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投資の勉強を始めて・・ 生徒の声:ひより

浅井さんのカウンセリングの中で投資の勉強をしてみたらと勧めて頂いてから、自分なりに少しずつ投資について勉強し出して、YouTubeのおすすめが「投資の心理」や「貧乏はここが間違っている!」などというタイトルの動画で溢れ出したある日「高橋さんに投資について話してみては?」と浅井さんからご提案を頂きました。高橋さんはこのipcのメンターの一人でもあり、サラリーマンを退職後、投資家になったという。前回の感想文を読み、浅井さんは私の自信のなさと自己嫌悪を文章から感じ、私にもっと自信を持って欲しいということで、1対1でこういった方とお話するのは良い経験になるのではないかと考えてくださって。私が投資について興味があるということを伝えてくださって、高橋さんとお話をする機会を作って頂きました。

投資の勉強を始める前は、お金の話をするというと「いやらしい」というイメージや、投資なんて大金持ちの人が余ったお金で遊んでるようなもので、23歳の中学中退の私にはもっとも遠い話だと思っていました。私はまず初めにYouTubeで”What is investing”/「投資とは」と調べました。そして一番最初に目にした動画の中で「現金というものも一つの投資だ」ということを言っていました。お金というものは価値の交換でもあり、それが現金という紙幣、硬貨という目に見える物であってもその価値は不安定でなのだと。そう考えると、投資を色々な方法で資産運用することで、現金という一つのところに預けるのではなく分散することが賢い資産の管理の仕方なのだと。その後も色々な動画を漁り続け、いつしか私も、投資家を目指す!と頭の中で掲げていました。

高橋さんとお話する当日はとても緊張していました。浅井さんに「高橋さんと1対1で話せます。大丈夫です。」と言い切ったことを少し後悔し、自信はゼロに近い状態でした。でも同時に本物の投資家さんとお話できるというワクワクもありました。時間になり、話し始めるととても好奇心のある、賢い方というのが画面越からも伝わり、私の緊張はどこかへ飛んでいき、高橋さんのお話に興味津々でした。高橋さんは自身の投資を始めるきっかけや、心境、そして目的などをまとめててくださり、なんだか贅沢なセミナーのようなzoomミーティングでした。
投資を始めたきっかけは40歳の時に読んだロバートキヨサキ作の「金持ち父さん、貧乏父さん」。キヨサキはこの本の中で、サラリーマンこそであることこそがリスクが高く、「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる」などと言っていて。高橋さんは時間の自由を得るために、50歳までにサラリーマンを退職することを目標とし、不動産投資から初めたという。しかし、50歳で退職という目標を達成し、自由な時間を手に入れた今、新しい目標へとシフトしているそう。それは人に感謝される、人が幸せになるための投資をするということ。お金は感謝の気持ちでもあり、人が喜ぶことをし続けると自然とお金は流れてくるもので。綺麗な水も止まってしまうと濁り出すように、お金というエネルギーも流し続けることが大事だということを話してくれました。

高橋さんと話してみて「投資家とは」というよりも、お金にコントロールされない選択肢をした人間というものがどういった考え方をしているのかというものが見えた気がしました。十分なお金を得るために生涯をつくし、お金にコントロールされるのではなく、ロバートキヨサキが言う「お金を自分のために働かせる」というマインドセット。お金を受け取るのを待ち続けるのではなく、自らがお金を回す。だけどそのお金というのは欲を満たすだけの交換材料ではなく、皆を幸せにするためにお金を使って、投資をしていく。そしてまた入ってきたお金はもっと人に喜んでもらうところへ。「お金を投資する時、恐れはありますか?」と聞いてみたら高橋さんは「感じたことない」と即答。「色々失敗もしてるけど、すぐ忘れちゃう」と言う高橋さんのポジティブさに驚きました。このポジティブさがお金にコントロールされない、大事な要素だと思いました。「ポジティブでいることが大事!」なんて何においても言えることだけど、特にお金は私の中でいつもネガティブなものと認識していることに改めて気づきました。過去の出来事、こうなったら怖いなと恐怖心に取りつかれていると前には進めないもの。けれどお金の勉強を進めていくと、少しずつ「お金」という物の正体が見えてきた気がして。きっと私もいずれお金の上に立ち、恐れずお金を自分のために働かせられるようになると思います。

(余談ですが)
浅井さんの作戦通り、高橋さんとのお話のあと、なんだか自信がついてしまい。単純に高橋さんが優しい方というのも大きいですが、楽しくお話ができて、いろんな趣味の共通点もあり、こんな私でも丸2時間お話しさせて頂いて。その日、zoomが終わった後、ジムに行った時にはいつも無愛想なトレーナーの男の子に「もっと挨拶しないともったいないですよ」なんて指摘してみたり。高橋さんにおすすめして頂いたサウナの入り方も真似してみたりして。ちょっと強気になれた自分が嬉しく、少し生きることが楽しく思えるようになりました。

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