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感想いろいろ【2017年2月】

「エクストラクション」。B級アクション映画という触れ込みで、B級アクション映画を求めていたのに、B級感がいなめなかった。ブルース・ウィリスには甘いほうだけど。アクション女優、ジーナ・カラーノはすっかり見慣れた(いやまだか)。

「仁義なき戦い」。初めて観た。最初から最後までずっとかっこよかったし、ラストシーンとかクールすぎて拍手出ちゃったよ。「アウトレイジ」ってこれをやりたかったんだな、って。あと、悪役の組長が、千鳥の大悟に見えて仕方なかった。

「アリスのままで」ジュリアン・ムーア、すごかった。と思ったら、オスカー取ってた。言葉が出てこなくなるって、発狂するだろうなあと自分の身にあてはめて感慨。「そりゃずるいわよ、母親だもの」といった台詞に象徴されるように、母娘もの、家族ものとしても観られる。タイトルもいい。いい映画。

「本日は、お日柄もよく」。初原田マハ。展開や語り口は少し甘すぎるきらいがあったものの、油断すると5回ぐらい泣きそうになった(しかも3回は最初の20ページぐらい)。ドラマは散々だったけど、周囲でどうも原田マハが来ているので読んでみた。もう1冊ぐらい読んでみたい。なにがいいんだろう。

「ドクター・ストレンジ」。つまらなかった〜。映像目的で行ったものの、意外とストーリーも面白かったりして?と期待していたけど、辛かった。アベンジャーズ、アメコミものには評価は甘いつもりだったけど。精神世界の話されると、冷めるんだよなー。

「ヘイトフル・エイト」。タランティーノ節、久しぶりで楽しかった。くだらないおしゃべりと思っても聞き逃せない(伏線かもと思うから)緊張感。サミュエル・L・ジャクソンもやっぱりタランティーノ映画の中がいい(他の映画だと竹中直人的)。最初のワクワクする設定のわりに話はシンプルだったけど

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。暗いだろう、つまらないだろうと期待しないで観たら、意外と楽しい。いや、暗いんだけど、中盤以降の荒唐無稽なアクションは超爽快。ワンダーウーマンのガル・ガドット、美しい。。「スーサイド・スクワッド」といい、DC映画を見直している

「ブラック・スキャンダル」。ジョニー・デップといい、70年代のアメリカといい、きついかなと思ってたんだけど、楽しめた。ジョニー・デップには狂気がよく似合うけど、こういう暗い狂気もいいね。カンバーバッチ、ケビン・ベーコンもきりっとしてていい。

「レヴェナント: 蘇えりし者」。まあ、すごかった。演技も撮影も。生きるって、執念って。見てるこっちが何度も諦めたよ。おめでとう、ディカプリオって感じの大作にして、労作にして、力作。なんかもう、暴力的な迫力。馬の中で寝るシーンが好き。

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