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2022年振り返り

お久しぶりです。
今年は色々あったなぁ。むしろありすぎではなかろうか。

塾経営について。

うちの経営はインチキというか、「最低限の経費さえペイできれば生活には困らない」という状態なので、その点のプレッシャーは幾分は同業の人たちよりマシだったと思う。
外部出講だけで新卒サラリーマン+αは貰えているので、贅沢しなければ食べるのはなんとかなる。

で、そんな中でも、開校一年で当初の目標はすべて達成。達成は11/30と一周年ギリギリになったけど。笑

うちは基本的には「週4日営業、テスト前休日開校なし」で、「GW・夏・冬・春の長期休暇は各1週間」を取るので、理論上は年間休日は170日を超える。
当然ここに外部出講が加わるし、なんだかんだで150日くらいかな。短い時間でいかにきちんとやるか、という点が完全に働き手の能力依存なので、うまく計算通りには回らないのだけど。

業界的には、なるべくたくさん教室を開けてなるべく生徒を来させる、というスタンスがいい、ということになっているし、実際にそれを望む保護者の方も少なくはない、という印象はある。

で、その業界を覆う考えに対するアンチテーゼでうちの塾は始まったようなもので、これは休みを増やしたいとかそういうところよりも(それがないとは言わないが)、「たくさん塾に来させないと本当にダメなのか?」という長年の自分の中に抱えている疑問が今の形を作らせたのだと思っている。
私自身も、なるべく毎日来させられるように昔は色々動いていたし、それが望まれていること・望ましいことと考えていたのだけど、どうもそこにばかり真実があるわけではなさそうだ、ということ。
すべての子どもにとってそれが望ましいかというとそういうわけではなく、むしろ適度に「塾がない」という状態で自分自身で思考する余地を持たせたほうがいいのではないか、みたいな。

毎日塾に通い詰めて勉強させたいならそういう塾を選べばいいし、余地を残すような(自らに責任を持たせるような)剛柔兼ね備えた指導を受けたいならうちを選んでくれればいい。

……というようなスタンスで、どうしても入塾してください、というのは一切やらず、むしろうちが合わないと判断すれば入塾は勧めない、みたいなこともやっていたのだけど、とりあえず初年度目標は無事に達成したし、業界の成功スタンダードを更新できるモノもいくつか得た。

あとは多店舗展開をするかどうかだけど、あんまり面倒なことは現状考えていないというか、根本的にものぐさなので、余計なことはしないかもしれない。まあその辺は気分で今後動くでしょう。

で、うちとはむしろ真反対くらいのスタンス(笑)のところに出講は続けているわけだけども、来年度はちょっとテキストを形にしたいなぁとぼんやり考えている。数学には負けられんぞ、と。笑
ただ、いわゆる万能型のテキストではなく、予備校型かな。テキストそれ自体もそうだけど、それをきちんと予習した上で講義に臨んでくれてはじめて効果が高く出るというものにしたい。

あまり同業者が好きではない(なんというカミングアウト)のだけど、今年は何人かお会いしたかった人たちにも会えたし、そこそこ充実はできた一年だと思う。

11月にTwitterの個人アカウントを爆破したけど、あれも良かったかなーと。面倒なのがちょいちょい湧いて出てたし、そういうところでストレスを抱えるのはバカだなと思ったので。

はてさて、2023年はどうなりますか。おそらく劇的な変化はないと思うし、ないように願いたいのだけど。

それでは、また来年もよろしくお願いします。

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