仔犬と聴診器

出来れば病気になる前に・・・

病気になった愛犬の相談を良く受ける。

獣医に掛かってすぐに良くなるものであれば相談も無いが、獣医に掛かっているのに症状が治まらないケースに相談が多い。

何の病気もそうなのだろうが、体が困るような食事を与えていなければ大きな病気にもなる事は無いだろう。遺伝性疾患だって親の時代から(またはもっと前から)きちんとした食事を与えられていればそういう病気も出づらいのではないかと思う。

食事と言っても人間でさえまともな食事を摂れている人は少ないのではないかと思う。
冷凍食品やお惣菜、手軽にできるレトルトなど・・・。
はたまたコンビニに行けば、お腹を満たすための食事はすぐに手に入る。
そして大抵、そういう食事はレンジでチンだ。

犬の場合は、ドライフードが主体だ。
でも、あの丸い粒の中にどんなものが使われているのか?どんな工程で作られているのか?どんな保管状態なのか?を考えてみた人はいるだろうか?
(考えて調べた方はそれなりの行動を取られているはずだ)

ドッグフードは「総合栄養食で、完璧」ならば、現代の犬達に病気が多いのは何故だろう?
そして、病院に掛かって薬を飲ませても再発するのは何故だろう?

私は、体が困ってしまう食事を毎日摂りつづけた結果、DNAが誤作動を起してしまっているのではないか?と思っている。
病気の犬は、体が喜ぶ食事を嫌がる傾向にある。
本来ならばその方が体には良いはずなのに、悪くなった体はそれらを拒否し、そこまで悪くなる為に摂りつづけたであろう食事を要求しているように思えるからだ。

体が困る食事を摂り続け、病気になればすぐに薬、その他にも現代社会が生み出した自然界には存在しないものが私たちの周りには溢れている。
その中で生きなければいけなにだからある程度は受け入れなければならない。

一番の問題は、何の疑問も持たずにそれらの物の中で生活をすることだと思う。

確かな栄養は、お腹を満たす食事では無い事。
溜まった毒素は解毒しなければならない事。
そして、誤作動を起こしたDNAの修復をしていく事。

病気になるその前に・・・。
この事に気がつけることが重要で日々の生活に取りいれなければいけないのだと思う。

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