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NHK不正経費請求で、あの”年収1億円”大物キャスターの名前も! 「9人懲戒処分」の報道に”不正体質の是正に程遠い”と告発


【画像① すでにNHKから移籍したから、「不正経費請求」問題は関係ない、という訳には行かないようだ。かつてNHK総合「ニュースウォッチ9」のメインキャスターを務め、現在はテレビ朝日専属で「報道ステーション」のメインキャスターを担当している大越健介氏の名前が、永田町界隈でささやかれていた。2021年11月15日、テレビ朝日「徹子の部屋」出演時。】 




◆「紅白歌合戦」視聴率の危機的状況を前に「不正経費請求」問題があらわに…



11月から、NHK内部が揉めている。報道局社会部の記者の飲食経費付け回しに端を発した「不正経費請求」問題だ。


<不正な経費請求410件、789万円に~社会部長、前報道局長など9人が懲戒処分>



「本格捜査が続く安倍派などの自民党派閥パーティー裏金事件の裏で、NHKの不正経費請求問題に受信料を払っている人たちが激怒している。…NHKは、報道局社会部の30代記者が不正に経費請求していた問題で、第三者委員会を設置して調査を実施。その結果、私的な飲食を取材などと称して、不正な経費請求が計410件、789万円に上ることが判明したことを先週発表した。また、NHKは別の記者2人ついての不正請求も認めた上で、今後、金額を確定させて全額返金させる方針」

「この結果を受けて、NHKは、歴代の社会部長3人や前報道局長などあわせて9人を、停職や減給などの懲戒処分にした。…『NHKが今回発表した不正請求の件数や金額は氷山の一角だと思いますよ。あれだけの巨大組織で、不正を働いていたのがたったの3人だけなんて普通はあり得ません。高額な受信料に加え、その徴収方法に関しても国民には強い不信感と不満が溜まっています。視聴者の厳しい目が向いていることを自覚した上で、もっとしっかり調べないと大変なことになるでしょう』(NHK関係者)」


<ジャニーズ騒動の煽りで「紅白」視聴率30%割れの可能性>



「…そして、…『紅白歌合戦』である。…これまでおんぶに抱っこで頼り切ってきた旧ジャニーズ勢をバッサリ切ったことで、いよいよ危険水域に迫ろうとしている。…『今年は出演者のパワー不足だけでなく、NHKの選曲センスの問題もあって、紅白の平均世帯視聴率は第2部で30%割れするのではないかとささやかれています』(放送関係者)…来年からはいよいよ大河不要論、紅白不要論が出て、『受信料返せ』『もっと安くしろ』の声が高まりそうだ」

(参考)「NHK紅白視聴率30%割れなら『受信料返せ!』に現実味…記者が経費不正請求、大河も大コケ」2023/12/26 日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/333925


◆「もっと大物がやっているのに、そっちを不問にしたのでは”再発防止”なんて言葉を信じることは出来ないじゃないか?」~永田町界隈でNHKに不信の声




NHKは、この問題をすでに12月19日に記者会見した上で、報道もしていた。


【画像② 報道局社会部の30代記者の飲食費付け回しに端を発した「不正経費請求」問題で、NHKは第三者委員会を設置して調査、報告書を受けて記者会見した。記者会見に望むNHKの安保華子理事。しかし、調査についてNKK内部からも「報道局の中でも政治部や経済部は、お咎め無しだったが、そんなことあるのか? 他部署でもあるはず」との声があるという。】




「NHK報道局社会部の記者が、私的な飲食を取材と称するなど、不正に経費請求していた問題でNHKが第三者委員会を設置して調査した結果、不正な経費請求は、あわせて410件、789万円となることがわかりました。…NHKは、歴代の社会部長3人や前報道局長などあわせて9人を、停職や減給などの懲戒処分にし『受信料で支えられているNHKの職員として許されない行為であり、視聴者の皆様に深くおわびいたします』としています」

「また、別の記者2人について、取材目的の飲食ではあるものの、実際と異なる参加者を記載して申請するなどの不正も確認され、今後金額を確定させ、全額戻入させる方針です。…NHKは、飲食を伴う取材活動の経費請求の承認手続きで、内規を逸脱した運用を続けるなどそれぞれの立場での職責を果たさず、不正請求が繰り返される事態を招いたとして、▽現職を含む歴代の社会部長3人を停職1か月、▽前の報道局長を減給、▽歴代の社会部の庶務担当の基幹職5人をけん責の懲戒処分にしました。…さらに、歴代の社会部長3人については、19日付けで、現在の職を解きました。
また、当時報道局長を務めた▽小池英夫専務理事と▽根本拓也理事の2人に対し、会長から厳重注意を行い、役員2人は1か月分の報酬の10%を自主返納することを申し出ました」

「NHKの調査報告書では『報道局の各部長に与えられた部局の裁量と組織の統制の、バランスがとれた体制を構築する責任が果たされていなかったという構造問題に真の原因がある』と指摘しています。…社会部の30代の記者は11月、すでに懲戒免職となり、NHKは今後、全額を弁済させる方針です」

(参考)「NHK社会部記者 不正請求は410件789万円 歴代部長ら9人懲戒処分」
2023年12月19日 19時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/k10014293011000.html

実は、この報道について永田町界隈では「何をいまさら」との声があがっている。そして、「もっと大物がやっているのに、そっちを不問にしたのでは”再発防止”なんて言葉を信じることは出来ないじゃないか?」と具体的な批判もささやかれているのだ。

そこで、「大物」について関係者に詳細な話を聴くと驚くべき名前があがってきた。


「NHK記者時代の大越健介氏は酷かった。国会取材で張り付いている時の話だ。彼だけの話じゃないが、だいたいにおいてNHK記者の経費ゴマカシは、傍から見て異常な状態で、本人たちも当たり前と思ってか、隠そうともしていなかった」


【画像③ 大越健介氏は、NHK政治部記者、ワシントン支局長を経て、「ニュース9」のメインキャスターを務めるなど、華々しい経歴の持ち主だ。2021年、60歳で36年間務めたNHKを”定年退職”し、テレビ朝日の専属に移って「ニュースステーション」の月~金のメインキャスターを務める。「ニューステ」1回の出演料は50~100万円とされ、年俸は1億円を超すのでは、といわれる。】

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