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「本当に美味しいものって何だろう?」

天狼院書店WEBに記事が掲載されました。
よかったら、どうぞ読んでみてくださいませ。

思えば最初に行ったイギリスから始まり、海外ではたくさん心に残る美味しいものを食べました。

イギリスとドイツがもっともよく訪れた国ですが、他にもヨーロッパではオーストリア、フランス、オランダ、ベルギー、スペイン、イタリアなど行きましたね。

どの国も美味しいものがあったのですが、一番日本人の舌に合うのはやはり魚介が多いスペインかもしれません。有名なパエリアは米の料理だし、イカにエビなど入って魚介の出汁が効いた味は私たちにとってかなりなじみの味だと思うのです。

各国料理の話だけで終わってしまいそうなので書きませんでしたが、イギリスでスコーンのお供といえば、もりもり乳脂肪分たっぷりのクロテッドクリームは外せないでしょうね。

昔、友人のお姉ちゃんが「クロテッドクリームなるものを是非買ってきて欲しい」と言われて一緒にずいぶん探したのですが、どうやっても見つけることができず。まだネットで検索すればすぐに分かる、という時代でもなかったし、ずいぶん往生しました。

結局、鮮度命のリッチな生クリーム、といったクリームだから、日本に持ち帰れるような代物ではなかったのですが……今は日本でも作ってる乳業家の方はおられるのでしょうか?

私自身がそもそも生クリーム嫌いなので、あまりこの点は追求してないんですよねー。

イギリスで庶民的食べ物といえば、フィッシュアンドチップス。でかい白身魚のフライとフライドポテトが大皿にどど〜んと入ってたり、食べ歩きできるように持ち運びやすい袋に入ってたりします。これが、同じ揚げ芋でもベルギーに渡ると、「ポンフリ」と呼ばれてたいていの場合、マヨネーズがたっぷり付いてきます。

超、高カロリーフード!
旅行で歩くとはいえ、あなおそろしや。

でも美味しいですけどね。

あとはヨーロッパからは離れますが、一度だけ訪れたエジプトのバザールで食べた「コシャリ」という食べ物も心に残っています。

カップヌードルのような容器にご飯と細切れの麺かパスタのような何か、それと玉ねぎと何かを想像がつかない組み合わせのスパイスで炒めたものがかかっていて、全部ごちゃ混ぜにして食べるんですが、これがまた私の口に合いました!

そういえばエジプトでは、イスに座って何か食べてると必ず熱い視線の猫たちが足元にいっぱいいたなぁ。でもね、けっして手は出さないの。きっと出したら追われるの分かってるんでしょうね。眼圧のみで人からエサをねだる強者達でした。

え?
わたし?

もちろん、早々に降伏してご馳走しましたよ。
あの視線で来られたら猫好きにはたまらない!

まあ、食べ物縛りならいつまでも何か書ける阿呆ですが、この記事はちゃんとシリアスにまとめております。

読んでいただけると嬉しいです。


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