23 ラップグラフで予想
ラップグラフ
・ベースは加速型の持続力勝負。
・後傾ラップになりやすく基本は前有利。
・好位を楽に取れる競馬センスの高い馬から。
気になる馬
ガイアフォース
同舞台のセントライト記念(2:11.8)を快勝。前走マイルG1だったので、今回は追走が楽に。高いポジションから切れる脚を発揮してくれるはず。
ジェラルディーナ
前年のオールカマーから本格化。牡馬混合G1の常連にまで成長した。このところ後方に構える競馬が続いているが、今回のペースなら比較的前につけられるはず。
エヒト
同舞台のAJCC(2:13.5)では、インベタのノースブリッジを大外から強襲して0.1差の2着。AJCCよりもペースは流れそうなので、この馬の差し脚が生きる展開になれば。
アラタ
決め手がなく重賞タイトルに届いていないものの、競馬センスが高く相手なりに走るタイプ。このオッズ(前日13人気)なら抑えておきたい。
本命
タイトルホルダー
スタート速い、競馬センス高い、持続力最強。言うまでもなく絶対能力は最上位。何頭か強い馬はいるし、軽めの追い切りで8分仕上げに見えるが、フットワークは軽やかで好印象。1戦1戦全力を尽くす馬なので、かえって休み明けの方が走ると思う。
おわりに
タイトルホルダーがレコードで勝利した前年の宝塚記念。あの日のタイトルホルダーは、過去の名馬に比肩するだけのパフォーマンスを見せ、永遠に語り継がれるべき神話の入口に立っていました。
しかし、続く凱旋門賞と有馬記念で大敗。今年の春天では競争中止。期待されたほどの活躍を見せることはできず、ボタンを掛け違えたままターフを去った同世代のライバル、エフフォーリアの軌跡をなぞるかのような、苦しい闘いを続けています。
タイトルホルダーの低迷を吹き飛ばし、あまりある話題を競馬界に提供しているのが、天才・イクイノックス。海外を含むG1を4勝と、実績ではすでにタイトルホルダーを追い抜きました。
しかし、あの瞬間のタイトルホルダーの輝きは、ここまでイクイノックスが見せた走りよりも、眩しく焼き付いています。「現役最強」の称号を取り戻すべく挑む秋初戦。天才への挑戦権を得るために、ここは通過点としてほしい一戦です。
(ᐡ`•ﻌ•´ᐡ)イクゾ!!
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