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大統領選挙とS&P500の月別リターン

2024年は大統領選挙が行われます。
例年1月から予備選挙・党員集会が行われ3月頭にスーパーチューズデーと呼ばれる予備選挙・党員集会の集中日があり、そこである程度候補者が絞り込まれ7月8月に民主党・共和党で党大会が行われ、立候補者が確定します。

投票日は11月の第1月曜日の翌日、したがって早くて11/2、遅くても11/8に投票が行われ、2024年は11/5が投票日となっています。

1月、3月、7月8月、11月が大統領選挙の経過によって大きく動くタイミングとなります。

大統領選挙のある年のS&Pの月別平均リターン

1958年以降の16回の大統領選挙の年のS&P500は、おおむね4つの時期に分類できるようです。
①候補者が絞り込まれる1-3月期の不調期
②スーパーチューズデーから党大会までの4-8月期の好調期
③9月10月選挙直前の不調期
④11月12月大統領決定後の好調期

現職が民主党の場合

1月から11月までかけておおむね好調で12月から崩れる傾向があります。

現職が共和党の場合

基本的には、全般的な傾向と変わりませんが、1-3月期、9月10月期の落ち込みが大きく、また、11月12月のリターンが大きいなど、好不調の波が大きくなる傾向があるようです。

現職が再選を目指して立候補した場合のS&P500の月別リターン

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