note凛

プロとしての仕事を考える

プロとは提供したサービスに対価を頂く事。

当たり前だが、提供するサービスの質は対価を頂くべき価値に見合うものでなければならないと思う。
私の場合提供するサービスは、「犬をキレイに洗ってお客様のご希望のスタイルにカットをする事」だ。
もちろん、対価を頂くお客様のご希望に応えるだけの技術も経験も無ければならないが、それだけでは無いと考えている。

例えば、ブラッシングが出来ないのに被毛を長くしたいという場合や、普段のお手入がしづらい場合にお客様のご希望を叶えつつ、手入れ時間の短縮や犬に負担のかからないカットの提案をすることもプロとしての仕事だと考えている。

私にだって駆け出しの頃があり、そういう提案がすんなり出来なかった時代ももちろんあった。
しかし、お客様に真剣に向き合う事で見えてくる色々な場面や状況に対応しなければならない事を多く経験する中で引き出しが多くなったのは事実である。

お客様は犬を初めて迎えた方も多い。
犬と暮らす時、ほんの少しのアドバイスで人間も犬も楽に過ごしてもらうことが出来ると思っている。
例えば、犬に与える食事や躾の面でもアドバイスが出来ると思っているし、私にはそれを提供できるだけの経験も技術もあると自負している。

だが、実際他店では担当トリマーと直接話が出来ない事も多くあるようだし経験が浅いトリマーでは満足のいくアドバイスがもらえない事も多いのだと思う。

「トリマーは飼い主様の一番近くにいる相談者」だと私自身は考える。

付加価値があるのは飼い主様にも嬉しい事だし、経験豊富なトリマーは高品質の付加価値を提供出来る。

プロとして仕事をする時、提供するサービス以外の付加価値を含めた全ての事がぶれる事なく1本筋が通っている・・・。
そんな人間になりたいと思うし、そうあるべきだと考える。

#トリマー #プロフェッショナル #目指すもの #同じお金を払うなら #付加価値があった方が良い



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