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愛犬のために、ときには器を使わない

\犬と人の暮らし/をサポート、
いぬひとパッカウスです。

人が食べ物を器に盛って食べるように
なったのは果たしていつからでしょうか。

『図解 食の歴史』に掲載されている
食材と調理の歴史によると、
炭火を利用し始めた頃より土器を調理に
用いるようになったそうです。
想像ですが、炭火をみんなで囲んで調理し、
それを取り分けてみんなで食べる際に、器を
用いるようになったのでないでしょうか。
器の歴史を辿ると本当に奥が深そうです。

そんな器ですが、犬にご飯をあげる時も
器を使って与える方が多いと思います。
私もそうでした。
何の疑いもなく器で与えていました。

しかし犬にとってご飯を食べるとき、
器は本当に必要なのでしょうか?

器にも長い歴史があるように、犬と人にも
長い歴史があります。

かつて犬は狩りの友であり、特に日本では
家や家畜を守る番犬でした。
しかし現在は、犬は家族の一員となって、
室内で飼う家庭が増えています。
(コング株式会社HPより抜粋)

室内で大切に飼われている一方で、
家の中で共に過ごす時間が増えたからこそ
多くの犬は刺激が減ることで退屈となって
しまっています。
また室内での犬の行動が、飼い主さんに
とって悩みとなることもあります。

それは例えば犬本来の狩猟本能から、
家にあるものを噛んでしまったり、
壊してしまったりという行動。
でもこれは以前書いたnote
『愛犬のために、捨てる』
にも書きましたが、
犬本来の生まれ持った行動です。

これを満たしてあげないと、
ストレスや欲求不満が溜まってしまいます。

犬のストレス発散や犬に刺激を与えるために
様々なアプローチがありますが、
そのなかでも

犬にご飯をあげるとき、
器を使うのをやめてみる

この方法はシンプルで日常に取り入れやすい
のではないでしょうか。

アイコンタクトやシット、ダウンそして
リコールなど、トレーニングをしながら
少しずつご飯をあげることで、そのご飯が
ご褒美にもなります。

またお留守番や、ブラッシングなどのケアを
嫌がる犬に、コングなどフードを詰める
ことができる玩具を使ってあげると、
お留守番やケアをする時間が犬にとって、
とても楽しい時間になります!

しかし一方で、犬が器からでもご飯が
食べれるようにすることも大切です。
例えば病院やホテルでの預かりや、私たち
人間の都合でゆっくりご飯をあげる時間が
ない、など

器でご飯をあげるしかない

という状況は必ずあります。

その状況に陥ったとき、お皿でご飯を与える
機会や経験が元々ないと、犬によっては
ご飯を食べようとしないこともあります。

器はそもそも犬には必要ないのでは、
と提議しましたが、

器を使うことを全くやめるのではなく
器を使わずにご飯を食べる機会を
1日の中で何度か作ってみてください。

\犬と人の暮らし/のなかで犬がストレス
なく暮らすためには犬に様々な経験を
させることが大切です。

このことについてはまた別の機会にお話し
できればと思います。

もう先月の話になってしまうのですが…
9月の某日に、
コング株式会社さん主催の、
How to use KONG (R)セミナーへ
参加しました。

このセミナーにて、
犬への食事の与え方について
考えるキッカケとなりました!
ありがとうございました。

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