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セントライト記念 23 ふりかえり(素質馬レーベンスティール開花!)


ラップグラフ

集計:12~22セントライト記念(中山開催)10戦

・前半1000mは1:00.1と引き締まった流れだが、中盤すぎに大きく緩み、終盤には従来よりも瞬発力を問われる形となった。

・ラスト1Fが上部に突き抜ける加速ラップ。勝ち馬にはまだ余力あり

1着 レーベンスティール

 スタート普通に出て、内枠を利して自然に6番手に収まる。先行集団を眺めながらじっくりと脚を溜め、4角で進出開始。外から大きく壁を交わして直線へ。あっという間に前列に並びかけ、ステッキが入ってさらに加速。追いすがる皐月賞馬をまったく寄せ付けずの完勝だった。

 母父が伝説の名馬トウカイテイオーで、ルックスもよく似ていることから、古い競馬ファンの注目を集める期待馬が、キャリア6戦目で重賞を勝利。勇躍、G1の舞台へ!!

 競馬センスの高い好位差しの脚質で、毎レース上り最速の末脚を披露。今回もレース上り3Fが11.7-11.7-.11.0という加速ラップを突き抜けていることから、世代屈指の脚力を証明した。

 これだけの切れ味を持っていると、スタミナよりもスピードが勝っている印象で、かえって長距離の菊花賞は不向きな気もするが、血統的には、母系にリアルシャダイ(ライスシャワーの父)やニジンスキー直仔のキングオブダービーの血が流れていることから、スタミナの補強はされていると見る。

 阪神と違い、京都の3000mであれば直線の末脚比べになりやすい。チャンスはある。祖父トウカイテイオーが出走できなかった菊花賞で、初のG1タイトル奪取という、悲願のシナリオを描き切ってほしい!

2着 ソールオリエンス

 スタート普通に出るも、外枠ということもあって前には行かず、馬なりで中団後方へ。流れに関係なくゆったりと追走していく。3角から進出開始。全体が加速する区画を、大外からグングンと上がって来る脚力は、さすがにG1馬。しかし、直線を向いてからは勝ち馬と脚色が揃ってしまい、2着までだった。

 本番を意識した追走と仕掛けで、負けて強しと思わせる内容。ただし、日本ダービーで露呈した、馬群に包まれるといら立ってしまう弱点が、修正されたかどうか確認することができなかった。

 血統的にはサドラー・レインボークエストと、こちらもスタミナの補強はされていると見るが、これまで馬群で我慢させる経験に乏しいことから、菊花賞ということではやや不安を感じている。

おすすめ馬の結果

ドゥラエレーデ

 馬券外 。゚(´つω•`。)゚。ウッウッ

 予想通りに果敢な逃げを打ったものの、直線で沈んでしまいました。おとなしく推し馬のレーベンスティールを本命にしておけばよかった・・・。



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 メジロマックイーン対トウカイテイオーの天皇賞・春が、競馬に関する最初の記憶。母がテレビ観戦しているところを、興味なく横目で見ていた。レース後、母は嘆いていたから、トウカイテイオーを応援して馬券を外したらしい。

 数年後、ウイニングポストやダビスタに触れ、本格的に競馬に目覚める。ナリタブライアンからディープインパクトまでの時期に熱中。一番好きな馬はヒシミラクル。2022年には牧場まで出向き、十数年越しに初めての対面を果たした。

 ディープインパクトの引退と時期を同じくしてプライベートが忙しくなり、しばらく競馬から離れる。それでもオルフェーヴルの凱旋門賞チャレンジは、リアルタイムでテレビ観戦した。

 ウマ娘ブームをきっかけに本格的に競馬に帰還。以後、予想記事を書いたり、血統を調べたり、牧場見学に行ったり、一口馬主になろうとしたりと、競馬が趣味の中心となりつつある。

 犬と馬が好き。

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