ベーシックインカムを実施しないと人が死ぬ
イントロが長いと感じるかもしれませんが、日本国民の皆さんにとって非常に大事なことなので、しばらくお付き合いください。
安さを売りにしているお店ってたくさんありますよね。
例えば飲食店で言えばハンバーガー屋さん、牛丼屋さん、ファミリーレストランなどなど。
サービス業で言えばコンビニ、カラオケ、1000円カットなどなど。
大手チェーン店の話です。
Q. こういう安さを売りにしているお店で働いているのは誰ですか?
A. 貧乏で生活に困っている人ですよね。
Q. そこで働いている皆さんは誰のために働いているのですか?
A. 自分の生活のためですよね。
生活に困っていない人の多くはこういう安さを売りにしているお店で働こうとはしませんよね。
もちろん、ハンバーガーを作るのが大好きだとか、コンビニに来るお客さんの笑顔を見るのがたまらなく好きだとか、それだけのために働いているお金持ちがゼロだとは言いません。
しかし、僕の知っているお金持ちの多くは自分の好きなことをやっています。その好きなことでお金を稼いでいます。お金を稼ぐのが趣味のお金持ちはもっと効率よく稼いでいます。
安さを売りにしているハンバーガーショップで働いている人の多くは、必ずしもハンバーガーを作るのが好きなわけではなく、生活に困っているから仕方なくハンバーガーを作って生計を立てているというのが現状なのです。
ただ、僕がハンバーガーを食べるなら、ハンバーガーを愛している人のハンバーガーをうめぇうめぇ!って言いながら食べたいです。できるだけ安く。
僕が気持ちよく歌を歌うなら、設備がしっかりした接客大好きな店員さんがいるカラオケ店で大音量で下手な粉雪を熱唱したいです。できるだけ安く。
しかし、ものやサービスを安く提供するためには、ものを安く仕入れて、安く使える人を雇うしかないのです。
(僕はそういうところで働きたくない)
「給料上げてくれ!その上、ものやサービスはもっと安く提供してくれ!」ってのは、成り立つわけないじゃないですか。
だから僕は安いものやサービスを諦めますよ。ベーシックインカムが実現されるのであれば。
つまり、これらの問題を一気に解決するのがベーシックインカムなのです。
全ての日本国民に月額8万円支払われます。
(支給額については議論しましょう)
ベーシックインカムが実施されると、死なないために働く必要がなくなります。
月額8万円のベーシックインカムが実施された場合の内訳の例を挙げると、
家賃3万円、食費3万円、水道光熱費1万円、スマホ、ネット代1万円のようなイメージです。家賃2万円なら他に1万円回せますね。
そうなるとあなたの生活はどう変わるでしょうか。生活するだけのお金は何もしなくても毎月入ってくるのだから、毎日寝て過ごそう、好きなことをしよう、今までできなかったことをしよう、人の笑顔を見るための仕事をしよう、そういう気持ちになりそうではないですか?
これが、僕がベーシックインカムを実現すべきだと思う理由のひとつです。
今よりも生きるのが楽になるし、偉そうな上司に気を使う必要もなくなるし、生きているのがとにかく楽しくなるわけです。
文字通り生き生きとした人生を歩めるわけです。
ここまで読んでくれた方に最も伝えたいことなのですが、僕がベーシックインカムを実現すべきだと思う最大の理由はこれです。
ベーシックインカムを実現しないと死者と犯罪者がめちゃくちゃ増える
単純労働の自動化とか、AIの進化とかがその一因になるのですが、こういった技術の進化は誰にも止められません。
なぜなら、それを好きで研究している人たちがいるからです。
好きの力は絶大です。
そこで3つの選択肢が現れます。
1. みんなが現状のまま生きるために労働環境へのAI参入を阻止する
2. 近い将来AIの恩恵を受けて一人勝ちする経営者から税金を集めてそれを再分配してみんなで幸せに暮らす
3. 働けるところがないから死ぬ
という3つの選択肢を突きつけられます。
近い将来。
生活保護をバカにしたり叩いたりする人って多いですよね。
おそらく、我が国では犯罪者と死者が一定数増えるまでベーシックインカムを実現する方向にはいかないんだろうなと。残念です。
要するに貧乏人は死ねって言われてんだよ。
むちゃくちゃな話だろ。
僕ら日本国民が不幸を避けるためには『働かざるもの食うべからず』という奴隷根性を、古い固定観念を捨てるべきです。
そして、労働とは何なのか?ライン工で思考停止したまま手を動かすだけの仕事が労働と言えるのだろうか?誰の役に立っているのか?ということを今一度考え直す必要があるでしょう。
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