見出し画像

所信表明 これから何本かesportsの記事を書きます

 初めまして、イヌ科と申します。
 普段はデュエル・マスターズ、シャドウバースなどカードゲームをプレイしています。
 デュエマにおいては有難いことにお仕事として記事を書かせていただくこともありました。

 今回はこの8月末~9月中旬くらいにかけて、何本かesports関連の記事を執筆するぜ!っていう所信表明の記事です。
 故に記事の中身は何もありません。読んでも僕のお気持ちが知れるだけです。

 さて、まずはなんでカードゲームオタクが全然関係ないesportsの記事を書くの?という話から。
 簡潔に言うと僕の今後やりたいことに向けた調べ学習、及びポートフォリオとして必要だからです。

 僕を知っている方は以前公開したお気持ち公表noteを読んでご存知かもしれませんが、2019年10月時点でうつ病により仕事を休職、そのまま退職しています。
 2年も経てばうつ病はまあまあ回復しましたが、コロナ禍もあり職は一切見つからず、
 2021年8月現在も無職のままです。なんてこった。

 こうして爆誕したカードゲームオタクのニート。
 こんな危機的状況に陥ってものうのうと暮らしてきた僕ですが、ついに自分の将来設計についてちょっとずつ考えるようになりました。ニートなのに将来のことを考えてえらい!

 僕の将来について重要なキーワードは「大阪」と「esports」の2つ。

 「大阪」については家庭の事情です。
 一時はワンチャン東京進出の話も出ていましたが、紆余曲折あり現在住んでいる大阪から離れると色々都合が悪いことになってしまいました。
 ということで就職先は大阪で探したいし、東京の会社から内定が出てもリモートで働かせてくださいと土下座する覚悟です。アイラブオーサカ。

 「esports」、これは今まで競技的にカードゲームに取り組んできた自分と微妙にクロスするワードです。シャドバなんかはまさしくそうですね。

 なぜここで今まで取り組んできたカードゲームではなくesportsなのか。
 その要因となったのは、デュエマにおけるプロ文化の隆盛、そして衰退を見てきたことです。

 始まりは2018年、YouTuberコンビ「フェアリープロジェクト」が株式会社カーナベルからのスポンサードを受け、プロカードゲーマーとしての活動を始めたこと。
 会社からスポンサードを受ける"プロカードゲーマー"。MTG界隈でしか聞くことのなかったこの響きに当時大きく盛り上がった記憶があります。

 その後、デュエマプロをスポンサードする企業はカードラッシュを運営する株式会社RUSH、同名のカードショップを運営する株式会社NextPro、富山の地から独自に選手を発掘するコンプオフが参入。
 2019年10月にはカーナベルさんによって初のプロが集まるイベント、「DUELMASTERS PRO LEAGUE」が開催されるなど、
 デュエマにおけるプロ文化はこれからどんどん盛り上がりを見せていく……。

 と思われましたが、その盛り上がりはゆっくりと衰退していきました。
 大きな原因はやはり2020年初頭、今では未曽有の大災害となってしまった新型コロナウィルスによるものでしょう。
 特に人と人との対面を要するTCGは大きな打撃を受け、大会が開かれてプロが活躍する…という流れの大元である大会自体が開かれなくなってしまったのです。
 一応リモートデュエルという代替措置ができたものの、「デッキカットを自分自身の手で行う必要がある」ことによって競技性が担保されないことがネックに。
 何よりも競技性を重んじるプロプレイヤーたちの活躍の場としては相応しいものではありませんでした。

 現在の状況はというと、プロリーグ開催当時12人いたプロプレイヤーは7人まで減ってしまいました。
 彼らの活動内容というのも自社ブログや有料noteによる攻略記事を上げるのみ。(CardRushPros所属のdottoプロはYouTubeチャンネル「けみくろ放送局」のメンバーシップを利用し独自の攻略情報をアップしているようです)
 僕らが夢見たプロ同士がしのぎを削り合う光景というのは、新型コロナが落ち着くことによって競技シーンが戻ってこない限り見ることはできないでしょう。

 現在の状況についてはflat-氏も別の切り口から考察動画を出しています。

 この一連の流れ、僕はどうも歯がゆい思いで見ていました。
 僕はゲームをプレイすることも好きですが、それと同じくらいゲームを見ることも大好き。それがプロに代表されるトッププレイヤー同士の試合となればなおさらです。
 時代の最先端を行くデッキ選択に常人なら辿り着けないようなプレイング、そして試合をひっくり返すトップドローに湧き上がる……そんな文化がもう1度デュエマに戻ってきてほしいと思うわけです。

 さて、ここで僕の話に戻ってくるのですが、なぜ「esports」なのか。
 それは"プロ文化""観戦文化"この2点においてデュエマよりも数段先を行く文化を持っていると感じたからです。
 多数存在するプロチームやプロプレイヤー、トップチームやトップストリーマーの華麗なプレイ、試合の結果に一喜一憂する視聴者。
 それはまさしく2019年初頭、プロ文化が盛り上がり始めたデュエマ界隈が手に入れたかったものに違いありません。
 がむしゃらにプロ文化を作り上げてきたデュエマ界隈に一体何が足りなかったのか……それに辿り着く近道として、esportsという文化は研究するにうってつけというわけです。

 大会運営なんかを共にした友人たちもいい歳なので(?)どんどん就職していっているわけですが、
 カードゲーム業界に就職したという話は聞けどesports業界に就職したという例はあまり聞いたことがありません。
 友人たちとは別の角度でデュエマを盛り上げる、ひいてはゲーム観戦文化そのものを盛り上げていくためには、カードゲーム業界ではなくesports業界のほうがいいんじゃないのか…と考え、
 現在就職に向けていろいろ情報を集めているというところです。

 そこで、デュエマ時代に培ったライターとしてのスキル、ノウハウは無駄にしたくないと考え、
 就職に向けて集めている情報をまとめた記事をいくつか発信、それをまとめてポートフォリオにして就職活動に生かそうと思い至り、筆を執った次第です。

 ということで最初に書いた通り、これからesportsの記事を何本か上げます。何を何本上げるかとかは全くの未定なので気の赴くままに。
 デュエマで僕のことを知ってくれている人も、すでにesportsの知見がある方も、目に留まったなら読んでいただけると幸いです。
 しばらく真面目な記事が続くと思いますがそこまで肩肘張らず、気楽に読めるような記事を目指していきます。どうぞよしなに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?