見出し画像

京都に行きました(二日目/鉄博編)

二日目は朝から雨。
予報でも雨とは言ってましたが本気で雨が降っています。
そして前日とは打って変わって『冬』な体感温度…(´;ω;`)ウッ…
しかしこの日の予定は京都鉄道博物館を楽しみ倒す!なので雨など問題にはなりません。(屋内だからw)

さて、いったん京都駅まで戻り山陰線で一駅行くルートもあるのですが、またしてもブラブラと雨の中を歩くことにしてホテルを出発です。
方角は分かるのですが正面ゲートがどこなのか調べておらず、テキトーに歩いているとかのーさんが梅小路公園を抜けて行けば良い事に気づきます。
梅小路公園は京都音博の会場。以前から一度は参加したいイベントでした。
(2023年に行ける!とチケ取りしようとしたトコロ、己が東京で参加するイベントと同じ日だったことに気づき泣く泣く諦めたりもしましたw)
公園内には京都市電を体験できるアトラクションもあり、ワーワー盛り上がっている間に博物館前に到着です。

事前にネットで入場券を買う事も出来ますが、そちらだとデジタルチケットとなり、二人とも紙チケットが欲しかったので入場券購入の列に並びます。
サクサクと列が進み、凡そ10分くらいで館内へ。
プロムナードの実車にアドレナリンがブワーっと噴出した為に、そこからは大人とは思えないワクワク顔MAXな二人組が誕生しました。


0系は初めて乗った夢の超特急v


間近で見たかったおドイツ製ディーゼル様


間近で見たかったNO.2!


家の近くが貨物引き込み線と車両区だったので一番見た車両


トワイライトエクスプレス美しすぎるv

と、これ以外も近寄って写メるし、車内をガラスにへばりついて覗き込むし、見ながら感想を言い合うし…。
まだ鉄博の玄関先くらいなのにすでに昼に近くなっておりました。


実車展示ってすごい説得力だわ

昼の時間帯は館内レストランや休憩スペースも混みあうので若干時間をずらして昼食をとります。
(タイトル画像がレストランで食した昔懐かしいナポリタンw)

一息ついたところでスカイテラスにも行ってみましたが、風が強く雨もそこそこ降っていて寒さもひとしおだったので早々に退散。
また行く機会があればここから撮りたいアングルが山盛りであったのです。

雲の切れ間から陽射しも覗き始めているのを見計らい、いよいよ屋外展示のキモである機関区へGO!


転車台って上がりますよね?

自分の父親は撮り鉄でしかも蒸気機関車専でした。
休みの日にはまだ万世橋にあった交通博物館に連れていかれ、銀座和光の天賞堂へ行っては模型を眺め、夏休みには大井川鉄道へと足を延ばす際の連れとなっておりました。
連れて行かれるのは別段イヤではなかったのですが、父は蒸気機関車マンセーだったので、それ以外を悉く認めないスチーム原理主義で、その言動がイヤでずっと蒸気機関車をひっそり否定してきました。
それでも間近に見る蒸気機関車はカッコいいです。
ドキドキします。
スチームパンク好きとしたら前のめりになります。

父と行った夏休みダイヤのSL乗車を若気の至りで拒否ったおかげでいまだに蒸気機関車の牽引する客車に乗ったことがありません。
今回は僅かの距離ですがSLスチーム号に乗ることができます。
満を持して乗車しましたv


ハチロクは可愛いのです

このSLスチーム号は日別で牽引車両が異なります。
今回はハチロクですが、別の日はデゴイチかもしれません。
かのーさんは内田百閒先生の「阿房列車」ファンです。
できればC62の二号車だったら良かったですが、今回は違ってました。
それでも長く響く汽笛を幾度も鳴らし、モクモクと煙をたなびかせる機関車を見るだけで気持ちは大きく上がっていきます。


出発までに給水塔を押さえるのは忘れませんw

山陰線の線路と交差しつつ僅かの距離を走るハチロク。
途中に嘗ての橋柱と思われる煉瓦の壁が見えたり、いつか参加したい音博開催地の梅小路公園を眺めたりしつつ、ゴトゴト走るSLを堪能しました。


梅小路機関車車庫

日本で初めて鉄筋コンクリートで建てられた建物と聞きます。
扇状に広がる美しい建造物を飽きるまで眺められるのは贅沢な気がしました。


ミュージアムショップのある建物は嘗ての「二条駅」


まだ見足りない気持ちで退館しました

この時点で夕方の五時少し前。
これだけ車両を見てしまったので何となくワクワクが治まりません。
そこで「嵐電乗る?」とかのーさんの提案。
「乗る!!」と二つ返事で応えました。

この後更なる珍道中が始まります。