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宇海&澤近泰輔の「WINDY ROAD」がついに配信開始!

コロナ禍、ワクチン薬害、長引く戦争、異常な物価高騰、迷走する政策、急激なAI化による懸念、少子高齢化による衰退。

不安ばかりが渦巻く昨今の社会情勢。
と言いたいところですが、生まれてこの方、世界は、いつでもそんな不安で不安定な状態だったように思います。

「地図の上のBorderに 振り回されすぎてきた」
「砂漠の中の泉に 優しさをなくしてきた」
名曲「WINDY ROAD」で1番と2番のAメロにそれぞれ登場するこの詞は、当時も今も抱える普遍の問題を見事に描きあげています。

そして、そんな世の中だけれど、愛情が希薄になったり、愛情自体を失ってしまう人々に対して、この楽曲は、人間同士の対話によって愛を取り戻していかなければならないのだ、と訴えます。
まさに現代版ジョン・レノン「Imagine」を言っても過言でないほどのメッセージソングなのです。

だからこそ『FNSチャリティキャンペーン』50周年記念ソングに選ばれたのでしょう。
今週、音源の配信が開始となり、私も早速購入してリピート中です。

原曲は、MULTI MAXの象徴とも言える制作陣によって完成させています。
作詞:澤地隆、作曲:CHAGE、編曲:村上啓介、歌:MULTI MAX

そして、今回、原曲のアレンジを生かしながら、さらに今風に進化した「WINDY ROAD」を作り上げてFNSチャリティキャンペーンソングを収録したのが、宇海&澤近泰輔となります。
これまで2人のユニット「近海(KINKAI)」としてライブ活動をしていましたが、今回は、略さずに宇海&澤近泰輔というアーティスト名なんですね。
しかも、収録は、ギター:関淳二郎、ベース:恵美直也、ドラム:佐藤邦治。
チャゲアスのライブでバックバンドを務めてきたメンバーがそろっています。
UUMI MAXと言っていいほどの豪華メンバーですよ、これは。

ライブバージョンは、YouTubeで視聴できます。

宇海さんと言えば、ミュージカル女優出身のシンガーソングライター。豊富な声量と変幻自在の表現力で聴衆を魅了しています。村上啓介さんのライブコーラスでチャゲアスファンに認知され、澤近泰輔さんとのユニットで全国的な人気が急上昇中です。

澤近泰輔さんと言えば、もはや説明不要のASKAバンドマスター。キーボーディスト、ピアニストとしてチャゲアス・ASKAバックバンドを歴任してきました。また、「PRIDE」「はじまりはいつも雨」「FUKUOKA」など、数々の名編曲を手掛け、ASKAさんが「彼がいないと僕の音楽は成立しない」とまで評する唯一無二の音楽家です。

このメンバーで最高のものが出来上がらないはずはなく、もはや紅白歌合戦の大トリで歌ってほしいほどの名作に仕上がっています。

私個人としての聴きどころは、進化したアレンジ・演奏と、宇海さんの洗練された変幻自在のボーカル。特に1番、2番の爽快なサビの歌唱と、大サビの熱く力強い歌唱、そして、アウトロの壮大さと見事なフェイクが光る感動的な歌唱ですね。

この作品は、ぜひ世界中の方々に広く聴いてもらいたいと、願っております。

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