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クラウドコンピューティングの未来

”代表が最近面白いと思っている技術について1時間話すイベント”、これを当社では「ワクふむ会議」と呼んでいます。そもそもは昨年5月にオフィスを増床移転したタイミングに、出社のきっかけになるようなイベントをやろうとスタートした本イベント。簡単にですが、先日行われた第8回の様子をレポートしていきたいと思います。


「ワクふむ」とは?

まず「ワクふむ」という言葉の説明をしますね。当社の掲げているフィロソフィに「ワクワクとふむふむを追求する集団」というものがあります。とてもざっくり言いますと

「これはどうなっているんだろう(ワクワク)」
「なるほどこうなっているのか(ふむふむ)」
「じゃあこれをこうしたらどうなるんだろう(ワクワク)」
「おおこうなるのか!(ふむふむ」 ・・・

こんな感じで、学びに対する好奇心が高い人=ワクワクとふむふむを追求していく人は、永遠に成長し続けることが出来る。技術でもなんでも自ら疑問を持って学びに行く姿勢を持つ人であろうね、という想いの込められたフィロソフィ。これを私たちは「ワクふむ」と略して、使っています。

「ワクふむ会議」とは?

ワクふむについてご理解いただいたところで、「ワクふむ会議」とは何か?こちらは2023年4月に本社オフィスを増床した際に、オフィスの活性化やクロスコネクション(部署を跨いだコミュニケーション)の実現を目的として開始したイベントです。代表の遠山が、最近わくわくした技術を中心にシェアするイベントで、プレゼンと懇親会をセットで開催しています。

主な目的

  1. 最新技術への興味関心を持つきっかけ、知識を増やす

  2. 懇親会での会話でさらに理解を深め、クロスコネクションが実現できる

  3. 代表と直接コミュニケーションを取り、相互に意見交換ができる

第8回テーマ「クラウドコンピューティングの未来」

2024年3月15日に開催した第8回のテーマは「クラウドコンピューティングの未来」です。

クラウドの歴史、間もなく20年

「クラウドコンピューティング」と言われると、ちょっと古めかしい印象を受けられるかたもいらっしゃるかもしれませんね。現在、クラウドの市場をリードしているAmazon Web Services(AWS)が、活動を開始したのが2006年なので、クラウドの歴史も間もなく20年をむかえます。
しかし、世間一般におけるクラウドの浸透度合いはいかがでしょう?当然のように利用されているところもありますが、「危ないんじゃないか?」「まだ早いのでは?」などといった意見も未だ散見されます。
そんな中、2023年11月にガートナーによって以下のような内容のリリースが発行されました。

ディスティングイッシュト バイス プレジデント アナリストの亦賀 忠明は次のように述べています。
「クラウドを取り巻く環境は急速に変わりつつあります。業務にデジタルを活用するというレベルを大きく超えた『デジタルを前提とする新しい産業』、すなわち『産業革命』の時代が到来し始めており、そこではクラウドがオプションではなく必須要件となります。すべての企業や組織は、時代の変化やクラウド・コンピューティングの進化に対応し、『クラウドは使えるのか』『クラウドはコストが下がるのか』といった『基本の確認』の継続から脱却し、次のステージに向けてリテラシーを加速度的に高める必要があります。こうした企業は、クラウドの先行企業と比べると既にかなりの周回遅れになっています」

Gartner、2024年に向けて日本企業が押さえておくべきクラウド・コンピューティングのトレンドを発表

ちょっと長くてむむむ?となったので、noteのAIアシスタントさんにこちらを要約していただいたのが下記となります。

クラウドはもはやオプションではなく、必須要件となっている。企業や組織はこの時代の変化に適応し、クラウドに関する基本的な疑問を超えて次のステージに進む必要がある。クラウドの先行企業と比べて周回遅れになっている企業も多いので、リテラシーを加速度的に向上させるべきだ。須で

note AI アシスタント

文末の ”須で” に、かわいらしさが滲んでいますね。
つまり、クラウドありきの世界に変わっていくと言っている、と私は理解しました。だから現時点でクラウドに二の足を踏んでいては、今後さらに差が開いていってしまうぞ、ということ。

行政もクラウドへ

「ガバメントクラウド」という言葉、ご存じでしょうか?
とってもざっくり説明すると、今はばらばらに管理されている各市区町村の保有データを、1つのデータ基幹で管理していこうよ、というものです。ここでもクラウドの活用が前提のよう。(本題ではないので省略しますが、こちらのサイトにとても詳しく書かれておりましたので、ご興味ある方はぜひ!)

AIの台頭にもクラウドが一役買っている

実は今のAIブームが 第 3 次 であるということ、みなさまご存じでしょうか?私は知らなかったので、この部分で大変驚きました。第1次ブームは1950~60年代に生じますが、複雑な問題の解決ができず下火に。1980年代中ごろから第2次ブームに火が付きますが、情報の収集や蓄積を自動で行うことができなかったためにこれも収束へ向かいます。そして今回が3度目のブーム。今回のAIブームがこれだけ大きく花開いている背景にはさまざまな要因がありますが、クラウドの技術の発展により大量データの処理が可能になったことも大きく関係しているそう!

まとめ

(この記事を書きながら改めて理解を進めた感じもありましたが、)クラウドという言葉の解像度が少し高まったと感じました。IT企業に勤めるIT未経験広報としては、こういったイベントを通じでITの理解を深められることはとてもありがたいことだなぁと感じました。※もちろん当社にはAWSをゴリゴリに扱える最強エンジニアが山ほどいますので、安心してご相談ください。

そういえば、前回反省点として挙げていた開催方法。あの後社長へ直談判し、無事にハイブリット開催に変更することができました!まだまだ課題もありますが、引き続き、よりよくしていきたいと思います~!


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