アフリカ縦断12日目〜ナミビア Spitzkoppe 〜
　
ナミビアで最も高い山に登って
アフリカ先住民族が暮らしていた
跡地を見に行ってきました
　

2千年前、まだ文字が無かった時代
　
遊牧民族の彼らは岩に動物の血や
植物の樹液で絵を描いて
コミュニケーションを取って
　
動物の居場所を教え合っていたそう
　

アフリカは人類誕生の地なのに
なぜ発展のスピードが
世界で最も遅いのか？
　
ずっと疑問だったので
ガイドさんに聞いてみたら
　
一つの国に70民族ほどいて
民族ごとの文化や言語の違いで
民族間の交流もほとんど無いため
　
今でも国民としてのまとまりが無く
　
民族ごとに
それぞれのペースで
発展を遂げていて
　
ほとんどの人が
その日の事しか考えてないし
　
現状に満足しているからだろう
と言っていました
　

他の民族と交流せず、
常に同じ人達に囲まれて
現状に満足していたら
そりゃ発展しないわけだ
　
これは私達にも当てはまって
いつもの仲間と
いつもの場所で
同じような会話をしてたって
成長は無い
　
でも狭い世界に一生閉じこもって
今彼らが幸せだったら、
大きな世界を知らなくても
そっちの方が幸せなのかも知れない
　
時には知らない方が
幸せなこともあるし
　
近代化すれば良いって訳でもないしね
　

一つだけ言えるのは
どんな状況でも
その人達が心から幸せだったら
万事OK
　
私達は幸せになるために
生まれてきたのだから
　

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