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お金をもらって話すと決めた

おはようございます。
タカシです。
前回は暗い内容の投稿で申し訳ありませんでした。
あの投稿のおかげで自分の人生や考えを振り返り整理することができました。
まとまり切ってはいませんが、あの後いろいろなことを考えています。
今日はそのことをちょっとだけ。

ーお金をもらって話しをすることー

僕はトレーナーと言う仕事をしています。
まだまだ駆け出しでアルバイトの方が収入は多いですが、この仕事を本職にしようと息巻いています。

トレーナーとして独立する前は色々な仕事を転々としていました。
直近ではドッグカフェでマスターをしながら犬の相談に乗っていました。
教育→福祉→販売→飲食→トレーナー
大雑把こんな転々ぐあいです。

トレーナーとして僕の考え(知識)を売る段階になって悩んでいる真っ最中です。
「僕程度の知識にお金を請求していいの?」
って。

カフェではコーヒーを飲んでくれたお客さんとの他愛のない世間話(相談)の延長でしたので、よく調理場から「ここからは有料って言いなさい!!」と言われていました。

で生活するために必要な金額と一カ月に受ける事が出来る相談件数を割ってみた時
「こんなに請求するの!!」
って。。。

僕のトレーナー料金は相場よりも高いと思います。
そう言う設定です。
僕の経験を全て売るので基本的には一回完結(3時間)の設定をしています。

トレーナーは専門職である必要はない。
自分が飼っている犬のトレーニングをするのなら飼い主がトレーナーと同じになればいい!
犬をトレーニングするのではなく、飼い主をトレーナーにするための家庭教師になろう!

僕の決意です。

ここからが本題です。
僕の経験や考えを伝える時にはお金をもらおう!!
こう思うようになりました(今朝)。

なんででしょう?
昨日の投稿後からいろんな事を思ったんです。

その中で自分が許せない行動をされた事件を感情に引きづられないように考えてみました。

母と友人がやった行動が怒りの根底にありました。

他にも細々した事はありますが、この二つが全部に共通する事です。

まずは母から。
母は福祉の世界に身を置いています。
そこそこ有名なようで時折研修会の講師として呼ばれる事があります。
荷物持ちとしてついて行った時に取られた母の行動。

僕自身福祉の仕事をしていた時は古武術ブームでした。
例に漏れず僕も本を読み漁っていましたw
古武術介護が使えるわけではなかったのですが、僕は走り回り現場逃亡した子どもを現場に戻す事が得意でした。
「〇〇くんはタカシとならどこに行っても戻ってくる。」
「なんで?」
と世間話をしていた時、母にテクニック的な部分だけをサラッと伝えました。
「その子が少しでも現場に続くルートに意識がいったら、この辺(骨盤付近)をそっち方向に押すんよ」
「こう!(骨盤を前にドン!)」
「ほら前に行ったw」
本当に他愛のない世間話でした。
これを使う事の危険性(肉体と精神)については話す必要もないし母は先生と呼ばれたりする人なのでわかってるやろ?
と僕は甘えていました。

研修会の時に母は研修生相手に骨盤を押したのです。
研修生の興味を引こう。
集中させよう。
と思ってやった事かもしれませんが僕は許せませんでした。

その時代古武術介護が流行っていましたし見栄えが良いテクニックだったという事を加味しても許せませんでした。

このテクニックは簡単に使ってはダメだ!
使うべきではない。

それを世間話程度で知った人間が次の人伝える。
僕の伝えたかった事とは全く違う形で。。。

ゾワっとしました。

冷静に考えてみてください。
相手の骨盤を押すんです!!
その人を平気で傷つける事ができます。

冷静に考えてみてください。
自由に歩く方向を変える事が出来ます。
その人の心を無視出来るんです。

肉体と心を傷つけてしまうテクニックです。

そこを考えさせるために講義で使うならまだしも。。。

研修会が終わった後「今度〇〇さんに使ってみよう!」と聞こえた時のショックは大きかったです。

別に僕が特別で自分しか使えないテクニックだとは言いません。
ただ大学四年間弓道部に所属し人間の重心や十文字・丹田・正中線と言うあるけどわからないものを見ようとしていた経験で使えたテクニックです。

「自分が思っていない方向に歩いていく自分」
この恐怖を与えてしまうテクニックだから簡単には使わないでね!
ってつもりの世間話が僕にしっぺ返ししてきた事件です。

「自分の思っていない方向に自分の考えが進ん行く」
恐怖しかありません。

二つのことを書こうと思っていましたが内容的に同じ事になりそうなので、ここで終わります。

何が言いたかった?
お金をもらう事で話す側に責任がうまれ
「身内やから〜友達やから〜言わんでも理解してくれるやろ」
って言う甘えを無くし、良い面から悪い面まで責任を持つ必要が生まれる。

責任を持ってお金をもらおうと思うようになりました。

長々と駄文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです