第4回 ロボットと表情

こんばんは。
気温からは実感がないですが、今年も残すところ1ヶ月をきりました。

早速ですが、こちらをご覧ください。

藤堂高行さんの『SEER』という作品。
眉と目の動き、まぶたの動きを連動させて、
表情豊かなロボットを実現しています。

驚くべきは、ロボットなのに、特有の怖さを感じないこと。
むしろ、人間より表情豊かな分、好感すら感じます。

いわゆるロボットの表情を思い浮かべると、
なんだか怖いイメージが付きまとってしまうのは、僕だけではないはず。
・・・正直、僕はペッパーくんは怖いと感じることがあるですが、
その原因の1つは豊かな表情の欠如でしょう。

一方、タカラトミーが出している、
『COZMO』の表情は恐くありません。

これは、無理に人間に寄せず、ベースをロボットにし、
その上で人間が共感できる表情を作り出しているためだと思います。

その点、『SEER』は、人間に寄せながらも、怖さを感じさせない、
そんな領域に達してきているのだと思います。

『All is Full of Love』
というPVがあるのですが、
こんなことが実写で表現できる日も(これはおそらくCG)近いと思います。

このままロボットが発展していくと、知能だけではなく、
仕草や表情の魅力など、感性にまつわる部分も人間を超えていく未来がやってくる、、かもしれませんね。

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