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音楽の効果

今回の記事は7年間のブログを終了したことで、音楽と空間と飲食の内容が見れなくなったため、こちらのnoteでも少し綴っていきます。

大手飲食店のBGMにJAZZが選択されているのはご存じでしょうか。

むしろ、普通過ぎて自然=当たり前になっているのかもしれませんね。

JAZZの効果

以下の内容はリンクの記事からの抜粋でJAZZに関する研究結果などを基にされています。

「ジャズは様々な研究によって、リラックス効果や食事の満足度を向上させる作用があることがわかっています。アメリカ・アーカンソー大学では、Han-Seok Seo氏の研究チームが行った実験で、クラシック・ジャズ・ヒップホップ・ロックの4種類の音楽を食事中に流し、満足度を測定するという実験によって、ジャズとチョコレートの組み合わせによって、最も満足度が高くなるという研究結果があります。

実験では同じ楽譜をクラシック、ジャズ、ヒップホップ、ロックにアレンジし、99人の被験者たちに対して、それぞれの音楽を聞きながらまずはミルクチョコレートを食べてもらいました。

その結果、満足度がもっとも高かったのがジャズで、その逆がヒップホップでした。ロックやクラシックにおいては特に満足度の違いはありませんでした。」

BGMがビジネスに与える影響

「販売している商品に適したBGMを流すことで、客の商品選択に影響を与えることもできるという。」

「ワインショップで行った実験では、社会経済的地位が高い、名声、洗練など、ワインのイメージに合ったクラシック音楽をBGMに流した方が、音楽チャート40位までの音楽を流した場合よりも、より高い金額のワインが購入された結果、売上が上がった(※5)。フランス音楽を流した時にはフランスワインが、ドイツ音楽を流した時にはドイツワインが多く売れたという実験結果もある(※6)。

 カフェテリアでポップ、クラシック、インストルメンタルそれぞれを流した場合と音楽を流さなかった場合との四つのパターンで比較した際、クラシックが流れている時にカフェは高所得者向けの洗練された場所と感じられ、一番購買金額が高くなった(※7)。

 女性下着で有名なアパレルメーカー、Victoria's Secretでは、店舗内でクラシック音楽を流すことは、一流店という雰囲気づくりに一役買い、客が商品やサービスの質をより高く感じるようになると考えている。心地良い音楽は、客、特に男性が商品について店員のアドバイスを求めるときにも、会話の円滑化に貢献しているという(※8)。」

来てほしくない場所に流す音楽

「音を使って、小売店舗などでターゲット層ではない人々に行動を思いとどまらせる光景も、実は日常にあふれています。
例えば、クラシック音楽を使って若者を排除する例は世界で広く見られます。
カナダの公園、オーストラリアの駅、イギリスの海辺の店、米国のセブン-イレブンの駐車場、そして最近ではロンドンの地下鉄の駅などで好ましくない人々を排除するためにオペラやクラシック音楽が流されています。

居心地をよくするためではなく、来てほしくない人を避けるためにクラシックを流しているのです。イギリスのカンバーウェルにあるマクドナルドでは、若者が店の前にとどまらないようにするために、店の外でクラシック音楽を流す「音波防壁」をつくっていました。

駅でクラシック音楽をテストで流したところ、地下鉄内の強盗が33%、職員への暴行が25%、列車や駅の破壊行為が37%減少したといいます(※1)。」

リラックスやスピリチュアル効果

少し視点を変えて、私たちの内面やオフタイムに効果のある音楽もあり、そのような業種でBGMとして使用されています。
リラクゼーションサロンやマッサージなどでは環境音楽やヒーリングミュージックなどのジャンルが好まれます。

それに関する記事をピックアップしてみます。

「音は空気の振動によって生まれますが、1秒間に空気が振動する回数(=速さ)を表したものを周波数といいます。周波数の単位をHz(ヘルツ)といい、数値が大きくなると高い音、小さくなると低い音を表します。」

「なかでもソルフェジオ周波数と呼ばれる特定の周波数は、人の心と身体によい効果を働きかけると話題になっています。ヒーリングミュージックや自然療法に興味のある方は、この「ソルフェジオ周波数」や「528Hz(ヘルツ)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

「ソルフェジオ」はフランス語で「ソルフェージュ=音階」を意味し、「ソルフェジオ周波数」とは、528Hzをはじめとした特定の周波数の音階を指します。ソルフェジオ周波数がもたらす良い効果は、研究者のレオナルド・G・ホロウィッツが提唱したことで、一躍話題になりました。

癒しの音楽として知られる『グレゴリオ聖歌』をはじめ、古くからある聖歌などにも含まれていることがわかっています。現在は海外を中心に、ヒーリングや治療の一部にソルフェジオ周波数が取り入れられています。」

まとめ

今回は経済活動において様々な形で音楽が利用されている背景を見てみました。ただ流しているだけではなく意味があって流されている場所も多いようです。

ここからは考察(独自見解)

私が最近感じていることは、音楽=音の波=周波数で様々な作用があるのならば

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