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骨シンチ・CTの結果を聞いた

2023年3月28日、魚沼基幹病院へ
どうしても病状の話が聞きたいという父親も同行。

午前は4月12日の生検の際に麻酔を使うので、麻酔科の医師による説明。
…の前に治療費が高額になった場合の高額医療費制度の説明(こちらは別項で

で、麻酔の内容は下半身のみ(脊髄くも膜下麻酔)
注射すると5分ほどで麻酔が効いてきます…みたいなあっさりした話。
時間も10分もかからない。

その後昼食を食べに行って、午後イチに泌尿器科担当医の話。
先週の骨シンチグラフィ―と胴部分のCTはがんの転移状況を調べるもの。
先に私から、自分なりに調べたがPSA値1354もあると遠隔転移はほぼ確実だという認識でいると言ったら…

担当医によると私のケースでは遠隔転移が見つからなかったとのこと。
前立腺がんの症例を診た件数は県内でも一番という担当医も、PSA値1000超えで遠隔転移がないのは初めてらしい。
ただし、骨盤近くの所属リンパ節に大きな転移巣があり、これがPSA値を押し上げているのではないかという解釈。

さらに全身の骨への転移を調べるのに、最近では骨シンチは精度がイマイチとされているので、翌日緊急で全身のMRI検査をすることになったのでした。

正直、初診時PSA値が1000超えの症例だと5年生存率20%程度という論文も見て覚悟していましたが、そのような最悪の状態ではなさそう。
このような転移状況であればホルモン療法がかなり効くと思われるとのことで、電子カルテには「根治をめざす」という文字がみえたし、実際「根治出来るかもしれない」という言葉も。
高額な薬剤を投与し続けて、お金の問題に悩まされながら、あと5年でも生きられるか?どうか?というイメージすらあったのでちょっと感覚的に軽くなったのでした。
ただ「根治」についてはホントか?とも思いますが。

生検の結果まで出ないと治療法は決定できないとは言うものの、あまり高額な薬剤はつかわないように考えているという話でした。
高額でも確実に結果が出るなら(程度はありますが)そっちの方が良いとも思いますが…その辺は試しながら、探りながらになるのでしょう。

最後に12日の生検にともなう入院の説明を受けて終了。

というわけで現在の情報ではT4N1M0のステージⅣということでしょうか。

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