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2018/12/22 Guitar Pop Restaurant vol.41 超主観レポート

クリスマスイブまであと2日。
年末に向けて人々がだんだんと慌ただしくなってきて
雪もチラつきそうな空模様
そんな日にギターポップレストランというライブが開催されました。

下北沢駅から歩いて10分ちょいぐらい?
パッと見スーパーにしか見えない場所の地下にある下北沢THREE。

入ってみるとそこはもうシックでオシャレで
温かみのあるライブハウスでした。

例によって例のごとく長文主観レポートですが
お時間のあるときにでも読んでいただければ幸いです。

~開演

入場すると
まさにポップな相対性理論が流れたりして
「ああギタポに来たんだなあ…」ってジワジワと実感するのです。
そんなDJのたまらん選曲に身体を揺らしながら
押されるように客席へ…

また一番前じゃねーか!!!!!!!!!!!!
(前回のギタポでも押し流されて前に来ました)

というわけで(2組目までは)舞台との距離0cmからのライブレポートです。

ギタポのDJさんの選曲はいつもホントに凄い良い雰囲気を作っていて
今回は開演直前に「90G Race」流れた時に
会場からワァッッ!って歓声が上がるほどの素敵な選曲。
いかに会場にポッパーが多いかを思い知らされる一幕

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1.ゆーじさんと駄々子さん

はじめはピアノとボーカルのシンプルな編成のこのお二人!
もはやギタポのトップバッターと言えばゆーじさん
でお馴染みになってきました。

最初に出てきてこの笑顔よ


1曲目はカヒミ・カリィさんのハミングがきこえるをカバー

THE ギターポップって雰囲気に合いすぎてるし
何よりも懐かしい!!

ちびまる子ちゃんの当時のOPで階段出てきて
扉の向こうには現実離れした
パステルで不思議な空間があるんですけど
それが見えました!!ギターとポップなふんわり空間!

ゆーじさんのカラフルなピアノと
力強さの中でも大人っぽさと幼さもすこし感じる駄々子さんの歌声が
この曲にピッタリでした。

【MC】
駄々子さんは今回のようにバンドではなく
ソロで歌うライブは実は初めてと言っていたので驚き!

駄々子さん「本日は天気どうでしたか?まだ雨降ってなかったですかね?

客「曇りだよー!

駄々子さん「まだ曇りでしたかー!

ゆーじさん「いや天気の話題って話す話題がなくなった時にするやつだからね!?


基本的にMCの告知やら曲紹介やらはゆーじさんが行い
駄々子さんが天然にボケていくのが
コンビみたいな息の合い方で面白かったです(笑)

・Speedster, Trickster
Dynamixという音楽ゲームに収録されている曲で
私もゲームはやってないんですが
でもギターポップと言えばこれだろー!!と予習してました

原曲ではギターとドラムのある
ポップでロックな感じの曲なんですが
今回の編成のピアノ一本だと、原曲よりも甘~~く聞けます
しっとりしているのにスピード感があって
さらっと会場を包んでいくような演奏でした。

・RALLY/Cymbals(カバー)

もはや説明不要のギターポップ。
原曲の最初の1小節聞くだけで「きたああ!!」ってなりますが
今回のカバーでもそれは変わらずやっぱり鳥肌。
こちらもやっぱり”バンド”のイメージが強いのですが
ピアノ伴奏とボーカルだけでも迫力がバッチリ伝わります。

RALLYって曲自体はさわやかなんですけど、
この曲なぜか色っぽさを感じるんですよね。
駄々子さんのボーカルは
普段「かっこいい」とか「綺麗」のイメージの方が強いのに
この曲の時はすごく女性の艶っぽさが伝わりました。すごい。

・White Lovers/新谷さなえ(カバー)

MCで「次の曲はWhite Lovers」って言われた瞬間
思わず懐かしいいいいいい!って叫びました。心の中で。
歓声も大きかったので恐らく同類の方々でしょう。嬉しい。

ちょうど今の時期の曲!
ポップンミュージックの「ウィンターポップ」としても有名です。
ゲームをプレイしていると最初の方にピアノが
ジャラジャラ鳴ってる(表現が下手)のがよく聞こえるのですが、
それを生ピアノ演奏で聞けるのがたまらなかったです…

・MIRU key way / JaccaPoP(カバー)

開催前の告知の動画でも上がっていたMIRU key way
この曲の生演奏カバー聞けるのがとても楽しみでした!!
RALLY→White Loversとどっちかというと
かっこいい駄々子さんのボーカルだったのですが
ここではまたスイートな声にウットリ♪

駄々子さん
「この曲はbeatmania IIDXのSIRIUSでしたっけ…に
 収録されている版権曲で、一旦削除されてチュウニズムという
 機種に入って譜面が…

ゆーじさん
「もう版権曲って言い方が音ゲーマーだよね。
 世の中にある曲ほとんど版権曲だからね!?


駄々子さん「そうでした…私ガッツリ音ゲーマーでして…

版権曲って言い方、一般人がしないのすっかり忘れてた…

それにしても駄々子さんが音ゲーマーなのは
今日の曲目からバッチリ伝わりました(笑)


・ワスレナグサ/White Tail Box ft.りり(カバー)

ワスレナグサはMCで駄々子さんが
「思い出深い曲」とおっしゃっていましたが
自分もミュゼカの中でも特に好きな曲だったので
すごく完成度の高いカバーが聞けて感動でした。

そして駄々子さんの声が凄く伸びていてライブハウスの奥から
跳ね返ってくるように聞こえてビリビリしました…!

この曲は後半にかけてどんどん盛り上がって行くのに
歌詞はどっちかというと溶けて行く感じなのが不思議で
ゆーじさんのピアノも儚げで雰囲気にバッチリ合っていました。

この曲に限らず、コーラスの部分はゆーじさんが歌っているのですが
ワスレナグサの後半にある「何もいらない」の前に
「もう」とささやくところがあって、そこをあえて駄々子さんではなく
ゆーじさんが囁いて、駄々子さんが歌うのが凄い良かったです。

…と書いてて絶対文章だけじゃ伝わらないよな?って思いましたので
ミュゼカがあれば今でも聞けるから聞いて。それかCD買いましょう。

この日は物販にCDがあり、
なんと新作CDもC95のゆーじさんのブースで委託販売されるとのこと!

・いつかの夢、またねの約束。
SDVXに収録されているこちらの曲。
自分が駄々子さんを知ったきっかけもこの曲でした。

「赤と青の示す先の世界」とか音ゲーへの想いが伝わる曲なのですが
その一方で「まるで魔法みたいに僕の世界は色を変えていく」
と、なんだかこの曲をきっかけにどんどん
音ゲーに進出するようになった駄々子さん自身と
重なるように聞こえてきました。

初めにこの曲がSDVXに入ってから数年経って
ギターポップレストランでゆーじさんとピアノアレンジした
いつかの夢を聞いていると
どんどん駄々子さんが前に歩いていってるんだなって
不思議と元気が湧いてきました。

うまくいえないけど、心が掴まれる演奏でした。


・透明人間/東京事変(カバー)

最後に演奏したのは東京事変の透明人間!
もうピアノが!!すごい格好良くて!!!!!
サビに入ったときのボーカルのパワーと
上手いこと混ざり合ってめっちゃノリノリ!!!!!!

音ゲー齧ってる女性で
椎名林檎が嫌いな女性なんていないんですよ(当社比)

しっとりめに入って最後はこんな縦ノリの曲決めちゃうなんて
手拍子だって勝手に起こっちゃいます!

今日のセットリストについて
MCで駄々子さんが
「自分がやりたいなと思う曲をゆーじさんに無理を言って
 いろいろ再現してもらいました」
とお話していたのですが、ホントに駄々子さんは歌ってるのが楽しそうで
好きな曲を演奏してるんだ、というのがすごく伝わってきました。

ゆーじさんのピアノも曲に合わせて表現が違っていて
普段フルバンドで聞くような音楽を
ピアノソロで再現、そしてギターポップレストランに合うように
アレンジされているのが本当に凄かったです。

駄々子さんとゆーじさんの魅力を引き立てる
いいとこ取りのセットリストでした。

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と、ゆーじさんと駄々子さんのお二人については
私もチケット申し込み時の最初のアンケートの
「一番の目当てはどなたですか?」との質問に挙げさせていただいたので
全曲レポートさせていただきました。

もう既に相当長くなったのでここからは特に印象に残った曲を中心に
全体のレポートを行っていきます(それでも長いんですけど)

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2組目 mamiさん&m@sumiさん

ステージ上ではおかめを被ったm@sumiさん

何がビックリしたって仮面を被って登場したのではなく、
入ってきてからおかめの仮面を被ってピアノの前に座ったのでビックリ。

そしてピアノを弾き始めると
奥から出てきたのは拡声器を持ったmamiさん

私達簡単になくなるものを、どうしてこんなに大切に抱えているのでしょう

ここからこの日の物販でも販売されていた
アルバム『奈落論』から曲を披露するわけですが

ここで会場の雰囲気がmamiさんとm@sumiさんによってくるっと反転。
さっきまではかなりパステル調だった雰囲気が一気に黒です。

黒。あとから紅。

もうめちゃくちゃカッコ良すぎて鳥肌が立ちました。

歌声もすごく艶やかで
今日は会場にmamiさんより年上の大人の方がいっぱいいらっしゃるのに
恐らく一番色っぽいであろうその歌声。

そして何よりそれに重なるm@sumiさんのピアノもセクシーで
とても繊細な演奏をされていました。

エロイとか色っぽいみたいな表現ばっかりになってしまった…

あとからツイッターを拝見したら
「地獄のクリスマス」って書いてあったんですけど
確かに地獄というか、
一気に光から闇みたいな感じでガラっと変わってしまいました。
でもこんな地獄ならいいかな(笑)

・うた
ポップンミュージックの「ポップミュージック」って説明よりも
「うた」だけで十分通じるかもしれませんが。うた。

一番はじめの『うたうたいて』とmamiさんが歌った瞬間
世界が一瞬で移り変わるような疾走感溢れるピアノ

歌も早いし演奏も早い!
それでいてメロディーもとても難しいのに…
筐体で聞いてるときから
「こんな難しい歌、なんで歌えるんだ…」って思ってたのに…
ライブで生演奏と生歌唱出来る方がいるのが信じられない!

歌い終わった後に
「この曲すごく難しいんですけど…よくこんな曲をつくりますよね」

と、皮肉にも尊敬にも聞こえるコメントが面白かったです(笑)
そんな難しい曲を歌い上げちゃうんだから凄いよな~~。

・Missing in the snow
こちらはノスタルジアに収録されている曲。
私はガッツリ系のノスタルジアプレイヤーなので
曲紹介の時点でもう大興奮でした。

そんなわけで、どうしても脳内に譜面が出てきてしまうので
m@sumiさんの手元を思わずガン見してしまったのですが
うわー、こんな綺麗な運指が出来るんだ…
なんて思ってしまいました(当たり前)

元々は常盤ゆうさんのボーカルなのですが
そこはやはりmamiさん、雰囲気をかなり近づけていて
mamiさんならではの味もあって二度美味しい!

最近再解禁出来る仕様も増えたのでぜひノスタルジアでプレイして欲しい
mamiさんボーカルバージョンもまたどこかで聞きたいなあ

・カモミール・バスルーム

後半からはサンタの格好をしたゆーじさんが登場。
なんとm@sumiさんとゆーじさんの連弾が披露されました!

仲良し連弾コンビのツーショット

連弾ってパート分かれてるとは言えすごく難しそうなのに
なんであんな綺麗に和音が奏でられて
なおかつ手とかぶつからず出来るんでしょ…。
演奏の腕がすごいのはもちろん、
二人の息が合わないと出来ない技ですよね。

そして連弾で演奏された「カモミール・バスルーム」
ポップンで「スウェディッシュ」ってジャンル名で収録されてます。
今回のmamiさんとm@sumiさんのセットリストの中では
おそらく一番ギターでポップな曲。

パッと聞いた感じではさわやかでオシャレなのでありますが
確か曲コメントでは負のパワーが詰まってるだなんて
書いてあったような覚えがありますが
mamiさんはそんな歌もキラキラと歌い上げてしまいます。

そして、そんなmamiさんを母と父のような慈愛に満ちた表情で見守る
m@sumiさんとゆーじさんの連弾ペア…

とてつもない笑顔でmamiさんを見つめてたせいで
mamiさんが笑いをこらえられなくなるシーンがあったり
2番はそうならないためにそっぽ向いたシーンがあったり
最後は逆に見つめ返したり…と

曲の中で更に物語みたいになってました!可愛い~~~!!

これはアイコンタクトを取ろうとして()そっぽ向かれる連弾コンビ。
mamiさんの笑顔がめちゃくちゃ素敵…

・新曲
今回のギタポ用に新曲を披露するというmamiさんとm@sumiさん。

当然のようにプログレッシブな曲調な上に
奈落論とはまた違ったmamiさんの時々力強く、
時々優しい声が乗って、すごくかっこよかったです。

ジャズや民族音楽っぽい要素も入っていて
展開が多くて聞いてて耳が楽しくなる音楽でした!

今後何かのCDに入ったりするのかな?
一回目じゃついていくのが精一杯だったので
もう一回聞きたい~!とずっと思ってます。

MCではなぜかゲストで出てきたゆーじさんが進行を務めたり

mamiさん「本日はお日柄も良く…

ゆーじさん「だからお天気の話題は何もなかったときのやつだから(笑)

mamiさん「それにお日柄も良くない…(セルフツッコミ)

その一方で最後の曲に入る際に

mamiさん「もう、言い残すことはないですか

m@sumiさん「なんかもう会えないみたいですね…

mamiさん「もう終わりになっちゃいますよ…

と、謎の脅迫めいた進行をしたりと
(翌日にも予定されてたライブなどの告知を行いました)

とてもじゃないけどmamiさんとm@sumiさんにしか作れない
独特の雰囲気で良かったです(笑)

また、クリスマスプレゼントとして
会場の抽選に当たった3名の方には特別なCDと
mamiさん&m@sumiさんのキャラクターの
キーホルダーがプレゼントされました!

クジ運が悪いので当然のように私は当たっていませんが!
当たった方には超嬉しいクリスマスプレゼントですね!!

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ここから物販とドリンク券交換のため一旦
ステージ一番前どセンターから離脱のため写真が減ります…

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3組目 three-weeks-old lovesick puppy

バンドサウンドあり打ち込みあり金管楽器ありの
とってもキュートなバンド!

ギターポップレストラン(と音ゲー)の影響で
お名前と曲は知っていたのですが
生で演奏を見るのはもちろん初めて!!

写真だと遠いけど、実際はステージまで近く、
演奏はバッチリ聴けました!!!
今度はもっと近くで見たい!聞きたい!

・まさかさかさま
今回の演奏で一番好きになったのはこの曲!

歌詞のほとんどが回文になっていて
一度耳に挟んでしまったが最後(?)次の言葉がなんだろうと
気になってつい曲を聞いてしまいます!

竹藪焼けた♪意外や意外♪

というような感じでサビ以外が回文で構成されていて
二人のボーカルが交互に歌っていることもあって
すごくウキウキしながら聞ける曲でした。

逆にサビは回文ではないところがまた歌詞が頭に入りやすくて素敵。

・tick-tack-toe
レゲエポップの要素がある曲で
身体はノリノリになれるのですが
頭の中はすごく落ち着いて安心して聞くことができました。

ロックな曲からこういうマッタリと出来る時間もあるのが
ギターポップレストランの魅力ですよね!

この曲はバンド編成にトランペットと更にピアニカも入るのですが
そこにコケティッシュなボーカルが入ることで
すごい癒やしになります!!

でもただマッタリ、可愛い要素だけじゃなくて
後半に入るごとにバンドの盛り上がりもあって
かっこいい…という感情も出てくる曲でした。

・屋根裏ポスト
この曲はポップンミュージックでは
「ハイカラポップ」というジャンルで収録されておりまして
私がこのpuppyさんを知るきっかけになったのも
この屋根裏ポストです。

星空が浮かんでくるような煌めくギターポップな曲調に
みきをさんのウィスパーボイスなボーガルに
聞いてるだけで蕩けていきそうです…

MCでも「今日お昼の公演なのに、夜みたい(笑)」なんて
お話されていたのですが、
まさに深夜に目をつぶって聞いていたいような
そんな癒やしの演奏でした。

屋根裏ポスト、KONAMIさんが公式で上げているプレビュー動画で
ちょこっとだけ聞けます。オススメ。


基本1年に1回しかライブを行わないと聞いて
(今年だけは2倍やりましたよ!とおっしゃってました!)

ああ、ただただ力を抜いて聞いてられるバンドなのに
なかなか聞けないなんて悔しい…!

ぜひライブする際には皆様にも聞いていただきたいです!

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4組目 MELOGRAPHICA

winddrumsさんとボーカル朔白さんによる
ポップで渋谷な超かっこいいバンドユニット!!

音ゲー好きな方ならピン!と来るかもしれませんが
『FLOWER FLOWER WORLD』で既にMELOGRAPHICAとして提供していたり

winddrumsさんは『SYMPHONY FROM ZERO』や『Goddess Bless You』など
既にBEMANIでは数多くの曲を提供してます。

そして山本真央樹さん名義ではGITADORAシリーズを中心として
『とびきりシュガータイム』など
既に朔白さんがボーカルを務める曲もプレイできたりします!!

そーんな超豪華なバンドなのですがなんと今回が初ライブ!!
今回は10月のM3に頒布したばかりの
1stアルバムの曲を中心に演奏してました。

・不思議の鍵盤叩いて
最初に演奏されたのは
アルバムでもオープニングインストが終わった後の
ボーカル1曲目でもあるこの曲!

1stアルバムを聞くと、ちょうどMELOGRAPHICAとの出会いとなる曲であり
バンドの良さとか可愛さとかかっこよさがぎゅっと詰まってます。

アキシブ系でありジャズであり、凄くオシャレ。
ギターポップ好きな方にとってはかなりツボな一曲だと思います。

「夢なのか 現なのか」のような部分で

時々、素直じゃないリズムの部分もあって
そこで「おっ」と気を惹かれてしまうんですよね。
魅せ方と言うか聞かせ方がうまい…!!

・水色ステラ
アルバム全体がポップな雰囲気になっていますが
水色ステラはその中でも結構縦ノリ系の曲で楽しい曲でした!

そして何よりもバンド全体の演奏が凄い盛り上がるし
朔白さんのボーカルかわいいいいいいいいいいいいいい!!!
と叫ぶレベルで可愛かったです。

朔白さんは撮影NGにつき仮面を被って登場したのですが
もうね、声から雰囲気から全部可愛い。

バンドが渋谷系で少しロックかな…というところに
朔白さんのキュートなボーカルが入ると超ポップになるんです。

CDで聞いてると「メロメロキュートで可愛い」みたいなイメージなんですが
生のライブでボーカルを聞くと
そこに力強さが加わってまた違う印象を受けました!!

・真冬のスピカ
こちらの曲は一転してテンポがゆっくりめのバラード調

曲名の通り、手袋やマフラーをした女の子が
夜に冬に冷たい風が吹く中歩いてる様子が
すごく具体的に想像出来るほどのバンドの表現力に感服。

どうしても音ゲーマー的な目線で見てしまうんですが
winddrumsさん名義だと凄くプログレッシブだったり
山本真央樹さんと朔白さんの曲も
すごくノリノリでゲームプレイしてて好きです。
たまにはゆったりした曲も演奏してみたいなと思いました!

メンバーがメンバーなので当たり前ではあるのですが
演奏も歌も本当にレベルが高く
初ライブとは思えない堂々としたライブでした…!!

MELOGRAPHICAさんの1stアルバムはiTunes Storeなどでも購入可能!
アキシブ系好きなら絶対1曲はツボにハマる曲があるので
ぜひ試聴からでも聞いてみることをオススメします♪

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5組目 Yamajetさん×サイモンマンさん

今回のこの豪華メンバーなライブの大トリを飾るのはこのお二人!
DJのYamajetさんが登場し、切な格好いいポップな曲が流れ始める会場

後ほど御本人のツイートで知ったのですが、
ポップン6の選曲BGM『Second Selection Award』のリミックスでした!!
なんとなく耳に馴染みがあると思ったらそういうことかあ

そして、そんなオシャレ空間と化したステージ出てきたのは杉…

鳥!!!!!!!!!
(本人曰くペンギンとのこと)

目が若干怖い謎のペンギンが出てきたのです。
えっ、これは何、と会場がざわついていると始まりました1曲目

・たのしいことだけ
クロスビーツREV.に収録されている『たのしいことだけ』
この曲はさわやかっこいい女性ボーカルであるひうらまさこさんが
昼寝してゲームしてお酒飲んでたのしいことだけしようぜ!
という歌詞がたまらない、名曲なんですけど、

今回はボーカルが甘ったるい少年っぽくもあり
その一方大人のセクシーさもある好色イケメンボイス!!!!!!!

杉も…サイモンマンだ!!!!!!!!!!!!!!!

謎のペンギンの正体こそがサイモンマンだったのです。

サイモンマンさんはペンギンの(マスクの)顎の下から
マイクを入れ歌っていたのですが
どう考えても苦しそうですし、音が籠もってしまっている(笑)

そんな状態でもサイモンマンさんのあの歌声が
ちゃんとよく聞こえるんですから凄いものです。

たのしいことだけのサイモンマンさんver
ちゃんと聞きたいけどまた地球に戻ってきて歌ってくれないかなあ…。

【MC&DJ】
2曲目もクロスビーツREV.に収録されている
キラキラポップな「Techno Highway」を歌い上げ
(なんと初披露のフルバージョンでした…
 サイモンマンさんに圧倒されて全然気づかなかった)
ペンギン姿でもはや酸欠状態のサイモンマンさん。

次は何を歌うのかな?と思いながら待っていると
取り出したのはこれ

なにこれ?

えー、これはですね、
1回目は音と共に赤・緑みたいにお手本が流れるので
その後にプレイヤーが赤・緑とお手本通りに遊ぶおもちゃ

サイモンエアって名前だから持ってきたとのことです!!

Yamajetさんが「ダンスマニアックスみたいな…」
って言ってて思わず笑ったんですが
ダンマニお客さんに通じてる????大丈夫??

このおもちゃ、一時期youtuberとかがプレイしたり
東急ハンズのおもちゃコーナーで
めっちゃ推されたのを見たことがあります。

Yamajetさんとサイモンマンさんがサイモンエアで遊んで
最終的にサイモンマンさんが間違えた呈で終わったのですが

なんですかこのゆるゆるな空間は(笑)

なんか変化球すぎてもはや笑いが止まりませんでした。

・君とサンシャイン(MOONSHINE MIX)
最後の曲は君とサンシャインのリミックスバージョン!

原曲バージョンもこの前に歌っているのですが
こちらのリミックスバージョンは
元のノリノリポップ感を残しながらも
切なげな印象にリミックスされており
まさにエンディングっぽい一曲♪

一方その頃サイモンマンさんは
相変わらずの素敵なボーカルで音域の広いこの曲を歌いこなすのですが

ペンギンの顔で何故かZOZOスーツ着ているし
全くダンスソングっぽい曲ではないのに
すごい派手な振り付けをし始めました。

歌も上手いし格好もすごいしダンスも謎だし
そんな扱いが難しそうな状態のサイモンマンさんとの
ステージをしっかり進行しながら
バラエティみたいになりそうなところを
選曲とリミックスでオシャレを維持してるYamajetさんが凄いし

よくわからないけどもうずっとステージに釘付けでした。
そして最後までマスクを脱ぐことがなかったサイモンマンさん…

ちなみに最後に披露したこの君とサンシャイン(MOONSHINE MIX)は
冬コミ(C95)で頒布される予定の盃SAKAZUKI弐に
収録されているとのことです!

ちゃんと聞きたいから買わなきゃ!

アンコール

Yamajetさんとサイモンマンさんの呼びかけで
集まってくる今日の出演者のボーカルの方々
(駄々子さん、mamiさん、みきをさん、朔白さん)
そしてピアノの演奏としてゆーじさんが集まり
この超超超豪華メンバーで山下達郎さんの『パレード』を歌ってました♪

改めて見てみると
この日はサイモンマンさん以外はみんな女性ボーカルだったのですね。

同じ女性ボーカルでもそれぞれの個性が光っていて
全く印象が被るようなことはなく
ずーっと楽しめるライブでした♪

ど直球ギターポップなバンドから、
明らかにボールゾーンな変化球のステージまで
いろんな種類の演奏が見られるのは
ほんとこのギターポップレストランの一番の魅力だと思います。

この日のライブは私にとって2018年のライブ納めとなり
なによりギタポをきっかけに今年は久しぶりに
たくさんのライブを見に行くことが出来ました。

少し早いけど、ライブという大きな大きなクリスマスプレゼントを
ギターポップレストランの出演者やスタッフの皆様からいただけました
本当にありがとうございました。
(次回のギタポも計画されてるとのことで、楽しみだあ)

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