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このマンガ、映像化してほしい!『ヒマチの嬢王』

今回はkayserが担当します。「このマンガ、映像化してほしい!」企画の第8弾。取り上げるマンガは『ヒマチの嬢王』です。

マンガ『ヒマチの嬢王』とは

『ヒマチの嬢王』は、小学館のWEBコミックサイト「裏サンデー」にて連載中のマンガです。この「裏サンデー」のマンガは「マンガワン」でも無料で読むことができます。

原作は茅原クレセ「マンガワン」の投稿トーナメントをきっかけに『ヒマチの嬢王』の連載がスタートしました。歌舞伎町の元No.1キャバ嬢アヤネが、実家の鳥取で全国1位のキャバクラ店を目指す物語です。

茅原クレセは、なんと元キャバ嬢という経歴の持ち主。マンガ家を目指すために上京した際に、生活費を稼ぐため働いていたとのこと。しかし、これがマンガのネタへと繋がっていきます。連載とは別にSNSでキャバクラにまつわるマンガも投稿しており、これが話題に。

これまでキャバクラを舞台としたコンテンツはマンガのみならず多数ありましたが、本作はそのどれとも違います。自身の経験も踏まえ、キャバクラのリアルと楽しみ方を教えてくれる作品です。

マンガ『ヒマチの嬢王』あらすじ

主人公の一条アヤネは元歌舞伎町のNo.1キャバ嬢。2日間のバースデーイベントで1億売り上げた伝説を持っています。そんなアヤネですが、都会に疲れ、実家がある鳥取県米子市朝日町(ヒマチ)へ戻っていました。

しかし、働かずにいたところ、スナックを経営する母から一喝され手伝うことに。歌舞伎町で鍛え上げられたその実力は本物で、一晩で3ヶ月分の売り上げをたたき出します。そこへ、元彼でキャバクラを経営する同級生のジュンが現れるのでした。

旧友のユリナのため、エスコートとしてジュンの店を手伝うことになるアヤネ。これまでの経験と知識をもとに地元を盛り上げ、全国1位のキャバクラ店を目指すことになるアヤネとその仲間たちの物語です。

こんな風に映像化してほしい!

この『ヒマチの嬢王』は、これまでのキャバクラものとはだいぶ異なっています。女同士のマウントやお客の取り合い枕営業などといった過激な内容のものが多いなか、本作は作者が経験者ということもあり、リアルでビジネスよりの内容に。

また、キャバクラ漫画というとどうしてもターゲットは男性と考えがちですが、本作は男女ともに楽しめる作品です。ということを考えると、よりリアルな作品という意味では実写化に向いていると思われます。

コミックスもすでに14巻も発売されているので、長いスパンで制作されることが望ましいでしょう。結果、実写の連続ドラマが最もふさわしいといえます。

そうなると重要なのは、主人公を誰が演じるかということ。キャバクラで働いていても違和感なく、さらに経営的なセンスも感じられる、そんな女優がふさわしいでしょう。また、男女ともに好感度があればさらに望ましいでしょうね!

ここだけはおさえてポイント!

キャスティングとロケーション

『ヒマチの嬢王』は原作漫画が非常によくできており、かつ実写に向いている作品です。ドラマ部分は原作に近い形で進めることができると考えられます。

一番の問題は、やはり主役のキャスティング。主人公のアヤネのキャラクターは、美しくて頭も切れる女性です。このアヤネを誰が演じるのかというのが最大のポイントとなるでしょう。何しろ、キャバ嬢時代に2日間で1億も稼いだ伝説のキャバ嬢ですから。

また、本作の舞台は鳥取県の米子市朝日町という実在する場所となっています。こういう風に具体的になっている場合は、できる限り、舞台と同じ場所で撮影できることがいいですね。

作品にリアリティが増すだけでなく、町おこしにもなり得るからです。ただし、その町の全面協力が必要になってきますが。

登場人物紹介とイメージキャスト

一条アヤネ

元歌舞伎町No.1キャバ嬢。鳥取県米子市朝日町出身。高校卒業後、上京し歌舞伎町のキャバクラで働いてたが、都会に嫌気がさし、実家に戻ることに。そこで働きもせず過ごしていたところ、ひょんなことから同級生のキャバクラを手伝うことになります。

イメージキャスト:二階堂ふみ

ジュン

アヤネやユカリの同級生。地元でキャバクラの店長に。東京から戻っていたアヤネを自分の店にスカウトしますが断られてしまいます。結局、アヤネにこき使われてしまう上に店長の座も奪われることに。

イメージキャスト:戸塚純貴

生田ユカリ

アヤカとジュンの同級生。農家の娘。スーパーレジ打ちをしていたところ、アヤネと再会し、家族のためにジュンの店で働きだします。おっちょこちょいですが、天然系のふんわり女子で、メキメキとキャバ嬢として成長していくことに。

イメージキャスト:奈緒

ミライ

アヤネのお店の隣にオープンしたキャバクラのキャスト。母親の代からヒマチ中に顔が広く、ミライの一言でいろんな人が動くことも。

イメージキャスト:馬場ふみか

アヤネの母

アヤネの母は、地元でスナックを経営している。アヤネも最初は手伝わせるつもりだった。アヤネの人生のよき先輩でもある。

イメージキャスト:余貴美子

まとめ

これまでのキャバクラコンテンツのイメージを覆し、お仕事漫画としても楽しめるのが『ヒマチの嬢王』男女問わず楽しめて、こんな世の中を生きる明日への活力となる作品です。ぜひテレビドラマ化されることを願って!

kayser


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