見出し画像

KAN「愛は勝つ」レコード大賞時の大賞候補が全神曲!

昨日からニュースやSNSはKANさんの話題ばかりですね。
どれだけ多くの人々に愛されていたか、分かります。

私も、KANさんには長年注目してきました。
きっかけは何と言っても1991年のレコード大賞です。

今思えば、あの年のレコード大賞は、大豊作でしたね。
プロ野球のドラフトでも大豊作の年もあれば不作の年もありますが、1991年のレコード大賞は稀に見る大豊作。

ポップス・ロック部門の大賞ノミネート作品に選出された5曲は、どれが大賞を獲ってもおかしくなかった。

演歌歌手がレコード大賞を獲れなくなった影響で、当時はポップス・ロック部門と歌謡曲・演歌部門に分かれていて、皮肉なことにこの年のポップス・ロック部門が唯一、本当に大ヒットした曲だけが対象候補に選ばれてます。

癒着としがらみが渦巻いていると常に批判を受けているレコード大賞に、ごく一時的な浄化作用が働いた年なんです。

その中で「愛は勝つ」が選出されました。

KAN「愛は勝つ」
バラエティー番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌、主題曲としてダブルミリオンを記録。

残りの4曲はこちら。

小泉今日子「あなたに会えてよかった」
小林武史さん作曲でドラマ『パパとなっちゃん』の主題歌としてミリオンセラーを記録。

CHAGE&ASKA「SAY YES」
ドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌としてダブルミリオンを記録。

ASKA「はじまりはいつも雨」
パナソニックのCMから人気が出てシングル化し、ミリオンセラーを記録。

小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
ドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌としてダブルミリオンを記録

当時、レコード大賞の会場に参加しないアーティストは、大賞に選ばれない、という不文律があったんですよ。
CHAGE&ASKA、小田和正さんは不参加。
そうなると、大賞はKANさんですよね。

この年のレコード大賞は、私にとって、人生の大きな転機となりました。
それだけに、今でも、すべての音楽番組の中で、この年のレコード大賞がナンバー1です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?