こんにちは！ipeのSEOディレクターの菊永です。

ついに6月度のアップデートが来ましたね！

今回よりコアウェブバイタル（LCP/FID/CLS）の３つの指標と４つのシグナルがページのランキング項目として追加されましたね。サイトのユーザー体験（UX）を向上させるべく日々取り組まれている皆さまの姿が目に浮かびます。。

ウェブ関係の方々には、新たな問題・課題と同時に重くのしかかったのか、
それとも担当していたサイトの順位が急上昇、笑みを浮かべている方もいらっしゃるかもしれません！（笑）

そこで今回は6月度のページエクスペリエンスアップデートによってどのくらい順位の変動があったのか、アップデート前と後で全4つのECサイトにて簡単に比較調査いたしました。

（こちらは6月26日時点での調査結果となっておりますので、ご了承ください。）

調査内容

今回はページエクスペリエンスアップデートによるコアウェブバイタル指標に関する順位変動を調査しており、今回は【業界別大手ECサイト】に絞って調査しております！

〇対象サイト：業界別大手ECサイト（生活用品系・建築系・スポーツ用品系・ファッション系）

〇キーワードは5月度と6月度の両方の月で流入していたキーワード

〇検索エンジン：Google（日本）のウェブ検索結果

〇調査日：2021年5月度　VS　2021年6月度

結果！

あまり大幅な変動はまたしても見受けられませんでした。。
ですが少し順位の降下が見受けられるサイトが１つございました！

降下したのは大手ファッションECサイトになります。

アップデート前にはほとんどのキーワードがランクインしていたにも関わらず先月と比較すると500キーワードほど順位が圏外へと変動しております。

少し調査をしてみるとコアウェブバイタルの指標の項目の１つであるLCP【表示速度】において、調査をしてみました。すると４秒を超えると不十分とされる指標に対して大幅に超えており、モバイルサイトの表示速度が格段に遅い・・・

またFCPの指標でも画像に関連する課題が盛り沢山といった結果。
どのページも指標の平均値が10を下回るほどの数値で、良好とは全くもって言えませんでした。

検索volの大きいキーワードの変動だと、
「マンハッタンポーテージ」6位→13位　ボリューム：74000
「マッキントッシュ」 6位→12位　ボリューム：60500 　
上記キーワードでの変動が見られました。

その他の変動はミドルからロングテールのキーワードが大半でした。

これだけが要因ではないとは思いますが、こちらも重要な1つの指標なので、しっかりと今後も取り組んでいきたいですね。

また上位を維持しているキーワードの順位変動はどのサイトを見ても、あまり大きな変化がなく、上記以外のサイトでは全体的に大幅な変化は特に見られなかったため、通常通りの変動の延長上かと思います。

あくまで個人の見解になっておりますので、随時アップデートでの変化に向けて調査していきます！

（他のサイトの比較画像はページ下部に載せておきます。）

現状大幅に上位キーワードでの変動は見られていないのでまだまだ様子見状態がしばらく続きそうです。。

また今回のアップデートでは順位が上昇していても、８月までアップデートが続く予定なので、その際に大幅に下落する可能性も十二分にございますのでまだまだ気は抜けないのでしっかりと対策や準備をしていきましょう！

また変動がございましたら、その都度発信させていただきますのでよろしくお願いいたします！

株式会社ipe SEOディレクター　菊永まさし

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