見出し画像

#27 ゴールドに価値がある理由

「ゴールドの価値が上がってる」
「金を今、買うのは遅い」

など、ゴールドに関するニュースを時々目にします。

結論から言うと

「ゴールドは持っていた方が良い」と思います。

ゴールドの最大の価値は

「安定資産」であることです。

暴落時に資産価値が下がるのをマイルドにしてくれます。

ゴールドはツタンカーメンの時から存在する価値が変わらないものです。

そのため「有事の金」と言われるほど戦争やパンデミックの時に威力を発揮します。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、ゴールドの価値は上がりました。

また、ゴールドの最大の特徴は株式とは逆の動きをすることです。

3月初旬にシリコンバレー銀行などの破綻が相次ぎ、株式は軒並み下がりましたが、金は史上最高値と言われるほど価値が上がっています。

不安が拡がり、有事の金に人気が集まったからです。

私自身もゴールドを持っていますが、この時は暴落をマイルドにしてくれたので助けられました。


また、ゴールドは有限なものでオリンピックプール3杯分の埋蔵量しかないと言われています。

採掘量が増えてきた今、希少価値が今後、上がることが予想されています。

ゴールドをこれまで酷評してきたウォーレン・バフェットが2020年頃からカナダの金採掘企業に投資をし始めていることからもその希少性が認められていることがわかります。

ただしデメリットもあります。

金はそれ自体に価値はありますが株式のように、持っているだけで配当を生んでくれるようなものではないため、あまり魅力的に写らないかもしれません。

ここがゴールドを所有する人としない人の境目です。

私自身、投資とは長期で資産を
「守っていくもの」
という考えがあるので、保有していますが、

「株式で資産をどんどん作っていきたい」

と思っている人には向いていません。

まとめ

ETFの「GLD」が最も有名です。
つみたてNISAで株式投資を始め、ある程度資産が形成されてきたら全資産の1〜2割程度はETFでゴールドを買い、保有しても良いかもしれません。

しかしゴールド自体は配当などを生まないので有事の時に助けてくれる「お守り」とした、資産形成時にはずっと保持しましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?