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「金時」ってどういう意味? 宇治金時と鳴門金時ってなんで同じ金時なの?

焼き芋の季節ですね。焼き芋大好きな筆者は、時々コンビニやスーパーで焼き芋を購入し食べています。「石焼き芋~」と聞こえてくれば、たちまち外に出てトラックを探してしまいますね。

ところで、石焼き芋と言えば「鳴門金時」という品種を耳にしますが、この「金時」という言葉が気になりました。だって、かき氷の「宇治金時」も「金時」と名が付いています。焼き芋とかき氷に共通点は無いように思えますが…。

調べてみると、以下のような情報が。

「金時」というのは、坂田金時のことをさすのだとか。坂田金時の幼名は、金太郎です。坂田金時はいつも赤い顔をしているので、赤いものを金時と例えるようになったのが始まりのようです。

金時の意味? | 食育大事典

坂田金時とは、今昔物語集や古今著聞集などに登場する武士で、平安時代の武将・源頼光の四天王の一人とされています(参考)。幼名は「金太郎」であり、御伽草子に登場したり、五月人形の題材となっています。いわゆる、あの金太郎ですね。

その坂田金時はいつも赤い顔をしているため、赤いものを金時と例えるようになり、サツマイモや小豆を金時と呼ぶようになったようです。だから鳴門金時も宇治金時も「金時」という名が付いているんですね。

ちなみに飲酒で顔が赤くなった状態を「金時の火事見舞い」と呼ぶそう。「部長、金時の火事見舞いですね!」などと言ってみたいものです。

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