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2018/11/18 Guitar Pop Restaurant vol.40 超主観レポート

―前置き

20年前の僕!
そう、そこの「最近音ゲーというものに触れはじめて、ああ、ポップンミュージックってゲーム楽しいなあ!」って言ってる、そこの僕!!

君の人生にはいろいろ辛く、苦しいこともあるけど
20年後にすごいこと起きるぞ!期待して生きるんだぞ!!

―――――本題―――――

2018/11/18(日)高円寺で行われた
Guitar Pop Restaurant vol.40を見に行きました。

記念すべき40回目ということで2会場での開催です。
とても豪華で、楽しくて、興奮しすぎてしまい
記憶が曖昧な部分が多いため
セトリなど少々間違いがあるかもしれませんが
感情表現たっぷりセトリとか全然覚えてないため

こんな素敵なライブやってるんだよ、
というのが伝われば幸いです。

☆開演前☆

場所は高円寺のAMPcafeとすぐとなりのHIGH
2つのステージでのフェス形式です。
どの時間の演者も豪華すぎるため、
タイムテーブル見ても最後まで何時にどこ行くか決まらず
その時の気持ちに任せることに。

整理番号順に呼ばれ、中に入ると
AMPcafeではmamiさんと小林しのさん
HIGHではイマイケンタロウさん(後半からはとらすけさん)が
DJで会場の雰囲気を盛り上げてくれていました。

私はまずAMPcafeに入場。
入ってきた方々にあれよあれよと押し出され気づけば一番前に。

えっ!!?!?!?

近くない!!?!??!

みんなここでやるの!??!?!!

えっ、なになにこれどういうこと!
と状況判断が出来ないうちに始まりました1組目!!


★1組目 humming parlourさん

ギターポップレストランという名のライブにふさわしい
「まさに渋谷系ポップ」を奏でるハミングパーラーさんがトップバッター。

曲自体は少しだけ前日までに聞いていたのですが
ライブで拝見するのはもちろん初めて。

cherishという曲のスッと透き通るような音楽に
すっかり耳を奪われてしまいました。
まだ開場したばかりでザワついていたこの場所を
一気に「ライブハウス」に変えたように思えます。

ポップなギターサウンドに
ピアニカやウインドチャイムが重なり
更にボーカルのkawaieさんのカワイイとキレイの丁度境目の歌声
絶妙に混ざり合い、室内なのに青空の下にいるような錯覚を覚えました。
男性コーラスが乗ると更に爽やかになるのが素敵です。

MCではボーカルのkawaieさんが出産のお話をされていて
会場にかっっっわいいお子様がいらっしゃってました!!
名前はユニちゃんですって。ぷにぷにしててたまらん。
何より1歳ぐらいのお子様がいらっしゃるのに
アーティスト活動するのってほんとすごい。

ラストの曲はArpeggio
ハミパラさんが今日演奏した中でもスピーディで
さあこれからギタポが始まりますよー!
って気持ちになりました!


★2組目 ゆーじとうさおりーぬ さん

今回私はギタポに申し込む時にお目当てのアーティストの部分に
この方々のお名前を書いていたため、奇しくも一番前に行けたのは
嬉しくてステージを本当に楽しみにしてまし

近い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

嬉しい悲鳴を心の中で上げながら
臨場感たっぷりのお目当てグループのステージです。

1曲目はCoquettish Voyage

今回のステージは主に新譜からやりますとのことだったので
既にアルバム『Dear Mermaid』を聴き込んでいました。
うさおりーぬさんの声がとてもプリティでメロメロなのですが

地声から!!!!!!!カワイイ!!!!!!!!

ライブでもCDみたいなキュンと来ちゃう声で歌えるのがとてもびっくり
うさおりーぬさんはうさおりーぬさんだった…(?)

ゆーじさんのピアノと、山田幸治さんのパーカッションで
まるで世界はおとぎばなしのよう
りーぬさんのタイトル通りコケティッシュな歌声と
アコーディオンの演奏が、
より絵本の中の雰囲気に引き込まれていきます。

MCでは
うさおりーぬさんが「この曲が入っているCD『Dear Mermaid』が今回物販に… と説明しはじめたところ
ゆーじさん「こういう時はギターポップレストランさん
 第40回おめでとうございます!って言ってから
 今回物販に『Dear Mermaid』がございますのでよろしくお願いいたします

 …って言ったほうが角が立たない!!!笑

なんて大人の対応を教えてくれて会場も盛り上がってましたw

その他にも『Dear Mermaid』より
・Aqua Lagoon Adventure
・最果てのロマンス  を演奏しておりました。

アルバムのテーマになっている人魚姫の物語のはじまりと
中盤の盛り上がりを担っている曲で
自然と身体がノッてしまいます。

特にアルバム全体でもAqua Lagoon Adventureが個人的に好みで
この曲を聞くだけで今回の童話の人魚姫の
イメージが頭の中にぶわっと出てくるんですよね。すごい。

4曲目は
「ギターポップレストランなのにギターがないのでせめて渋谷要素を」
ということでなんとcapsuleさんの『RGB』のカバーを演奏!
(※11/20 曲名訂正しました!ゆーじさん御本人にご指摘いただきました。  まじかよ。ありがとうございます!)

capsuleの曲って凄くエレクトロ感が強いイメージなのですが
ピアノとアコーディオンのアレンジが妙に心地良かったです。
元々可愛い曲なのですが、更にガーリィに生まれ変わっていて可愛い!!

5曲目はなんとポップンミュージックに収録されている「魔法の木の実」
確かに音ゲーで知った方々なのですが
実際にポップン曲をライブで聞けるとは思わなかった!!!

ケルトというとどちらかというと壮大なイメージがあるのですが
この「魔法の木の実」はうさおりーぬさんの歌声で
フワフワとした感じに聞けるのです。
更にそこにゆーじさんの軽快なピアノで浮遊感が倍増!
りーぬさんの歌声の魅力を引き立てていました。

6曲目はアルバムのタイトルにもなっている『Dear Mermaid』なのですが
本来は秋成さんとうさおりーぬさんのデュエットソング
一体どうするのかな?と聞いていました。

初めの秋成さんの歌唱部分をうさおりーぬさんが歌い始め
なるほどー!ソロアレンジか~~!っと思いきや

ゆーじさんのボーカルが!!!!!

つまりうさおりーぬさんとゆーじさんのデュエットでした!!!!

いろいろアルバムとかでゆーじさんの曲を聞いていたのですが
ボーカルをしているところを初めて聞いて感激…
すごく真っ直ぐな歌声で、ピアノ演奏に溶け込んでいました。

人魚姫の物語におやすみ。としっとりしたバラードでステージ終わり。

表現が豊かで、聞いているとたくさんの物語に触れられるので
何度でもライブに行きたいなと思えるグループでした。

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物販や休憩かねてお隣のHIGHに移動。
HIGHの会場は、舞台があるライブハウスで
演者さんたちが一段上のステージに上る形ですが
それでも一番前に行くとかなり演者さんの近くで見れます。

ここからは動きながらフェスを楽しんでいたため
かなり後ろの方で写真を撮ってます。

★3組目 杉本清隆さん

ライブ前から
「ギターがいないので心のギターをかき鳴らして下さい」
とおっしゃっていて、確かにギターのいない編成でしたが
すごくポップポップしてました!!

始まる前に
「前の人達、”もっと近づいてきなよ”」


 …なんて一度言ってみたかったんだよね(笑)」

あんなあま~い声でそんなこと言われてもう初っ端から
ひゃ~と蕩けてしまいました…///

1曲目はなんとTechno Highway!!!!
クロスビーツREVのやつだ!!!!

聞けると思わなかったので(何度も言ってる)
もうすごくびっくり。
出だしのワクワク感とだんだん盛り上がってく感じが最高で
何より音づくりがすごくキレイ!!

サイモンマンさん、
20年前から聞いてるあの歌声を生で聞いてるのが
不思議な気持ちになりました。とにかく嬉しい…。

5曲目に演奏した新曲のShe is delicate
以前常盤ゆうさんのイベントでデモCDでを購入していたのですが
パワーアップしていて、更に生演奏の迫力でぜんぜん違う!

まもなく発売とのことで、早くCDが欲しい………

順番は前後しちゃうんですが、
2曲目に演奏していた「天気予報」という曲の
けだるい感じが杉本さんのピアノ演奏に相まってすごく好みでした。
軽快なポップのイメージが強いですが
こういう曲もとても似合いますね!!

★4組目 ELEKTELさん/北川勝利さん

どっちも聞きたくて会場を右往左往と移動してました!
どちらの会場も大人気だったのですが
ELEKTELさんのいるAMPcafeには入り口すらも入れず、
遠くからスキャット聞いてました。

するとMOON RACE流れていてめっちゃアガりました!
しかもポップンのフレンチジャズまで!!!!

どちらもこの曲生で演奏できるの!?!?
聞いててうわー本物だーーーって(当たり前)

映像も流れていたのですが、端っこしか見えませんでした。
それでも十分凄さは伝わるんですけどね。
またイベント参加してちゃんと見たい…

ELEKTELさんが独特な世界観を披露している一方
隣のHIGHではクールなバンドサウンドが
お客さんのクラップと共に聞こえてきました!

ROUND TABLEの北川勝利さんのステージです。

Dancin' All Nightがすごく格好良かった!
CDとかで聞いていると少ししっとりポップきこえるのですが
生演奏で聞くとそのポップさにギターとドラムの力強さを
見事に融合されていて、すっかり聞き入ってしまいました。

★5組目 藤野マナミさん

ポップンミュージック好きなら誰もが
この方の声を聞いたことがあるだろう藤野マナミさん!
そしてピアノ演奏もポップンやキーマニ好きならご存知であろう
Q-Mexこと久米由基さん!!

もう大先生のコンビに思わず大興奮!
そんなお二人が演奏する曲はなんと
「電波の暮らし」

Q-Mexさん作曲で、今日出演している杉本さん作詞の
ポップン6の「モダニズム」!!

「元々フレディ波多江さん歌唱なのですが
 最近Queenが話題になってるので、流行に乗って(笑)」

と、藤野さん。

曲を知ってる方ならおわかりだとは思いますが
この曲はピアノ演奏もボーカルも複雑で…
久米さんと藤野さんが納得して始まるまでに3回かかりました(笑)

ですが…これがすごい!
筐体で聞いてた時はいろんな楽器がBGMで様々な音を奏でてるのに
それをピアノ一本で弾いちゃうんだから。
音域がめちゃくちゃ広いボーカルも
藤野さんが歌いこなしてて、まさに 圧 巻 でした。

そしてお次は「平成最後いろいろあったねスペシャルメドレー」とのことで
様々な曲をメドレー形式で演奏されたのですが
「恋のシャレード」や「モヘア」と言った
ポッパーの涙腺をズバズバ射抜いていく選曲…!!

私は「恋のシャレード」と、
とんでぶーりんの「愛はカッコわるい」を聞いて
心が幼少期に戻っていきました…。
ああ涙流しちゃったらやばい…と思ってふと周りを見たら
ハンカチを持ってる方がかなりいらっしゃいました。同士だ。

みんなきっとそれぞれの平成を思い出してるんだなあ

メドレーのラストはポップンの名曲
「Ping×Pong×Dash」からの「Over the rainbow」

藤野さんに煽られたらそりゃあみんな歌っちゃいます!
そんな感じで平成を駆け抜けた素敵なメドレーでした。

ラストに新曲のからふるるを演奏してたのですが
今まで過去を振り返ってから、新しい藤野マナミさんとしての
音楽を聞いてるととても感慨深いものがありました。

ステージでは撮影禁止だったのですが
なんと大サービスでラストに一枚みんなで記念写真タイム★
ライブ後、藤野さんのtwitterに上がっており
今見ても思い出してニヤニヤしてしまいます。

★6組目 yes, mama ok?さん

金剛地武志さんを中心としたロックンロールでポップでブルースなバンド!

そもそも私、失礼ながら「みごろ!たべごろ!(ry」 とか
エアギターやってる金剛地武志さんしか知らなかったんですけど

超激渋ロックバンドじゃないですかー!かっこいいーーーー!!

ゴリゴリの70年洋楽的ロックかと思えば
女性お二人のコーラスでテクノポップっぽくも聞こえたり
とにかく一つのジャンルでは収まりきらない
「良い…すごく良い…」としか表せないバンドでした。

Modern Livingという曲がとても印象に残っていて
金剛地さんの美しい声としんみりなバラードで始まったと思いきや
後半どんどんディストーションと共に盛り上がっていき
やっぱり「良い…すごく良い…」としか表せないすごい曲。

途中、クリスマスソングを演奏するとのことで
前の方にいたお客さんに鈴を渡して、曲の時に鳴らすという
参加型の音楽も行っていました!!

「変なところで鳴らしたらじっと睨みつけますからね~」
なんて冗談を言ってたんですけど
終わった後に
「ありがとうございました。センスのある演奏でした」
と優しさが垣間見える場面も(笑)

そんなわけで、GPRの公式アカウントさんでもおっしゃってたんですけど
俳優「金剛地武志」しか知らない方に是非見て欲しいバンドです。

聞いてて途中数回時間が吹っ飛びました。
音楽に合わせて身体動かしてたのに
ふと身体止めてぼーっと聞いてしまったんですよね。
これが見惚れる…聞き惚れるってやつなのでしょうか。

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以上、今回のレポートでございました。

本当に「楽しい」と一言で済ますのがもったいないぐらい
ボリュームのある、素敵なライブイベントでした。

イベントの終了後や間にアーティストの方々とすれ違ったり
ほんとライブ会場の外でもドキドキが止まらないライブです。

そして何より演者のみなさんが楽しそうにしてるなあ
と見てる側にもすごく伝わってきました。

初めてのギターポップレストランにも関わらず
たまたま第40回の記念ライブに足を運ぶことが出来て
素敵な出会いにたくさん恵まれて…
イベントを主催されている、なかむらかずみさんや、
スタッフの皆様、本当にありがとうございました。


そしてなんと12月には第41回が控えています。
今回出演されたゆーじさんやDJをされてたmamiさんもいて
第41回のアーティスト陣もとっても豪華です。

そう言えば書き忘れましたが、
私、今回6歳の娘と共に参戦しました。
他にもお子様を連れているお客様が多かったのですが
まさに老若男女問わず楽しめるイベント!!

今回のライブの様子や感想を見て
「うわーギタポってライブ楽しそう…」と思ったら
ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!


―おわりに

20年前の僕へ。君は何度か音ゲーをやめたりしながらも
20年後も音ゲーをプレイしています。
しかも、20年後に今君が聞いてる曲を歌ってる人や
音楽ゲームを通じて好きになったアーティストの人たちの
生演奏を聞いたり、お話しているよ。
音ゲーが好きで、音楽が好きで良かったね。

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