小泉 耕二

20年以上のコンサル経験に基づく処世術を「コンサル脳を作る」として書いていきます。Io…

小泉 耕二

20年以上のコンサル経験に基づく処世術を「コンサル脳を作る」として書いていきます。IoTNEWS( https://iotnews.jp/ )代表。 フジテレビ Live News α コメンテーター、J-WAVE TOKYO MORNING RADIO ニュース解説、など。

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誰でも簡単にできる、決断力をつける方法

こんにちは。小泉です。 仕事柄、企業のマネージメントの意思決定に携わることが多いのですが、最近リーダーの意思決定力が話題になることが多いですよね。新型コロナウイルス の中でも、リーダーシップをとれている人と、取れていない人の差などがSNS等で話題になることもあるようです。 このリーダーシップには、「決断力」が必要なのですが、我々の生活においても、決して簡単ではないし、重要な力だと思うのです。 例えば、転職をしようと考えた時、幸運なことに内定を2社から得られたとします。一

    • 好調に見える中田敦彦さんの40歳は「不惑」なのか

      中田敦彦のYouTube大学に糸井重里さんがゲスト出演されていた。 中田さんは40歳にして、これからどうしたらよいか悩んでいるらしく、糸井さん的な考え方から、なにかを汲み取ろうとされていた。 周りから見たら、中田さんは若くしてテレビでもてはやされて、YouTubeをやっても、400万人以上のチャンネル登録者数がある成功者です。 でも、本人は釈然としないんでしょうね。 芸人で一番チャンネル登録者数が多くなっても、別に芸人として一番面白いわけではない。芸人を測る指標はチャ

      • YouTubeのチャネル登録1,000人、視聴時間4,000時間を超えるまで

        YouTubeチャネル「小泉耕二の未来予報」が5ヶ月かかって1,000人を超えました。そして、昨日視聴時間も4,000時間をこえ、広告を貼るための申請ができる閾値をこえました。 わりと、これを一区切りに考えてる人も多いので、わたしとしてもとても嬉しい限りです。 周りには、数本で1,000人を超えるという強者もいるので、ちょっとお恥ずかしいのですが、そこに至るプロセスや思ったことを書き綴ろうと思います。 YouTubeを始めたきっかけ2020年、新型コロナウイルスによって

        • 上司との関係がうまくいかない人が、犯しがちな過ち

          こんにちは。小泉です。 仕事をしていると、日々上司に何らかの報告をしますよね。 まわりで上司との人間関係がうまくいかないって嘆いている人がいるのですが、友達じゃないんだから、居心地悪くならない程度の関係でいればよいとも思います。 でも、仕事上の関係なのだからこそ、仕事上のコミュニケーションは必須で、特に報・連・相のなかでも、報告がうまいと関係性が円滑になるんじゃないかなという話を今回は紹介します。 仕事上の「報告」というと、上司に、「毎日一回報告しろ」と言われて、日報

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          知っていると得する、課題解決をやろうとする人の盲点

          こんにちは。小泉です。 ソリューション企業を経営していると、「提案してください」といわれることがよくあります。ありがたいことなのですが、ここでいう「提案」にはいくつかのパターンがあります。 1)提案してほしい内容が固まっていて、その内容がいくらでできるか、他の可能性があるのかなど具体的に提案してほしい 2)提案してほしい内容の概要は決まっているけど、具体的になっていないので、具体的にできることを含めて提案してほしい 3)提案してほしい内容がほとんどわからず、とりあえずいく

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          初対面が苦手な人がやると人生が変わる習慣

          こんにちは、小泉です。「コミュ力の高さ」は、人生を左右します。 コミュニケーションなんて子供のころからやっていることだから簡単なはずなのに、なぜつまづいてしまうことが多いのでしょうか。 かくいう私も、コミュ力が高いとは言えないほうで、ぶっちゃけ「人見知り」です。初対面の人とうまく話せなくて、大勢のパーティなどに呼ばれたりすることが度々ありますが、正直どうしたらよいかわからず、それこそコミュ力の高い人に話しかけられるまでポツンとしていたりします。 それで、コミュ力の高い人

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          マーケット・イン思考の作り方

          こんにちは!小泉です。 さて、通常商品開発って、マーケットニーズから掘り下げますよね。「プロダクトアウト」か「マーケットイン」かなんて言う人もいます。 「仮説検証」型の商品開発を行う場合、ある程度マーケットを想定して商品開発を行うわけですが、思ったように販売が進まないとき、「ほかのマーケットでは売れないのかな?」と考えることが良くあります。 私のもとに寄せられた質問では、例えば次のようなものがありました。 「AIを使った画像認識のソリューションがあって、カメラにそのモ

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          メアリー・ミーカーの伝える、新型コロナウイルスへの影響

          メアリー・ミーカーという人物をしっているだろうか。 元米証券アナリストで、ベンチャーキャピタリストでもある。 インターネット分野での第一人者といわれていて、2014年にはフォーブス誌の「世界で最も影響力のある女性」で77位にランクインした。(WIkipediaより) Facebook, Twitter, Spotify, Square, Airbnb, Instacart, Slack, Stripe・・・と今を時めくネット起業に投資をしている。そのこともあって信頼性が

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          オンライン会議で働き方を変えるカギは5G

          昨日、ライブ配信でミーティングを行いました。これ自体、それほど珍しくないと思うのですが、規模が50人でやろうということになり、普通のセミナーで50人のオーディエンスがいても、なかなか盛り上がるのが難しいのに、果たして双方向の議論ができるのかと不安な面もありました。 実際にやってみた結果からすると、リアルに集まるより多くの方の意見が聞けたという感触です。 実際にどのように開催したかというと、まず80名程度の申し込み者に対して、zoomのURLを送付。初めは全員顔出しでご挨拶

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          新型コロナ不況とリーマンショックや震災不況などとの違い。今やるべきこと

          新型コロナ不況がやってきています。 身近なところでは、飲食店が倒産したり、航空会社が未曽有の減収減益におちいったりしています。仕事がなくなった方や、失業した方も多くいらっしゃいます。 明らかに景気の状況はよくないわけですが、これまでの震災不況やリーマンショックなどとどう違うのでしょうか。 地域限定の震災不況神戸・淡路大震災を経験した私としては、東日本大震災や新潟・熊本の震災、中国地方を中心とした集中豪雨など、日本各地を襲った災害は生々しく非常に辛辣なものでした。 震災

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          先が見えない状態のときだから、何か新しいことを始めよう、と思ったら

          毎日新型コロナウイルスの話題ばかりでいやな気持になります。いつになったらこの状態から脱することができるのか、まったく先がみえません。 こういう時、どうやって先のことを見通していけばよいのでしょうか。 自宅にいる時間が増えた人の中には、「なにか新しいことをはじめようかな」と考えた人が多いのではないでしょうか。 新しいことを始めようとするとき、漫然と始めると大抵三日坊主に終わります。そこで、おすすめなのが、「これからどうなりたいか」と考えることです。 毎日与えられた仕事を

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          歯ブラシを変えて、洗面所に挑む

          最近、新築のマンションに引っ越した。 収納も多く、キッチンもとても使いやすい。 トイレに入ると、自動的にふたがあいて、デパートにでも来た気分になる。 イマドキの家はすごいな、と生活を始めたら思わぬ壁にぶつかった。 先日から、ワケあって電動歯ブラシを使い始めたのだが、 ボタンを押すと振動のタイプが変わり、 ブラシを取り換えると、いろんな用途に使えるすぐれものだ。 でも、使い始めて初めて気づいたことがある。 狭い我が家の洗面所には、 電動歯ブラシを常時充電するコ

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          トレンドは追わずに、産む時代

          最近プロダクトづくりのワークショップサービスを始めました。 この取り組みは、IoTNEWSが電通と共に始めたサービスで、「未来のあたりまえをつくる」というタグラインで行っております。 クライアントは、B2Cビジネスの大企業が中心で、ヒット商品を生み出すのが難しいとされる中、デジタル技術に活路を見出そうとされる方も多いというのが背景になります。 このプロジェクト、はじめてみると予想通りのところと、そうでないところがあります。 まず、予想通りだったところは、「打ち出の小槌

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          2006年から10年間で失われた日本の産業 と10年後の未来

          先日、経済産業省から「2019年度版ものづくり白書」が発行された。ものづくり白書といえば、主に製造業における、各種情報をデータとしてまとめているのだが、その中に興味深いチャートが掲載されていた。 2006年、100兆円規模の産業となっていたのは、自動車とエレクトロニクス このバブルチャートで、左上にあるオレンジの大きなバブルが自動車産業だ。その周りに紺色の割と大きめのバブルがいくつもあるが、これはエレクトロニクス産業、中でも完成品を指す。情報通信機器やコンピューター情報端

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          デジタルx産業のつくる未来に向けて

          はじめまして。IoTNEWS代表の小泉耕二と申します。 普段は、IoTNEWS(https://iotnews.jp)というウェブメディアを運営していて、20年以上、ビジネスとテクノロジーの交差点におけるビジネスの変革についてコンサルティングを行っております。 私が10代の頃(1990年初旬)、インターネットがまだ一般的ではなく、企業ページといってもソニーのサイトくらいしかない時代、Yahoo!が人力で検索のための辞書を整えていた時代に、スーパーコンピュータを使って人工知

          デジタルx産業のつくる未来に向けて