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【PHI】Zack Wheelerとのエクステンション

いつもお世話になっております。積分定数Cです。
今回のnoteではZack Wheelerとのエクステンションについて簡潔に述べていきます。


契約延長


日本時間昨夜フィリーズはZack Wheelerとの契約延長を発表しました。
契約延長の内容は、以下の通りです。
3年$126MM、オプション等はなし。

フィリーズ加入後の2020年シーズンから2023シーズンまでの成績は
629.1IP(全体4位)
ERA3.06(全体11位)
FIP2.90(全体3位)
fWar19.3(全体1位)
とフロントラインスターターとして素晴らしい成績を残してきました。
また、ポストシーズンでも
63.1IP
ERA2.42
FIP2.72
WHIP0.73(40イニング以上投げた投手の中で1位)
と大舞台での強さを発揮しました。


契約延長分のAAV$42MMと予想より高いものとなりましたが、現契約があまりにバーゲンであることから現契約(5年$118MM)+契約延長分(3年$126MM)のトータル8年$244MMの契約とみなせば、非常に妥当な契約になると思います。


Wheelerに期待すること

Wheelerに期待することはレギュラーシーズンでもポストシーズンでもこれまで通りの活躍をしてくれることです。それに加えて、あくまで私個人が期待することですが、Wheelerには Andrew PainterやMick Abel、Griff McGarryといった先発プロスペクトの身近なコーチ役になってもらいたいことです。
近年のスターターの年俸高騰により、これからは自チーム内のファームシステムでの先発投手の育成が長期的にコンテンダーをする上で大事になってくると考えております。フィリーズも長期的に勝てるチーム作りをしているチームの1つです。その中で上記のプロスペクトとピッチングスタイルが類似しているWheelerにはどのように奪三振を稼ぎつつイニングを稼ぐかや健康の維持の仕方、大舞台での強さといった彼の経験や持っているものすべてを次世代のフィリーズを形成するプロスペクトに伝えてほしいなと思ってます。


終わりに

フロントが掲げたWheelerの契約延長とNolaの残留が叶ったことはファンとして非常嬉しく思います。ここまでのフロントの動きは非常に満足するものであり、Wheelerとの契約延長という嬉しいニュースで今オフを締め、開幕を迎えられそうです。


参考文献

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