し、インターネットで調べ東京都新宿区中落合にある聖母病院を見つけ皮膚科に診断-入院しました。異汗性湿疹(汗疱)や掌蹠膿疱症は軽度な皮膚病と違い原因や改善策を早期に発見するのが難しいです。だからこそ症状に特化した病院に診断してもらうべきだと思います。私も4年前に入院してから治療や処方薬も変わり圧倒的に症状が改善しました。原因が複数考えられるため(歯科治療、耳鼻科治療、その他)治療は長期(数年以上)にわたることを想定いただきできるだけ早めに診断してもらうことをおすすめします。近くに専門病院が見つからない場合は大変かもしれませんが、できるだけ長く研究されている特化した病院に通うべきだと私は考えます。専門治療においては知り合いの意見や自分の感覚を重要視することで治療の時間が無駄になる可能性もあるので病気に関する正しい情報を身につけることも大切です。

下記サイトは私が通っていた聖母病院の小林先生監修で信頼できるコンテンツです。

-掌蹠膿疱症ネット-
https://www.kansennet.jp/ppp/
※総合監修:社会福祉法人聖母会聖母病院 皮膚科部長 小林里実先生
※異汗性湿疹(汗疱)に関する情報は一部です。

②夏場はクーラーに頼り室温を下げる
※この項目は医師からすすめられたわけではありません。
症状が改善する前は、特に夏場は電気代がもったいなく感じたり、夜間の冷房や除湿は喉や体調に良くないと感じ、寝る前に冷房を切っていました。異汗性湿疹(汗疱)は汗に関連する病気なので個人的には汗をできるだけかかない状況下の方が症状が軽い気がします。以前は、汗をかくことは身体にとって新陳代謝であるのでポジティブにとらえていましたが異汗性湿疹(汗疱)を患っている人に関してはよくない要素も含んでいると私は感じます。

③こまめに手を洗う
※この項目は医師からすすめられたわけではありません。
もともとIT関連の仕事をしていることやネットゲームが大好きなことから一日のほとんどをPCの前でマウスを握りながら過ごしています。
そのため手や足に汗をじっとりかくことが多い環境であることは間違いないです。また幼少期から無精な性格で手を洗うことを面倒と感じて人より手洗いが嫌いだったと思います。今は1時間に一度程度、水で手洗いしています。お風呂については東京の生活から静岡の生活にシフトチェンジして時間に余裕ができたこともあり、ほぼ毎日湯船につかっています。湯船につかるのは正直根拠はなく気分的にリラックスできるだけかもしれませんが、症状がひどかった時と比べて生活に変わった変化ではあるので継続して取り入れています。

④禁煙
最下部に記載した専門サイトにも記載がありますが、掌蹠膿疱症患者の喫煙率は約80%という特徴がありますのでたばこはやめた方がいいです。禁煙のみで治ることはむしろ稀ともありますが私の想像では喫煙者が煙草を絶ったとしてもその影響が身体からなくなるのに数年かかるため早めにやめたほうが良いと思われます。

⑤症状が悪化した際に塗り薬を多めに塗布し安静にする
突然手足の症状が悪化するときがあります。そんな時は処方してもらった塗り薬をしっかりとたっぷり塗って安静にすべきです。手足の裏に薬を塗ることで日常生活や仕事に支障は出てしまうかもしれませんが、仕事よりも健康を極力優先していただきたいです。私も社員生活時代は、塗り薬を4種類塗布しその上にガーゼ、手袋をして仕事に行っていました。革靴の靴底は軟膏が染み出してべとべとになってしまいました。そういったすべての要素がストレスにつながっていたのかなと今考えると思います。症状が改善した今でも稀に悪化する時があります。その時は塗り薬をたっぷり塗って手袋、靴下を履いて安静にするようにこころがけてます。

以上です。

特別難しいことはないと思いますが働きながら対処できる部分、完璧に実行するのが難しい部分があるかと思いますが治療に専念できる環境に身を置くことも大切です。私も最初は炎症を軽んじていました。その結果18年といった期間を要したのかもしれません。私の気持ちの変化については自分の体験を通じて書いていきたいです。

2020年4月9日現在

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