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ピアニストで腹話術師でものまね歌手でトークも達者という天才 ~SNSで人気沸騰のまなまる~

一芸に秀でているのは、エンターテイメントの世界で活躍する最大の武器。

二芸に秀でていれば、さらに強力になる。

三芸に秀でていると、もはや無敵と言えるほどの人気者になるだろう。

でも、まあ三芸に秀でた才能なんて、そうそういない。

それ以上となると、さすがに見つけるのも困難だ。

と思っていたのだが、先日、Twitterで話題になっていたまなまるさんの動画を視聴して、見つけるのも困難な四芸の才能を持ち合わせていて驚愕した。
まずは、都庁で弾いた「津軽海峡冬景色」のピアノソロ演奏を視聴してみてほしい。

ピアノ1本で石川さゆりさんの卓越した歌唱を表現するばかりか、様々な楽器演奏までも表現する。さらには、オリジナルのアレンジを加えて、流麗さと迫力を出している。

聴き終わった後、まるで石川さゆりさんの歌唱を聴いたかのような錯覚を起こすほどの名演である。


私がまなまるさんを知ったのは、Twitterで流れてきた「うっせぇわ」カバーである。
まなまるさんは、確かな歌唱力を持ちながらも、クレヨンしんちゃんそっくりのものまねで歌い上げる。

世間を斜めから見る元優等生の大人を描く「うっせぇわ」は、ネットで大流行している楽曲。それを5歳児のクレヨンしんちゃんが歌うと、どこかませた子供が世間を茶化して歌っているように聴こえて、妙にマッチする。

その面白さがSNS上で受けて、まなまるさんは、瞬く間にスターになろうとしている。
私がまなまるさんを知ったときは、まだYouTubeの登録者8万人程度だったのが、それからわずか10日余りで30万人を突破した。


まなまるさんは、ピアニストとものまね歌手の他に、腹話術師としての顔も持つ。

これは、まなまるさんが「お願いマッスル」という曲を自らの声と、腹話術で人形『木村』の声で歌い上げる動画だ。

人形の声で歌い上げる腹話術の歌唱があまりにも上手いため、本当に腹話術で歌っているのか疑ってしまうほどである。


これら三芸で既に唯一無二なのに、まなまるさんは、さらにトークも達者で、人々を笑顔にできる実力を持っている。

YouTube登録者10万人を突破したのを記念したライブ配信だ。

明るいトークと演奏と歌唱と物真似で視聴者を引き込んでいく。


YouTubeのコメントでは絶賛の嵐。
「特技が渋滞」という的確なコメントもあった。

きっと瞬く間に登録者100万人を超えて、大スターになっていくのだろう。

TwitterやYouTubeのおかげで、昔なら埋もれてしまっていた才能が見つけられるようになった。
SNSは、いろいろ問題の多いツールだが、埋もれた才能の発掘という側面においては、最高のツール。
まなまるさんのような才能が世間に広まることこそ、最大の公共利益だと思う。

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