シトウレイ×犬山紙子 往復書簡VOL4

親愛なるレイさま

夏終わりましたねえ。
せっかちな私は6月に海やらプールやら行って、本番の夏はクーラーの元で過ごすというやり方をしてました。
夏の終わりはどことなく物悲しく、それは夏休みの終わりを悲しんだ子供の頃の自分の気持ちなんだろうけど、案外思春期に見たエヴァンゲリオンのイメージにも安直に左右されている気もします。
今物悲しいのは確かで、でも何に焦ってるんだと言えば「真夏じゃないと着られない服を着たおさなければ」みたいなことなので、やっぱり私は煩悩に支配されているのです。

レイさんのお友達のエピソードを聞いて、個人的に「ヘビー」である歯医者でチュイイイインってされてる時に「いえーい、好き好きこの痛いやつ好き」ってとりあえずポジティブに思って乗り越えてみました。全然歯医者好きじゃないけど、好き好きって思ってたらいつか本当にこれが好きになったら面白いなあとか思ったり。

筋肉。
筋肉を鍛えるようになってからというものの、へし折られていた自己肯定感が復活しています。

妊娠出産でついた肉をどうにか肯定しようと自分なりに「浮き輪のようについたこの腹回りの肉もその役割を考えたらチャーミング」「つげ義春の描く女の裸みたい、私の体名画」「カーヴィな体になったんだからこれまで似合わなかったセクシーな服が似合うのでは?」とか肯定しようと頑張ったけど、こればっかりは好みなんですね。
私がどういう体系が好きなのかに尽きる。
丸みを帯びた体が好きなんだったらなんも問題がなかったんだけど。

私の好みはさっぱりした少年のような体。
胸も小さいところが気に入ってたし(気に入ってるくせに昔貧乳だからとか言って自虐かましてたのダサかった)
筋肉質なのも気に入ってたし
お腹に肉がついていなかったのも気に入ってた。

この好みは世間の「やせている方が美しい」という価値観のせい? とも葛藤したなあ。
影響はどこかで絶対あるけど、ぽっちゃりしてる人を見て「美しい」って素直に思うから、やっぱり自分の体系はこうでありたいって好みなんだと思う。

だから、いくら自分の中で理屈をねるねるねるねしても全然ラチがあかない。だったら体鍛えた方が早いんではってなったのです。私が好きな人たち(レイさんも)鍛えてるし!

でも、多分最強は「どんな体の自分も好き」状態なんだと思う。
レイさんの夫LOVEのくだり、きゅんってなったけど、私も夫超LOVE。
夫だったらどんな体でも好き、それくらい自分のことも好きって思いたい。

でも、今の私のメンタルレベルじゃ到達できなくて、そのためにも今自己肯定感バシバシ高めるの大事なんだなあなんて思ったりしてる。

でもほんと筋トレ始めてまだ1ヶ月しか経ってないのに、気分が良く胸を張って歩ける感じ。
無理なダイエットで昔やせた時は「まだまだダメだ」って気持ちしかなくて全然胸張って歩けなかったなあ。

レイさんのワークアウトの話も聞きたい!
だってお互いスーパーインドアだったじゃないですか、私は自己肯定感がキーワードだけどレイさんがなんでワークアウト始めたのか気になる!
そしてどんな変化があったのか。

いぬやま

PS このあいだの耳たぶにグリッター塗るの可愛すぎた! 金属アレルギーの私からすると最高のアイディア! さっそく真似してお出かけしましたイエイ。

#筋トレ
#fashion
#身体
#Women
#gender

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犬山紙子

シトウレイ×犬山紙子 往復書簡

ファッションフォトグラファー、ジャーナリストのシトウレイさんと、ファッションや仕事やプライベートで感じたことを綴っていきます。
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