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Jクラブのスポンサーになった社長が最初の306日間で経験した7つのこと

「今年はジェフ千葉PERFECT YEARだからな。間違いなく昇格するよ」

そんなありもしない概念を存在する体でうわ言のようにつぶやいていた俺がまさかスポンサーになってしまうなんて――


こちらはジェフユナイテッド市原・千葉 Advent Calendar 2020の参加記事です。

ということでこんばんは。ジェフユナイテッド市原・千葉アシストスポンサーのいぬゆな屋でございます。いま、12月25日の19時44分。今日締め切りだったこと忘れて慌てて書いてます。年末って感じですね。メリクリ。サンタさんは今年もJ1昇格というプレゼントをくれませんでした。世界中の子供達に愛されるサンタクロースも、今年に限っては世界中を飛び回りコロナウイルスを拡散し続ける害悪存在でしかないので誰のところにもプレゼントが届かなければいいのになと思います。みんな、知らないじじいが何を渡してきても、決して受け取るなよ。

さて、タイトルは弊社(いぬゆな屋じゃなくて株式会社SNSコーチ。いぬゆな屋は個人事務所みたいなもんです)のクライアントの京都の人材会社ステージさんのnoteをインスパイアしたものです。ステージさんも今年から京都サンガのアカデミーバススポンサー契約を締結し、めちゃいいことだらけということで本当によかったことです。そう、このようにお客様の露出を確保するのもスポンサーアクティベーションの亜種、いうなればクライアントアクティベーションですね。

ステージさん同様、僕も「Jクラブのスポンサーになるとこんなに良いことがあるよ~~~~!!!!お前らも金出せオラ!!!!!!!!」ということを広く周知すべく、この年の瀬のクソ忙しいときにキーボードをカタカタ叩いています。Jクラブに限らず、スポーツクラブのスポンサードを考えている人は読んでくれよな。俺の享受したスポンサーメリットに再現性があるのかはともかく、企業としてだけじゃなくて個人としてのスポンサードもアリだと思うぜ。

1.仕事がもらえる

シンプルに、払った金より儲かりました。

扱うサービス・商材などにもよりますが、スポンサードを始めたということをSNS等できちんとアピールすれば、スポンサーフィーを上回る売上を確保することは難しくないと感じました。特に知名度のない企業や、立ち上げたばかりのサービスの認知度をブチ上げるのにこんなに適したカネの使い方はないんじゃないでしょうか。スポーツファン、とりわけJリーグのサポーターはクラブに対する忠誠心が高く、スポンサー企業もろとも応援してくれます。これだけ応援してくれる人を獲得するには、普通の広告戦略やってたら100倍とか1000倍かかるんじゃないですかね。知らんけど。

とはいえ、無限にフィーを投下すればそれだけ儲かるかというと当然そんなことはなく、バランスが釣り合う額がどっかにあると思うんで、そこはスポンサードを検討するクラブと相談してください。クラブによってはメニューをカスタマイズしてくれたりするっぽいです。

ジェフにいくら払ってどんな権益をもらえるかっていうのは言わないでねって言われてるんで書けませんが、川崎フロンターレとかFC岐阜はホームページ上にスポンサーメニューを公開してます。ご参考にどうぞ。あー、岐阜のVtuber蹴球夢ちゃんの胸スポンサー200万円かー。検討しよっかな。

2.関係者になれる

やっぱりサポーターとスポンサーでは扱いが変わります。贔屓とかじゃなくて、関係性が違うんですね。別に僕もスポンサーさまじゃぞ道を開けいみたいな感じでいるわけではありませんが、立場が変わるとできること・できないこともまた変わるわけです。

Twitterで盛り上がってなんだかよくわかんねえうちに佐藤勇人とzoom飲みすることになったのもスポンサーになったからだと思います。(他3人みんなそれぞれスポンサー)

もちろん、元レジェンド選手とお近づきになれるかどうかとかは巡り合わせによると思うのでそういうの目当てにスポンサードするのはオススメできませんが、まあそういうこともあるっていう感じですかね。

3.露出が増える

Jクラブの元社長と対談するとかもスポンサーにならなかったらありえなかったでしょう。その他、ホームページにこんな取材をいただいたというのをまとめてます。

これも、スポンサーになれば取材してもらえるっていうわけではないでしょうが、「僕このクラブのスポンサーで、こんな面白い話できるんですがいかがでしょうか?」と適切な媒体に連絡すれば記事化される確率は高いと思います。

4.感謝される

これもクラブによりますが、コンコースの掲示板だったり場内ビジョンだったりにスポンサーロゴが掲出されますので、Twitterに写真アップしていじってくれる人がたくさんいました。「スポンサー」ってやっぱね、なんかすげー感じするじゃないですか。なのでなんかすげーやつ扱いしてもらえます。

5.スポンサーになるにはどうやったらいいんですか?って聞かれる

A.クラブに問い合わせてください

これマジで聞かれるんですけど、基本反社とかじゃなければ問い合わせてカタログもらって金振り込めば誰でもスポンサーになれます。法人じゃないとダメってクラブはあるかも。

っていうか何で俺に聞くんだよっていうのはマジで思う。いま思いついたけど中小企業向けスポンサーアクティベーションの実践方法的なセミナーとか需要あるわけか。やれたらやります。

6.満足感が高まる

自分は元々ジェフサポーターだったわけですが、だったっていうか今もそうなんですが、スポンサーとしての関わり合いもあるということで気持ちとしてはジェフと繋がっている線が太くなったイメージなんですよね。コロナ禍において手拍子で応援しているときの一体感とか、涙が出そうになりました。

7.J1昇格できなかったときの苦しみが1,048,576倍になる

明らかにデメリットとして発現してしまったのがこの効果であります僕の理想の監督はフェリックス・マガトでありユナパのグラウンド1面潰して超絶急な坂を建設したのちに延々そこを往復せよと命ずることのできそうなマガト以外の監督ランキング第一位であるところの尹晶煥監督就任報道が出た瞬間2020シーズンは圧倒的強さを見せつけた上での昇格じゃいガハハと高笑いをした上に新社長就任佐藤勇人CMO就任クラブビジョンであるところのジェフユナイテッドライフの実現10年計画10年目なおその10年間で設定した短期中期目標は何1つとして未達というすべての要素が重なったジェフ千葉PERFECT YEARであり開幕戦速攻先制その後無というザ尹晶煥サッカーを見せつけられた我はなおのこと昇格間違いなしという決意を新たにししかしながらコロナ禍による中段と過密日程はそこそこ名の通った選手はいるジェフにとって決して追い風にはならずあれよあれよと2桁順位そして昇格消滅へなんなんすかこれオブザデッド。

喜びも倍増した分、苦しみも1,048,576倍になってしまうというのは明らかに計算が合いませんが、サッカーというのはそういうものなのでしょう。涙を飲み込みながら前に進んでいこうじゃないか。2021シーズンは4クラブ降格だ。J2脱出が下方向にならないことだけを祈っていこうな。

ほいじゃまた!よいお年を!

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