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マネたくが好きすぎる

こんばんは、治験のいぬです。
突然ですが、僕はラランドが大好きです。

今日はコンビのマネージャーである、マネたくさんのハナシ。

ラランドは2014年から活動する男女芸人コンビで、
同期にはM1覇者の令和ロマンさんなどがいます。

最近は「お母さんヒス構文」で話題になったのが印象的です。
ああいうお母さん、たまに居ますよね。
僕の母は、昔はヒステリックでしたが、加齢により落ち着きました。

さて、脱線しかけたところで、ラランドのマネたくさんの話です。
ラランドの芸能活動・Youtube活動をサポートしているマネージャーさんが、
時々動画に出てくることがあるんですね。

元々お笑いをやっていた方なので、面白さは折り紙付きです。
ラランドの主役はサーヤさん (ボケ) と ニシダさん (ツッコミ) ですが、
マネたくさんは、この2人に対し、絶妙な距離感で関わります。

時にはサーヤさんに同調したり、ニシダさんの言うことに同調したり。二人のボケを際立てたり。
自ら爆発的に面白いことは言わないし、
普段は裏方の仕事をしているはずなのに、喋らせれば面白い。

しかも、顔が良い・・・勝てない・・・ (僕は愛嬌で勝負するタイプです)

僕は日々、CRCとして裏方の仕事をしています。
医師の周りの”面倒事”を一身に受ける。
治験は研究であり、研究の主役は医師だからです。

医師や患者さんにスポットライトが当たる裏で、
治験に関するルールを細かく確認し、表舞台の
治験がうまくいくように策を張り巡らせます。

普段は黒子ですが、時々医師と患者さんの輪に混ぜてもらうことがあります。

僕は、気の利いたことを言えているだろうか。
最大限配慮できているだろうか。
医師が求める答えを、患者さんが求める答えを、
マネたくさんみたいに軽快に返せているだろうか。

お笑いというハレの舞台から、そんなことを考えたのでした。
マネージャーさんの仕事の性質と、
僕の普段の仕事の性質はとても似ていると感じました。

常にハレ舞台を駆け抜ける芸人さん達はもちろんかっこいいけど、
ケ(日常) の部分を大切に、日々を大切に、
粛々と仕事をして過ごす人もまたかっこいい。

そんな考え方もアリだと思うようになりました。

かつて研究を本気で志し、
いつかは教科書の一文を追加する研究者になれると信じて疑わなかった僕ですが、
気付けば「何者」になるのをやめ、いちCRCとなっていました。

今のこの仕事にはとても満足しています。
治験のデータを適切に集めていくことは、とても大変で緻密な作業ですが、
このデータが使われて新薬が世に出たときには、
ちょっとだけ…本当にちょっとだけ、誇らしい気持ちになれるからです。

自分の小さな仕事が、誰かのためになって、役に立つ。

忘れがちですが、どんな仕事にも
そんな一面があると思います。

一番面白いのは、何も考えずにアタマをカラッポにして楽しむお笑いですよね。
コロナ規制は緩和されつつあるし、ライブに行ってみたいなぁ。

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