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感想いろいろ【2017年4月】


「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」。行きがかり上見た。なんでなんだろう、キャプテンアメリカには甘い。盾が好きなのかな。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。これなんて劇場で見てるからね。でも最初の数分は忘れてた。まあ、スカーレット・ヨハンソン見るために見てるというところはある。

「64‐ロクヨン‐前編/後編」。誰だかが、「この謎をまだ知らないというだけで、まだ64見てない人が羨ましい」旨のことを言っていたので、超楽しみに見た。確かに種明かしのシーンでは鳥肌が立った。横山秀夫の執念描写はいつも怖くてぐっとくる。でも主人公の佐藤浩市は年齢設定的に無理が??

「シャッター アイランド」。ちょいちょい幻想が出てきて話が進まないなあと思ったら、幻想オチであることが予告され、そうなると夢オチが気になり始めて、どこまでがほんとの話か分からなくて、そのくせ突然じゃないから愕然とはしないから白けた。「シックス・センス」的なズドン感がないというか。

「グローリー -明日への行進-」。なにかこう、映画じゃなくてもいいというか、ドキュメンタリーを見た気持ち。勉強になったというか。主人公がなぜそんなにもがんばったかの描写が弱いように感じる。悪役のティム・ロスが素晴らしい。

「パーフェクト・ガイ」。ひどかった。よく「脚本がひどい」とか言うけど、これはもうすごくすごかった。ポンポン話が飛ぶのにテンポはよくない、という奇跡。ブラックだけのラブサスペンスってありそうでなかったような気が。

「13時間 ベンガジの秘密の兵士」。ストーリーが単調で入り込めなかった。主人公達が同じようなヒゲ面で見分けがつかない。戦闘シーンも迫力というより、それだけ押しな感じ。相手が敵か味方か分からなくて撃てないという描写は新しかった。あと、もげかけの腕、とか。邦題ひどいな(直訳だけど)。

「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」。”夫婦ってなんだ”映画として「ブルーバレンタイン」と並び称される映画。徹底的に子どもの存在を省いた描写には賛否両論ありそう。それだけに夫婦の歴史、向き合い、夢の実現、男としての幸せ、女としての幸せがぐいぐい描かれる。精神病の男が◎

「デッドプール」。センスはさておき、観客を飽きさせない、楽しませようとする小ネタの数々は高く評価したい。面白かった。ヒロイン、きれいだった。どこかで見たことあると思ったけど気のせいみたい。まあそれを言ったら、主人公のライアン・レイノルズもそうかも。

「インサイダーズ/内部者たち」。イ・ビョンホンがようやく普通の演技をしていて好感が持てるような、イ・ビョンホンじゃなくてもこの役いいよね、という気持ちがぬぐえないような、とにかく、イ・ビョンホンの印象が強い映画。お話としてはどんでん返しもあって楽しめた。いい人そうな悪役も。

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。スピルバーグの映画は、節というか、なんというか、見やすいねえ。感動はしないけど、楽しかった。特にクリストファー・ウォーケン。あんなクリストファー・ウォーケン、初めて見た。あと、久しぶりに「刑事プリオ」のCMの動画見返した。

「騎士団長殺し」。切れ切れでなく、きちんと腰を据えて読もうと決めて、読み上げた。同じ場所で。日を変えて。物理的なスケールとしては小さい話だったので「1Q84」のような活劇感はなかったけれど、絵画というテーマは目新しい。「胸の膨らみという記述が多すぎ」という事前情報は余計だった。

「ディーパンの闘い」。パルム・ドールを獲ったというから見てみたが、適度に骨太ででも惹きつけられ続ける映画らしいいい映画。いろんな伏線やフリも上手に回収され、エンディングもちょうどよく切ない。スリランカの内戦など、知らないことも学べる。これは力説したいが画面が暗くないのはいいこと。

「パーフェクト・ゲッタウェイ」。最近、脚本の勉強をしていて、その意味ではハリウッドのお約束をきれいに反映している展開で、つまりは面白かった。ミラ・ジョヴォヴィッチには騙されることが多いけれど、これは楽しめた。ハワイの風景も美しい。結構好きだけど当たったという噂は聞かないなあ。


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