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「YAH YAH YAH」のテレビ初オンエア30周年がニュースに!

昨日2023年1月13日は、「YAH YAH YAH」が初めてテレビで流れてちょうど30周年だったそうで、ニュース記事にもなって話題沸騰ですね。

リリース30周年!平成のアンセム CHAGE&ASKA「YAH YAH YAH」は令和にも響く

「病まない心で」に「頑張りすぎて弱ってしまった人達への優しさ」を、そして、「一緒に」に「無責任に背中だけ押して見放すような真似はせず、彼らは歌を通して『一緒に』寄り添ってくれる」包容力を、論じてくれているところに、かなりの「YAH YAH YAH」愛を感じますね。

s.e.i.k.oさんのこの記事に影響を受けているのかもしれません。

s.e.i.k.o『意識高い系の言葉は、本当に困っている人の助けに1ミリもならない、という話。』

s.e.i.k.oさんの「YAH YAH YAH」記事は、たまに読み返すほどお気に入りです。

振り返って見れば、「YAH YAH YAH」は、1993年1月13日にテレビドラマ『振り返れば奴がいる』で初オンエアだったんですね。
私は、その日のオンエアは、見てなくて、翌日、学校で友人から「CHAGE and ASKAの新曲、すごいよ。これ、絶対買う。ドラマは見なくても主題歌だけは1回聴いてみる価値がある!」と言われたことを鮮明に覚えています。

もちろん、翌週1月20日の『振り返れば奴がいる』で「YAH YAH YAH」を聴いて、これは大ヒットだわ、と感嘆しました。

あれから30年。今でも常々話題に上る「YAH YAH YAH」の威力、すさまじいですね。

「YAH YAH YAH」は、去年も古館伊知郎さんがYouTubeチャンネルでASKAさんと対談し、テレビ番組『MJ』の物議企画『CHAGE&ASKAは現代の演歌なのか!?』の真相がニュース記事になって、大きな話題となりました。

5:34頃~

これまでは、チャゲアスファンには周知の事実でも、世間にはあまり知られていなかった情報だけに、『CHAGE&ASKAは現代の演歌なのか!?』を企画したのが秋元康さんと全国に知れ渡って、驚いた人も多いようです。

お笑いコンビの爆笑問題は、ラジオ番組でも取り上げたそうです。ASKAさんと秋元康さんがリング上で対戦すれば、ASKAさんが「YAH YAH YAH」と殴りに行ったところを秋元さんが「川の流れのように」かわして、いい勝負になる、とか盛り上がっていたようです。

そんな話を聴いてしまうと、Cメロの「首にかかったTシャツを脱ぐように」パンチを繰り出すところは、ASKAさんが秋元さんの顔面に右ストレートを叩き込み、「胸にしまった季節を抱くように」のところでは、ふらついた秋元さんの顎にASKAさんが胸元から左アッパーをぶち込み、KOする映像しか浮かんできません。

MJ騒動の経緯を振り返ると、1992年10月14日に古館伊知郎さん司会の音楽番組『MJ』で秋元康さん発案の企画『CHAGE&ASKAは現代の演歌なのか!?』を放送。「SAY YES」を演歌風にアレンジして演歌歌手の小金沢昇司さんに歌わせ、演歌だと結論付けるような内容でした。

それをロンドンで知ったASKAは、番組出演をすっぽかした歌手の穴埋めとしてCHAGE&ASKA特集を許可したのに、NGを出していた内容で放映されたことに激怒。古館さんに電話し、フジテレビと秋元さんに対する怒りをぶちまけたそうです。

ASKAさんの怒りは収まらず、ロンドンで制作していた曲に、日本帰国後、MJ騒動をテーマに詞をつけ、「こういう場面に出くわしたら拳を突き上げなければいけないときもあるんだ」という普遍のテーマに昇華し、1993年1月13日にテレビドラマ『振り返れば奴がいる』の主題歌として初オンエア。

1993年3月3日にシングルとして発売し、ダブルミリオンを達成しました。
そんなこんなで、「YAH YAH YAH」が世に出て30周年、おめでとうございます。


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