#こどもギフト

https://readyfor.jp/lp/kodomogift/index.html

拡散、支援してくださったみなさまのおかげで全て目標額に達成しました。

本当に本当に本当にありがとうございます。

各プロジェクトに寄せられた応援コメントを読ませていただいていますが、本当にたくさんの人が子どものことを想っているんだなと伝わってきて、綺麗事じゃなくこの世は捨てたもんじゃないと感じています。

必ずその気持ちは子ども達に伝わることと思います。

今、さらにネクストゴールを設定して１２月２５日まで走り続けようと思っています。そしてその「成功したよ！」という実績をもって第２弾、第３弾と支援が必要な団体、施設にクラウドファンディングできればと思っています。「あそこの団体、社会的養護が必要な子どものために動いているけど確かお金がないっていってたっけ……」なんて心当たりのある方は是非こちらの取り組みをご案内いただければと思います。

さて今回、私はある程度「売名とか偽善とか言われるだろうな」と覚悟をしてこのこどもギフトを走らせました。

しかし、驚いたことに全くそういった声が聞こえてきません。ネット上をエゴサーチしてチェックしているわけでもないので、どこかで書かれているかもしれませんが、私の元にそんなコメントは寄せられませんでした。

これまで芸能活動をしている人がこういう動きをするとついて回ってきた「売名・偽善って言われる問題」でありますが知る限りなかったことをここに書いておこうと思います。

これ、めちゃくちゃ嬉しいんですよ。

私は著名な人がこういう寄付を呼びかけたりすることはすっごく大事だと思っている派です。

というのも私の影響力は微々たるものですが、私よりもっともっと影響力のある人が「こういった活動してますよ」とやったならその影響力は計り知れません。そしてそれは日本に寄付文化が根付くために必要なことだと思っています。私自身チャリティ文化が根付いている海外の人に影響を受けているところは多々ありますから。そうやって誰かが動いてる姿を見ていないとイメージもなかなかできませんし。

でも、まだまだ芸能界では「偽善と叩かれるかな」と思って尻込みしてしまう空気は確実にあります。せっかくの何かやろうと思う気持ちが偽善という言葉で摘まれるのってもったいなすぎる。

そして寄付をしたと公言すると叩かれてしまう世の中でもあります。

「寄付は黙ってやれ」ってリプライが必ずぶら下がりますが、果たしてそうなのでしょうか？　その人のフォロワーが「あ、この人こんなところに寄付をしたのか」と影響を受けてさらなる寄付が増えるかもしれない。黙ってても寄付をするこという行動は尊く誰かを幸せな気持ちにするものだけど、公言したなら更に輪が広がる。本当の目的、例えば「心に傷を負った子どもにカウンセリングを」と思うなら輪が広がるに越したことはありません。広がった分たくさんの子どもがケアされるんですから。

著名な人には知名度という武器があり、私はこういったチャリティに関する活動にその武器はとても有効だと思っています。

誰かのことを偽善と切り捨てるのはめっちゃ簡単です。そして気持ちいいです。魔法の言葉だと思います、それっぽく聞こえますし、マウントも取れる。私も斜に構えていた頃、呼びかけている人の気持ちを理解しようともせずただマウントを取りたいがために「偽善っしょ」とか言ってました。

でも私は、その気持ち良さと引き換えに寄付文化を一つ摘み取っていたのでしょう。最悪です。

もちろん中には詐欺のような団体もあるし、悪事をごまかすための小さな善というケースもあります、それらは審査され糾弾されてしかるべき。

でも、例えば芸能人が個人的に500万寄付したよと呟いた時に「黙ってやれよ」とバッシングして次からその人が寄付をやめてしまうように誘導するより「いいね！」と賛同してもっとどんどん出してもらった方が良いと思ってたりします。「いいね！」と言われる社会ならみんなどんどん公言するだろうし、そうなったらその影響力はすごいことになると思うんです。それは著名な人だけじゃなくて「あ、寄付したんだ！いいね！」って一般の人も言い合える社会。

それは何か支援したいと思ってる人が、支援が必要なところに届けられる社会。

で、今回やってみてバッシングが私に届いてこなくて「あ、そういう社会になってきてるんだ！」って嬉しくなったんです。同じ気持ちの人いっぱいいるんだろうなって。

というわけで私は今本当に嬉しいわけですが、今後更によりよくなりますよう願っております。

こどもギフトも引き続きやっていきますのでどうか見守ってください。