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自己紹介


note開設理由

初めましてINTJ看護師A(えい)です。
新卒から現職に至るまで転職はあるも、
急性期、慢性期、専門病院の各病棟勤務し、看護師歴8年目になりました。

看護師歴6年を超えて、通常業務や後輩指導や委員会活動や日々のリーダーで人との関わりがうまくいかないことが多くない?(←気づくのが遅い笑)
と思い、昨今有名な16性格分析行った際に自分はそもそも人と関わるのが得意ではないと気づきました。

看護師などのケアワーカーは向かないと自覚がありつつも、
一度決めたことはやり遂げる性質持ち➕仕事だし好き嫌い言ってる場合じゃないという気持ちで勤務してきました。

問題にぶつかっても、解決法を検索したら出てくるのは「看護師 辞めたい」ばかりでした。出てくる情報も「これだ!」と思えるものがなく試行錯誤で失敗する日々。
それなりの結果を出すため、成功方法を知りたいのに!

なのでそんな人の応援をしたく➕劣勢能力の言語化能力向上のために開設しました。

病棟経験を書いています。とても長いので、お時間のあるINTJさんはあるある〜と思いながら読んでくださると嬉しいですし、
看護や医療ケア領域を目指す・今更の方向転換はできないと感じるINTJさんは医療現場の人ってこんな感じなんだ〜の一例として見ていただけるとお役に立てるのではと思います。


「お気持ちの配慮を求める」人多くない?と思った新人時代

先輩に質問した時に、場が凍ったシーン。
状況としては、先輩に心電図の波形の種類を聞いて、自分の答えと違った時でした。
先輩;「私は波形がBだと思う、ここの波形の特徴がBの定義にあるから」

自分「わかりました。ちなみになぜ自分の考えるAやもう一つの候補のCの種類は該当しないと判断したのでしょうか?確かにここはBの波形らしく見えますが、AとCの波形の否定理由はなんですか?」

先輩:「え?だから説明したじゃん?納得してないの?」

自分;「あ、いえ、波形がBなのはわかるんですが、Bと判断したその判断基準や材料を知りたいんです。(次に同じ波形にあった時に判断できるように)
一度で理解できてなくてすみません。(←そのままの通り)」

先輩;「さっきの私の説明で理解できないんじゃ、私には説明できないから他の人に聞いて(イラついている様子)」

自分;「(え?判断理由聞いただけなのにキレている?え?ってかなんで話せないの?AとCの可能性は最初から考えていないの?意味わからん。とりあえず怒らせたっぽいから)すみません。」
でした。

後からプリの先輩にこの話が伝わり、「先輩に対する【話し方】が相応しくないから指導して」と言われたそうです。
その時に自分の感情としては、
・話す「内容」より「仕方」でそんなにイラつく?

・答えてくれる人の「気持ち」に配慮することが、「後輩を育てる」「仕事を円滑にする・業務効率を上げる」ことよりも大事なの?

・じゃあ、次から同じような状況下で心電図の判読ができなくてもいいの?それって「育成」「指導」にならなくない?じゃあ指導者って何してくれる人なの?という思いでした。

数年後、後輩指導の際に、なんとなく無機質な話し方をされると相手の感情を読み取れないからだなとか、意図しなくても慇懃無礼な感じはするなとわかりましたが。笑
ですが、その時に思ったのが、「内容」と「話し方」は別問題じゃない?
内容としての返答と、話し方の注意は両立できると思ったので、
質問する時は「柔らかく」注意しようと思いました。

それと同時に、先輩は社会人なのに小さいことでイラっとして話の本筋を脱線しやすい人なんだなとそのとき思いました。

この時点で気分が不快になった人もいると思いますが、
自分が自然と相手の見下している感情にも気づきました。
そしてそれは容易に周囲へ伝わります。

INTJの方は本当に注意しましょう。
先輩のことを見下している後輩なんて、誰だって可愛くありません。
患者さんのことを見下している看護師なんて、すぐクレーム対象になります。びっくりするくらい生贄・攻撃対象になります。

自分で文章で書いて、読み直すと「恐ろしく空気が読めないな」と思います。そして読んでいる方も自分のこの察知能力の低さに驚くと思いますが、これが「仕事が早くできるようにするため」という目的の前では気にならなくなってしまうのです。
一つに集中すると周りが気にならなくなることの欠点と言えます。

これに加えて自分の考えでは、「職場は仕事をしにくるため」「職場の人とはあくまでも仕事の関係で【友人】ではない」「自分は早く仕事ができるようになるのが一番大事、向こうはこっちを一人前にするのが業務」(←もうこの視点もやってもらって当たり前の上から目線が入っている笑)
でしたから、周囲からするとすごく扱いにくい新人でした。

そんな新人だったので、
・新人はナースコールとるのが当たり前
(→座っている先輩は雑談しているのに、「御用聞きで訪室して、どんなことがナースコールで言われるのか経験してきな」と言われました)

・患者さんからの不意な「医師と話したい」、「看護師じゃダメだ、理解できない」発言の対応
(→医師を呼ぶついてに同席させてもらいと結局医師に同情、あわれんでもらいたいだけで、医師じゃないとできることは何もなかった)
を体験するうちにどんどん冷めていく。

多忙さや思うようにいかない治療が辛いのはわかるが、それを他人を使って解消しようとするところが許せませんでした。


経験歴が浅い人でもベテランと同じクオリティの看護や仕事ができるようにマニュアル化やフォーマット作ればいいのにと思う中堅時代

一応監査があるので各病院のマニュアルは存在します。
でもアップデートされたりしないし、ものによっては他の人が自分用に作ったメモをコピーしている状況。
・「え?それもらえない人はどうするの?他のスポットナースの方にもそれ渡すの?」
・「改訂・修正していないマニュアルなのに、『事前準備が足りない』って言われれるの謎すぎる」
・「辞めちゃった〇〇さんの個人のUSBに議事録や過去の消毒のデータ入っているってありえなくない?」
「パソコンできません/やり方知りませんで仕事こっちに投げてくるのおかしくない?」
が結構な頻度である。

ナイチンゲールも、
看護をひとりで行うことは不可能です。
どんなに良い看護を充分に行ったとしても、一つのこと(小管理)が欠けていれば、言い換えれば『あなたがそこにいるとき自分がすることを、あなたがそこにいないときにも、行われるよう対処する方法』を知らないならば、その結果はすべて台無しになったり、まるで逆効果になったりしてしまうであろう。
って覚書で言ってるじゃん!!
委員会業務は病院運営のため、業務能力の底上げのためじゃないの?ひいては患者さんや働くスタッフのためでしょ?なんでパソコン出来んからで途中放棄が認められるのかわからねえ…の気分でした。
Excelでサーべライランスの統計表や手指消毒の使用量が出せる計算表、
勉強会がビデオ受講できるようにビデオ撮影など色々やりました。
きっとINTJさんの「効率を考える」「より良いものを作るために思案する」はこの業務改善で重宝されます。

この実績は転職の際にとても面接官に好感触でしたし、誰もが見てわかる「モノ」や「結果」として残るので社会的な評価されやすいです。またマニュアルづくり等の作業が苦手な人からはすごく感謝や賞賛をされます。ただやり過ぎると、「無償」労働をそれとなく課してくる人もいるので程々に。
(F)の人は賞賛や「君が必要だ」という言葉で評価されていると、信頼されていると思うのでそこが(T)の自分とは異なると思いました。


業務を円滑に回す時には、結局【相手へのお気持ち配慮】が実は最短だったと知ったリーダー時代

なんとなく、内容が想像できると思いますが、こんな自分が日勤・夜勤リーダーをして人を円滑に動かすことができるとは思わないでしょう。
だってそもそもも彼らが求めている報酬(=賞賛やその人への信頼アピール)が提供できないのですから。
目的の達成(=事故なく・安全に、なるべく定時で上がれること)よりも、
「みんなで、【協力し合いながら】、【お互いが気持ちよく】【自分が好きなペースで】働ける環境の提供」をリーダーに求めている状況だったので。

INTJの自分が【仕事】に思う思いと全く一致しません。
看護師Bは患者さん Cと相性が悪いから、新人Aをつけよう、先輩Dは看護師Eと悪いから同じチームとして組ませないなど、NT型の自分からしたらありないことばかりでした。
しかしここで反骨心が強い、自分の理想と異なることを行うINTJの自分は納得しませんでしたので、無視して受け持ちをつけてました。
そして言われる悪口笑。「采配の仕方が下手」だの、「逆に効率が悪い」だの。
結局私より年上の先輩が、自分の見ていないところで受け持ちを変えていると知った時には、「結局自分が一番大事なんじゃないか」と諦念の気持ちでした。
認知症の患者さんを自分は一日で無理だと思うのに、新人だと3日間連続つけていい理由に私は納得できたことはありません。
そんな人に「アドバイスを素直に受け取らないよね」「あなたのことを思っているのに」と言われても全く響きません。その言葉は純粋にアドバイスかもしれませんが、感情の振り回されている人の言葉はその場しのぎに感じてしまうのです。


看護職などのケアワークに向いていないけれどその中でなんとか生きてます

そんなこんなではや8年。
自分の精神性の未熟さが原因、能力の低さが人との軋轢と生み出しているのではなく、自分の特性や思考が周囲と合わないから余計仕事のしにくさを感じていると気づけた8年でした。
普通看護師の中で働くと思うと、患者さんに共感する能力が高いから「自分のことも受け入れてもらえそう」と考えるかもしれません。ですがそれは「似たような思考や特性を持った人」の集まりだから理解をしてもらえるのであって、看護師だからなんでも共感してもらえるわけじゃないです。
離職率を見たらわかるでしょう。

夢がない書き方になってしまいましたが、よかったこともあります。
看護師だけどINTJのおかげで、
・アセスメントを考えるのが楽しい
・勉強があまり苦じゃない
・目標(例;患者さんが一人で生活できるようになる)を達成するために
多角的なアプローチがどんどん出てくるところ
例;リハビリの強化、介護や訪問診療などの在宅サポートの準備、内服の簡易化などなど
(計画を作るのが得意なJですし、Pはこなすのが得意なのでここは協力できるとすごく楽しいです)
・一人作業の記録入力やマニュアル作成はショートカットやテンプレ、文書登録で効率化できる
など業務の中で得意なのもあります。

なのでそんな水があわない中でももがいているINTJさんが少しでも楽に生きられるように自分の経験を共有したいと思いました!
一番は水が合う職場・職業に行くことですが、そうできない環境下の方が少しでも楽になりますように。



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