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漫画感想文その5「ワールドトリガー」

こんにちは。漫画感想文、やっていきます。
僕の漫画感想文は、以下のフォーマットでおこなっていきます。

1.作品紹介
2.この作品のココが好き
3.ハマった経緯
4.好きなキャラ
5.好きな話
6.細か過ぎて伝わらないこの作品のココが好き
7.書き足りなかったこと
8.総括

注意事項
・書いている時点で刊行されている単行本最新刊までの内容を含みます。1〜3はできるだけネタバレなしで書きますが、紹介ではなく感想文に比重を置きたいので4以降はネタバレは容赦しません。ご注意ください。
・個人の感想です。主観入りまくりです。
・時にはネガティブな意見も言います。愛ゆえです。

では、本題に入ります!!


1.作品紹介

異星からの侵略者「近界民(ネイバー)」と地球の防衛組織「ボーダー」が戦う世界。
ボーダーの隊員である三雲修が、部隊の仲間と共に他の隊員と腕を競い合いながら、近界民の世界を目指す物語。だと、思っています。
近界民との戦いだけではなく、隊員同士で腕を競い合う「ランク戦」にも力が入れられているのが特徴。というかランク戦がメインコンテンツ。作者の葦原先生が一番書きたいのは多分ランク戦。

2.この作品のココが好き

・小出しにされる情報
トリガーの説明は黒トリガー争奪戦まで引っ張られるし、新しく部隊が出てきてもオペレーター含む隊員全員は出てこないことが多い。だから情報を知りたい気持ちがどんどん増していき、続きを読むのが非常に楽しみになる。

・セリフ1つで広がる世界観
個人的に一番ツボな部分。セリフの中に読者が知らない固有名詞を放り込むことで、世界観にリアリティと深みが増す。これが成立するのは、世界観をガチガチに固めているから。
「6.細か過ぎて伝わらないこの作品のココが好き」の節で具体例を挙げる予定です。

決められた装備の中で出る個性
メインコンテンツであるランク戦はレギュレーションが定められており、B級は武器は共通装備から選ぶ形しかない。だから戦闘で個性を出すのは難しい…かと思いきや、そんなことはない。装備の使い方、組み合わせ方で個性あるバトルが見られる。そんなところが好き。
時には某B級3位部隊の隊長みたいなトンデモ必殺技も見られるし。

キャラが多いのにその大多数が強キャラ・有能キャラ
この漫画、めちゃくちゃキャラの数が多い。そしてその大多数が強キャラ・有能キャラ。
キャラは多いのにどのキャラの行動にも納得感が常にある。
そしてこの漫画、全体的に性格が落ち着いているキャラが多い。あなたたち本当に学生?僕より落ち着いてない??
性格に難ありでも実力は折り紙つきのキャラもたくさん。軽く読んでも、誰かしらは刺さる強キャラがいるのではないだろうか。
これまた、キャラが多い漫画が好きで強キャラが好きな自分にブッ刺さったポイント。

・おまけの充実度
この漫画、絶対単行本で読んだ方が良い。それはおまけが充実し過ぎているから。カバー裏のキャラ紹介やQ&Aコーナーでキャラの掘り下げがあるので、これを知っているのと知らないとでは大違い。しかもしれっと「重要過ぎない!?」という設定を明かしてくることもある。
自分は最初に読んだのが漫画アプリの単話読みだったからカバー裏を読めてなくて、単行本買った後の2周目でようやく読めた。そうしてやっと解像度が上がった。おまけ、大好き。

・メイン主人公が強くない
メイン主人公の三雲修は、周りの強キャラと比べると断然弱い。強さ面は主人公の1人、空閑遊真が担当。
そんな修が、自分の持てるもの全てをぶつけて戦うのが面白い。たとえ弱くても、対戦相手の研究や作戦立案などのやれること、やるべきことを全てやって挑むことで勝負になることが学べる。

3.ハマった経緯

①土曜朝にデジモンとか見てた時にアニメのCMがやっていて存在を知る
②大学の友人が推しており、なんとなくの内容を聞く
③しばらく後、ゼブラックで10巻分無料だったので試しに読んでみる
④強キャラばかりの環境に惹かれる
⑤ゼブラックで読める範囲まで読む頃にはどハマりしている
⑥電子書籍で全巻購入、SQで毎月読むようになる
こういう経緯でハマりました。無料公開は偉大ですね。


!!!以下ネタバレ注意!!!









4.好きなキャラ

5人に絞りました。
・鳩原未来
個人的ワートリ最強キャラ。失踪者のため本編の出番は少なく他者を通して語られることが多いが、元A級隊員、組織の裏切り者、めちゃくちゃ優しい、人を撃てない、でも武器は絶対に破壊する、誤射を一度しかしたことがない、しかも誤射は視認できない相手を撃っていた、と語られる内容がどれも凄まじい。BBFによれば、テクニックはトップタイの14。これは作中屈指の強敵、ヴィザと並んでいる。もはや異常でしょ。このあまりにも尖り過ぎている能力が最高にかっこいいと思っている。

・小南桐絵
明るくて可愛くてしかもめちゃくちゃ強いって、こんなキャラいていいんですか?
遊真相手に9対1ってヤバくない?あと攻撃手3位ヤバくない??1年足らずのランク戦で太刀川風間以外に抜かれてないって、どんだけやってたしどんだけ強かったの???
今までの戦闘で緊急脱出描写はおろか大ダメージ描写もない、ほぼ無傷。本当に防御・援護7???
まあ攻撃をかわしているってことで機動でカウントされているのかもしれないけど、だとしても10は低くない?????11か12でも良いのでは?

玉狛第1はみんなそうだけど、唯一無二の武器を持っているのも好きポイント。ボーダー唯一の斧使いですもんね。

・香取葉子
ワートリでは珍しく性格悪いキャラだけど、天才肌で対応力のある強いところが好き。麓郎と雄太がそこまで強くない香取隊がB級上位だったのは香取葉子がクッソ強いからですよね。
遠征選抜試験で主人公チームにいるから描写もたくさんあって更に好きになった。そこでもエースだもん、ポテンシャルは相当だよ。

・柿崎国治
性格が良過ぎるぞ!!!!!こういう、弱くて頼りないと自己評価しているけど、実際のところ誰からも慕われて人望が厚く頼られているキャラ大好き。頼れるかどうかで遠征アンケートを書いているくらいなのに、歌川から「責任感があって頼れる」と評価されていますからね。
照屋文香の存在が柿崎さんの自己評価を下げている説ない?
柿崎さんみたいになりたいなぁ。

・諏訪洸太郎
遠征選抜試験編で大好きになってしまった。みんなそうだろうけど。なにあの、余裕ある大人っぷりは!?口悪い年上の人という当初の印象を大きく変えるリーダーシップ、大人の余裕、対応力。「諏訪さんが隊長なのはかなりラッキーだと思いますよ」がその通り過ぎて。修、諏訪7番隊で本当に良かった。というか諏訪7番隊の全てが修と相性が良くない?奇跡の噛み合いを見せてない?そういう部隊を作れる慧眼も凄い。
諏訪さんみたいにもなりてぇ………。

5.好きな話(バトル)

・ガロプラ編
ランク戦より防衛戦の方が好みなのと、完勝なのが好きな理由。大規模侵攻編は、守り切ったけどレプリカの犠牲や修の大怪我、C級隊員は攫われボーダーに死者も出ていると完全勝利とは言い難い結果だった。対してガロプラ戦は遠征艇も守り切り死者ゼロ、市民への被害ゼロ、ランク戦への影響もなし。安心できる戦果だったのが好き。
攻撃手上位4人の臨時チーム、那須隊、木虎黒江タッグの戦闘が面白かった。

・B級ランク戦ROUND5
玉狛第2vs柿崎隊vs香取隊。
ワイヤー陣と鉛弾狙撃という新たな武器を得た玉狛第2の無双。
自分が物語を追っていて一番楽しい瞬間が、「逆風気味だった状況が好転しはじめる時」なので、修の「…………もしかしたらぼくは今初めて 少しだけ 次の試合にワクワクしてるかもしれない……!」と同じ気持ちで読めた。


・B級ランク戦ROUND8
玉狛第2vs二宮隊vs弓場隊vs生駒隊。
ヒュースが囲まれて集中攻撃される最悪の状況からの報いる一矢、今まで実弾を撃てなかった千佳の実弾と、修の切り札追尾弾が勝因となる素晴らしい勝ち方だった。トドメを刺したのは遊真だったけど、最強の二宮を倒せたのは間違いなく修が頑張ったから。実は紙一重だったっていうのも凄い。

6.細か過ぎて伝わらないこの作品のココが好き

好きなセリフ・シーン等を羅列します。読んでくれた方の好きなシーンもあるといいな。
他の感想文は頑張って25個に留めてるんだけど、ごめんなさい。
ワートリはこれがあまりにも多過ぎるので思いつく限り羅列させてください。一言添える率も高くなります。

・遊真「この何日かは面白かったな 久々に楽しかった」

・遊真「おれがそうするべきだと思ってるからだ」
いつか人から言われた言葉でカウンター決めるの大好き。

・堤「黒江が11秒 木虎が9秒 緑川なんか4秒ですよ?」
2.で言及した、「セリフ1つで広がる世界観」を表した個人的にワートリで一番好きなセリフ
キャラクター同士でだけ通じる会話なんですよね。読者としては、この時点で木虎しか出てきていないのに黒江、緑川という知らない名前をポンと2人分出される。
ただ一言、なのにこの世界にはまだ知らないたくさんのキャラクターがいることが一瞬で分かる、世界観を広げる大きな一言だと思う。
ていうかこの場面で出てるの諏訪さんと堤さんなんだよな。狙撃手のガイダンスしてるの東さんと荒船さんなんだよな。モブじゃないんだよな。こういう後から気付かせるのも好きなんだよな。

・レプリカ「広大で豊かな海を持つ水の世界 海洋国家リーベリー〜神の国アフトクラトル」
レオフォリオ、キオン、リーベリーとかはこの先出てこない、世界観を彩るためのセリフだと考えてます。遠征編になったら出てきたりするのかな。でもこの辺の国まで出しちゃったらいよいよ完結しなさそう

・迅「今候補に挙がってるのは8人 加古さん佐伯生駒っち片桐雪丸弓場ちゃん鋼 そんでおまえだ」
これも「黒江が11秒〜」と同じ味がするセリフですね。このセリフをメモしておいて、新キャラが出てくるたびにメモと照らし合わせながら読んでいた初見の思い出。鋼が出てきた時は「こいつか!」と嬉しくなった。

・小荒井を助ける方法がフレンドリーファイアの東さん
裏技がすぎる

・歌川「こいつも耳がレーダーっぽいですね」
「も」なんだよな………

・テロップ「No.4攻撃手 村上鋼」 
初見時めちゃくちゃ混乱した記述。ん?4位??B級の中で4位ってこと?でもちょっと前にはB級8位部隊って書いてあったよな?なんでB級に4位がいるんだ??

・忍田「ボーダー最強の部隊がすでにそちらへ向かっている」
玉狛第1が最強の部隊で嬉しかった

・東「これが…上から聞いていた「アフトクラトル」の強化トリガーか……!!」

・遊真「こなみ先輩が負けるような相手がいるってこと?」
師匠の強さに絶大な信頼を置いているのがわかるので大好き!!!

・陽太郎「なぜ全武装をつかわん!?」
これも「セリフ1つで広がる世界観」ですよね。

・ヴィザ「トロポイの自律トリオン兵とは…」
これも「セリフ1つで(ry

・迅「何かやったな京介 未来がまた動いたぞ」

・遊真「勝ち目が薄いからって……逃げるわけにはいかない」
修の影響めちゃくちゃ受けててすき

・おまけ太刀川「なに!?東さんが解説!?」
B級6位部隊の東さんの評価が異常に高いなと、違和感を持たせる素晴らしいセリフ

・テロップ「村上鋼(孤月) 個人ポイント12042」 その前のくまちゃん7119が効いてる

・荒船「太刀川さんや風間さんやカゲに勝ち越してから言え!」
影浦未登場の時のセリフなので、「セリフ1つで(ry

・テロップ「B級1位二宮隊隊長 No.1射手 個人総合2位 二宮貴匡(20)」
B級1位!?なのに射手No.1!?しかも個人2位!?どういうこと!?それにいきなり敵強くなりすぎじゃないか!?

・二宮「今日の試合を見りゃわかる はっきりとな あのちび大砲は……人が撃てない」
はっきりわかる理由を知ってから聞くと味わい深すぎる

・千佳「兄になら そういうことができます」
千佳が大事な場面で言い切るの、好き。

・修「前に木虎に教わりました」

・鋼「見んなよ」
荒船さんと同じこと言ってる!!かわいい!!

・遊真「……なるほど そりゃ大変だな……」
遊真と影浦ってサイドエフェクトの面でも分かり合えるよね。あと影の使い方が良い

・風間「東さんをよく知ってるだけに」
次のセリフもそうだけど、旧東隊の情報出てない時期に出るセリフなのが痺れるね

・加古「雪は絶〜〜っ対東さんの作戦じゃないわ」

・風間「……そしてなにより東隊には かつてのA級1位部隊を率いた「最初の狙撃手」東 春秋がいる」
は!?!?!?なんでそんな人がB級にいるんだよ!?!?!?戦場で冷静だったのも周りからの異常な評価の高さもそういうことだったのかよ!!!!!!

・修「……迅さん ぼくたちの部隊に…… 玉狛第二に入ってください」
うわ!そうなるんだ!と面白く感じた(ならなかったけど)

・迅「だからまあ大体おれのせいなんだ」
常にトロッコ問題してたら気が狂う…迅さんの人生、過酷すぎるよ…

・迅「……メガネくんは そう言うだろうと思ったよ」
サイドエフェクトに言及せずに言うところが好き

・陽太郎「いや……それはもういいんだ」

・修「そこは別に問題じゃない 空閑だって近界民だろ」
修はサラッとこういうこと言えるのが凄い。次のコマの遊真の表情を見て自分の凄さに気づいてほしい

・修「たぶんこれは今のぼくにとって完璧に近い答えの一つだ……!」「…………もしかしたらぼくは今初めて 少しだけ 次の試合にワクワクしてるかもしれない……!」
道が開けている感覚を修と共有できて嬉しかった

・影浦「柿崎(ザキ)さん ファントムばばあ」
影浦がさん付けする人なんだな、柿崎さん…あとファントムってなんなんだ…

・ヒュース「……世話になったな ……先輩」

・テロップ「攻撃手ランク3位 小南桐絵」
通りで強いわけですよね!!!!!!

・犬飼黒江のぴょこぴょこを横目で見る見切れ木虎

・佐鳥「とりまるイエーイ!」

・風間「空閑の手を使わせてもらった」
風間さん言葉遊び好きなのかな。「良い諏訪の使い方」ももしかしたら…

・香取「ボーダーじゃ珍しくもなんともないわ」

・時枝「今も大好きな先輩ですよ」
柿崎さんが慕われてて嬉しいよ

・修「ありがとう木虎 おかげで心置きなく戦える……!」
・嵐山「最後まで思いっきり戦えると思います」
お前らは自分の命を勘定に入れてくれ、頼むから

・柿崎「奈良坂や歌川と新人王を争った俊才」
それって相当凄くないか?と照屋ちゃんの株がクッソ上がった

・出水「とはいえ いきなりやってできるか?普通」
お前が言うな!!!!!!!!!!!!!!!!
香取葉子の天才性が分かるセリフですね。

・生駒「ナスカレー」

・修「この4点は大きいぞ!」

・ほっぺつんされてる嵐山さん

・ヒュース「誰に剣を習ってきたと思っている……!」
そりゃ強いわけですわ

・テロップ「太刀川慶 個人ポイント:45961」
いくらなんでも他と差があり過ぎて思わず笑ってしまった どんだけランク戦やればこうなるんだよ

・小南「ていうか実質1位だから」
そこまで間違いではないのかも

・レイジ「……なんだ」ていん

・ゆり「桐山さん」
セリフ1つで(ry

・当真「おーやるじゃねーの」ゾエさん「上手い上手い」影浦「どーだうめーだろコラ」鋼「ヤケドするなよ」
日常の幸せ………………

・影浦「……あのバカ金置いて行きやがった 奢りだっつってんのに」
アニキ!!

・当真「撃てるだろ」

栞「そして……緊急脱出システム」
修が緊急脱出を切り捨てて強化されるフラグにしか思えね〜!!

・東「そういう「勘」はけっこう大事だ 自分じゃ気付かなくても無意識に情報をキャッチしてる場合もあるからな」

・修「千佳!今のは不慮の事故だ!気にするな!よくやった!」

・東「鳩原が人に当てたのはその1回だけだ それ以外は一度も失敗してない」
もはや異常者

・小南「あっ!この子はまたごはんばっかり食べて!」

・氷見「ギアラどう?おいしい?」辻「噛み切れない」
辻ひゃみ好きです

・千佳「………わたし……わたしは 結局いつも自分のことばっかり考えてる……」
千佳のリアルな本質知って千佳のことかなり好きになれた

・遊真「ラッキー しゅんがゆば隊の人に紹介してくれるって」
いつのまにか名前呼びしてるほど仲良くなってるのが好き

・迅「No.1銃手里見一馬 銃手トリガーを使う全隊員の現トップだ」
まーーーーーたこんな強キャラであることをカッコいい方法で開示してこの漫画は!!!!!!!

・弓場「払い過ぎだぜ 空閑ァ 釣り銭だ 1本だけ勝負してやる」

・遊真「こなみ先輩のカレーは最高にうまいな」小南「あたりまえでしょ〜!」
師弟良過ぎ!!!!!!!!!!!!!

・膝スコーピオン香取葉子かっこよすぎます

・城戸「若者たちの未来に 幸おおからんことを……」

・神田「おー王子久しぶり 蔵内は先週ぶり」

・千佳「わたしは 出穂ちゃんならできると思います」

・陽太郎「こんごもきゅうげきなせいちょうがみこまれる」
陽太郎のセリフで一番好き

・林堂「デクシア メソン アリステラ」
オメガマンもディクシアとアリステラといるけど何か元ネタがあるのかな。と思ったらデクシアが右でアリステラが左、メソンが中という意味らしいですね

・陽太郎「ヘルメットがかっこいいので うすうすバレてたかもしれませんが……」

・修「じゃあ1人目は木虎だな」
木虎への信頼

・遊真「んじゃおれはしゅん カゲ先輩 ゾエさん むらかみ先輩 トーマ先輩 の5人だな 理由は全部『仲いいから』で」
尊い

・鋼「じゃあ堤さんで」
絶対直前で荒船さん取られたからの「じゃあ」でしょ

・若村「三雲と組んでみたい気持ちはあるが……」
あるんだ

・烏丸「氷見先輩ってそんな落ち着いた人でしたっけ?」
カバー裏読んでてよかった…!

・草壁「オペの腕は確かなんだから問題ないでしょ」これもカバー裏と合わせて味わうとおいしい 草壁と木虎、諏訪、小佐野の過去編見た過ぎる 本編でやってくれ

・風間「漆間も『いつもの動き』をすればいいだけだからな」三上「それだけで自然と連携の形になりそうですね」
漆間の戦闘早くちゃんと見せて

・根付「それは……三雲くんがいるからですか?」
もはや唐沢さんへの呆れすら感じておもしろい

・もしもし?わたしイコさん

・隠岐「……若いのに慌てへんなあ三雲くん」
あなたも17歳じゃありませんでしたっけ…

・小南「まわりがドン引きしちゃうでしょバカ!!!!!!!!!」

・料理するイコさん

・諏訪「レイジにもいろいろ聞いてるしな」

・二宮「太刀川はだめだ 俺の部隊に太刀川はいらない」

・生駒「センクウ……コゲツ……!?」辻「生駒さんが知らないはずないでしょ!」
生駒さん本当に面白い

・隠岐「いやでもこれ……三雲くんのアイデアがかなり効いてる感じするなぁ」
隠岐と宇井ちゃんほど潤滑油って言葉が似合う人はいねぇよ……諏訪7番隊、全てがラッキーだよ

・木虎「特別課題は私がやります〜三輪先輩や香取先輩をイメージして動かしてもらえばいいと思います」
木虎って本当に優秀だよね。心から感心してしまった、15歳に

・氷見「くまさん単体で動かすより普段の部隊戦術をイメージしやすいんじゃないかな」
木虎の伝え方しかり、具体例出すと分かりやすいよね

・生駒「辻ちゃんて ツッコミの才能あるよな」辻「ほらもう会話が成立してない!」
本当にコンビ組めるんじゃない?

・辻「そ……そんなことないよ 生駒さんはもっとできる人だと思う……」

・わかる たしかに まちがいない

・東「……見守るだけが俺の役目じゃないか……」
東さんにも伸びしろはあるんだなあ26歳だもんなあ 僕と1個しか違わないんだなあ とてもそうとは思えないけどなあ

烏丸「修たちの遠征のためならまあ……」
弟子の無理に慣れてしまう師匠よ

・遊真「オサムと組んだほうが勝てる ってだけだね」
「諏訪7番隊と」じゃないのが好き

・香取「隊長は諏訪さんでしょ?」
諏訪7番隊がかなり馴染んでますね

・隠岐(ははぁ……)

・香取「やるじゃん 華」
作画良!!!顔良!!!!!

このくらいにしといてやるか…。
羅列する際、数えずホイホイ挙げてたら100個で、自分でビビってしまいました。普段の4倍。
まだ26巻しか出ていないのにこの密度。恐ろしや…

7.書き足りなかったこと

ファンにライト層が少なそう
この漫画はファンの方々も本当に凄くて、キャラクターの背景やセリフに込められた意味を隅々まで考察するような方が多いイメージ。自分もそういうところを目指したいけど考察力が皆無。こんな浅い投稿をするのも怖いくらいです。読んでくださったワートリファンの方、本当にありがとうございます。お手柔らかにお願いします。

主人公の話
読むまでずっと、1巻の表紙の白い髪の子が主人公なんだろうなと思っていた。ちゃうやん。
三雲修が主人公やん。これはかなり意外なポイントだった。葦原先生にとっては遊真、修、千佳、迅の4人が主人公とのことだけど、修が1番の主人公だと思っている。

その他どうでもいい感想
・ボーダー隊員同士の仲が最初に想像したものよりずっと良いものだと知ってから再読すると、「黒トリガー編の時の風間さん、レイジさんや栞ちゃんと戦うのも覚悟してたのかな…」とかが気になってくる。あと鳩原未来の追跡に駆り立てられる歌川とかね。風間隊にボーダーの闇を背負わせ過ぎないでほしい。

・A級部隊の戦闘が見たい!!里見一馬の両攻撃無双が!!草壁早紀の指揮が!!一条雪丸のレイガスト二刀流が!!ファントムばばあと呼ばれた加古望が!!喜多川舞衣と冬島慎次の特殊工作兵が!!早く見たい!!!!!!長時間戦闘試験編、はよ!!!!!!!

・サイドエフェクト持ちのオペレーターって誰なんだろう。とんでもないサイドエフェクト持ってて度肝抜いてほしい。水上くらい化けてほしい。

・林藤支部長、BBFに乗ってるステータスクッソ高い(トータルで忍田本部長より上)のがずっと気になってる。これも戦うところ見たすぎ!!!

・迅さんが修を気にかける理由、「自分がいつか修の黒トリガーになる未来が見えているから」だと思ってるんだけどどうでしょうか。
サイドエフェクトも受け継いで(迅さんはいつもこんなことを…!)と悩む修。で、そこでまた「揺れるな」が活きてくるみたいな…。でも修は弱さが個性の主人公だから黒トリガー持たせられることはないかな。ただ自分が見たいだけです。

8.総括

ワールドトリガーはガチガチに固められた世界観のもと、たくさんの強キャラたちが活躍します。そんな強キャラを応援しながら、決して強くはない主人公の頑張りを見守ることができる作品です。
キャラの多さや設定の細かさなど、深く知ろうと思えばどこまでも深く潜れる底なし沼のようなコンテンツ。
何度休載を挟もうとも応援し続ける所存です。
以上、ワールドトリガーの感想文でした!
本当に長いことお付き合いいただきありがとうございました!!

おわり

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