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【ロケットリーグ】枠内を狙うことが勝ちにつながる理由

普段ロケットリーグをしていると、「ゴール枠内を狙おう」などと言われたりしていませんか?

・枠内狙っても入らないから意味ない

・なんで枠内を狙う必要があるの?

このような疑問を持つ方や、更に概念的にロケットリーグに踏み入れたい方のために、


枠内を狙う必要性や、

勝利までのロジック


を分かりやすく説明します。

また、この記事を読んだ後にすぐできる5点も最後にまとめてあります!ぜひこの記事を読んで、更なるあなたの考え方の発展に寄与できれば幸いです。

〔筆者のプロフィール〕
ロケットリーグを初めて約1年半でグランドチャンピオン帯に到達し、現役でロケットリーグをプレイしながら、グランドチャンピオン帯を目指す人のサポートとなれるような記事を書いています!

「枠内に打つ=勝利」とその理由

ずばり、枠内に打つ事で勝利に繋がる理由は、敵がセーブすることで精いっぱいで、攻めを継続し続けられるからです。

理由の詳しい説明をしていきます。

【大前提】枠内に打たないとゴールは入らない

当たり前ですが、大前提としてボールが枠内に行かないとゴールは入りません。

大事そうで意外と皆さんが気付いてない事です。

ボールを枠内に打つと、ゴールに入る確率は少なからずあります。
しかし、ボールを枠外に打つと、ゴールに直接入る確率は0%です。

つまり、枠内に打つ事で、ゴールに入る確率は0よりも大きくなります。

すごく概念的な話をしていますが、とても大事な事です。

例えば、自陣からどれだけ上手にボールを運んたり、どれだけエアドリブルのセットアップが綺麗だったとしても、
ワンプレーの最後が枠内で終わらなかったら、そのワンプレーがゴールに結びつく話は0%なのです。
(相手のクリアミスとかで意図せずゴールになる時はありますが)

この概念的な部分を理解しているか理解していないかで競技として考察する上での基本が変わってきます。

ロケットリーグで試合に勝つと言う点では、ゴールに入れるというのは最も大事な動きなのです。
つまり「枠内に打つ」という事は、ゴール確率の「0から1を作る」という事なのです。

ロケットリーグでは、枠内を狙って打てるという事がとても重要になります。

枠内に打つ=勝利への流れ

枠内に打つ事は勝利に直接は結びつきません。
以下の過程を経て勝利につながります。

どのような過程を経ているのか流れを示します。

①攻撃を開始する
②枠内に打つ=相手はセーブを第一優先でしなければならない。
③相手はセーブするので精一杯で、キープする余裕は少ない。
④相手のセーブでこぼれたボールを自チームが拾う。
⑤もう一度攻撃を仕掛ける。
⑥シュートを打ってゴールに入る。
⑦相手チームよりもシュート回数が多くなり、ゴール数が相手よりも多くなる=勝利

図1 枠内に打つ事がゴールへとつながるロジックを表した図


これらが枠内に打つ事が勝利に繋がるロジックです。

②~⑤を連続で繰り返す事で、シュート回数を増やし、ゴール確率を上げるという事です。

枠内に打つ=マイボールにし続けられる

枠内に打つということは、ゴール確率を0%以上にする、という点だけではありません。

枠内に打つという事がボールをマイボールにし続けられる理由を説明します。

枠内に打つ=敵の優先順位が変わる

まず、枠内を狙うと、敵の行動の優先順位が変わります。

ここで、相手が自分達が守るべきゴールの枠外に打ったとします。

そうすると、ゴーリーやディフェンス陣の自チームが行うべき行動は、

「相手にシュートを打たせないようにする」ために、「50/50もしくは、クリア」をする

になります。

次に、相手が自分達が守るべきゴールの枠内に打ってきたとします。

そうすると、ゴーリーやディフェンス陣の自チームが行うべき行動は、

「ボールがゴールに入らないようにする」ために、「セーブ」をする

になります。

ディフェンス、ゴーリーの第一優先は、ボールがゴールに入らないようにするという事です。

つまり、ボールがゴールに入らなければ、どうでも良いのです。

そして、ここで重要なのは、「50/50 or クリア」と「セーブ」の違いです。

順番は当たり前ですが、「セーブ」の後に、「50/50 or クリア」ですよね。

実際に試合を思い浮かべてみて欲しいのですが、

自分達がボールを相手ゴール枠内に打つと、相手チームは先に「セーブ」をしなければなりません。

自分達がボールを相手ゴール枠外に打つと、相手チームは「セーブ」をする必要なく、「50/50 or クリア」に進む事ができてしまうのです。


「50/50 or クリア」の場合、相手は出来るだけ守りから攻めの姿勢に転じようとしてきます。

つまり、元々攻めていた側はマイボールにしづらいです。

しかし、「セーブ」の場合、ボールがゴールに入らないようにしているだけなので、ボールは基本的に相手が持つことは少ないです。

よって必然的にボールを拾う事ができ、二次攻撃を行う事ができるのです。
当たり前ですが、攻撃の回数が増えれば増えるほどゴールできる確率は高くなります。

枠内にボールを打って、攻撃回数を増やしてよりゴールできるようにしようというのがロジックです。

枠内を狙ってもゴールが入る確率は高くない

残念ですが、枠内に打つだけではゴールが入る確率は高くないです。

そのために何回も枠内に打って数を打てば良いんじゃないの?
とあなたが思ったらもう理解できています

ランクが高くなればなるほど、また、ゴールが遠ければ遠いほど
枠内に打ってもゴールが入る確率は下がります。

何回も言うことになりますが、枠内に打つ強みは、
・ゴール確率は0ではないという事
・マイボールにし続けられるという事

です。

枠内を狙ってもなかなかゴールが入らないという事は、試合のランクが高くなっている。つまりあなたのランクが高くなっているという事です。

その分、シュート数が増えていれば大丈夫なのです。

ランクだったり、どれだけ枠内を狙う意識があるかにもよりますが、

ダブルスでフルマッチ行ってシュート数が6,7以上あれば枠内を狙う意識があると言って大丈夫です。

枠内を狙って打つ場面とは?タイミングなど

枠内を狙って打つ事が強い場面を説明します。

文章で試合状況を説明するのは難しいですが、出来るだけ伝わるように書きます。

ちなみにダブルス、ランクはダイヤ1〜チャンピオン3だと考えてください。

(大前提、明らかにオープンネットだった場合は枠内に打ってください。)
オープンじゃない時の場面を紹介します。

場面①自チームが攻めている場面、相手が2人ともゴーリーだった時、味方からのセンタリングパスを直接シュートする場面

ここで考えなければならない事は、相手が2人ともゴーリーでも、枠内を打つと言う事です。

正直言って、ここで一発でゴールに入るとは思わないでください。

枠内のセーブしたボールを拾いに行ける可能性が高いので拾いに行ってからもう一度シュートチャンスを作り出すなど、可能性をもう一度作り出す事が重要です。


②自分がボールを運んでいる時、相手の1人は相手ゴールパックポスト、もう1人はシャドウディフェンスを行っている時。(味方は自分よりもマイナスにいる)

ここで考えるべきは、味方に直接パスをする事は難しい事です。

正直ボールを運びながらマイナスにいる味方を見る事は難しいです。

残された選択肢はシュートであり、やはり枠内が強いのです。

味方がマイナスにいるなら、枠内をセーブしたボールのこぼれを味方が拾う事ができます。

なんとしてでもシュート回数を増やしたいのです。

戦略的パスは勿論オッケー

戦略的パスは基本的に例外なく行っていってオッケーです。

明らかに枠内打ってくるであろうと思わせておいて、逆サイドの味方にパスしてシュートしてもらうというのも強いです。

全部が全部枠内というのも、ある程度敵にパターンを読み取られてしまいます。

パターンを変えると言う革新的な事も行う必要はあります。

枠内に打つという保守的な考え方と、
オイシイ所でパスする革新的な考え方です。

これらのバランスがとても重要になってきます。

むやみやたらに枠内はNG

何回も枠内を打つことの必要性を力説してきましたが、なんでもかんでも枠内はNGなのです。

さすがに無理な場合は打っても意味ないです。

枠内に打たれたボールは、先に「セーブ」をしなければならなくて、その後に相手の「キープ」が始まります。その逆のパターンはあり得ません。
ゴールされたボールをキープするのは不可能だからです。

「セーブ」から「キープ」に移るまでの隙を狙うのが強みでしたね。

無理な場面でシュートの際に枠内にボールをを打っても、相手は「セーブ」と「キープ」を同時に行います

例えば、敵が既にパックポストにいて、自分は自陣ゴール際から枠内シュートを打っても、

敵は余裕で「セーブ」しながら「キープ」してきます。
マイボールを無駄にしたといっても良いくらいです。

さらに、ランクが上がってくるほど、セーブからキープまでの速さが早くなります。
GC2以上になってくると、セーブとキープを同時に行うような人がどんどん出てくるといったような感じです。

どこまでが無駄な枠内シュートで、どこからが有効な枠内シュートか、是非実際の試合で掴む事が大事です。

まずは、枠内を狙い始める事から始めて、だんだん枠内の強みと、無駄か有効かの線引きを掴んでいくというような流れになります。

枠内ギリギリを狙って外したら意味がない

シュートを打つ体制で、シュートを打ったけど、枠内ギリギリを狙いすぎて枠内から外れてしまった!なんて事があると思います。

これらの悩みを持つ方に向けて、2つを事を改善する必要性がある事をお伝えしたいです。 

・ギリギリを狙う考え方から枠内確実の考え方にシフトする

・ギリギリを狙って外してしまうならシュート練習を欠かさない

なぜこれらの事を改善しなければならないのか、理由を説明します。

ギリギリ枠内を狙って外すなら意味ない

ギリギリ枠内を狙って結果的に外してしまうくらいなら正直意味ないです。

逆に今まで枠内狙わずにプレイしてきた人が枠内を狙うようになるだけで割とすんなり点数が入るようになると思います。

始めに知っておいてほしい事は、ワンプレーの最後で、ボールが枠内に打たれないと、そのワンプレーのゴール確率は0%という事です。

枠内か枠内じゃないか、の話ではなく、もっと直接的な表現で比較してみたいと思います。

ゴール確率0%と、ゴール確率0%以上ならどちらが良いですか?

もちろん、後者のゴール確率0%以上が望ましいですよね。

しかし僕も、ギリギリを狙いたくなる心境は理解できてしまいます。相手に触られないように一発でゴールしたいからですよね。

実際に僕はグランドチャンピオンに到達する前は、ギリギリの枠内の方がよりゴールできるんじゃね!?と思い、枠内ギリギリを狙う事がほとんどでした。

しかし、実際に狙うと、枠内を外してしまう事が多かったのです。

つまり相手がクリアできなくても、できたとしても、そのシュートは直接ゴールには確実に入らなかったのです。

僕がギリギリ枠内に打って外すくらいなら、確実に枠内を狙った方がよいと気づくまで実に半年以上かかりました。(笑)
もっと早くに気づけてれば… なんて思ったりもしています。

しかし、ギリギリ枠内を狙っても良い人達が居ます。
それは相当なシュート精度を持っている人です。
ここでいう相当なとは、シュートを打ってゴールに入る確率が他よりもとても高い人の事です。

しかしそのような人はとっくのとうにより高いランク帯に進んでいると思います。
シュートしてゴールに入る人は直接的に勝利に直結するからです。

シュート練習が多いと、ゴールに入りやすいという当たり前な事

当たり前ですがシュート練習を重ねるとゴールに入りやすくなります。

枠内狙ったのに外してしまった!となる方はぜひシュート練習を重ねてみて下さい。

ゴール確率が上がるという事は直接的に試合の勝利につながります。


シュートする事はロケットリーグにおいては超超超基本の基礎力であり、一番結果が目に見えてわかる要因です。

当たり前の事を言っていますが、枠内を狙うという事を考えるとやっぱりシュート練習をするという事は改めて大事さが実感できると思います。

この記事を読んだ後にするべき事5選

この記事を読んだ後にできる事とするべきことをまとめます。

・実際の試合で枠内を狙う意識を増やす。

・とにかく最初は枠内を狙ってシュートする。

・有効な枠内と無駄な枠内の線引きを理解する。

・枠内を狙う事の強みを実際に自分で体感する。

・枠内への意識を持ち続ける。

といったところでしょうか。特に、この記事を読んですぐにできることは、

・実際の試合で枠内を狙う意識を増やす。

・とにかく最初は枠内を狙ってシュートする。

の2つだと思います。
ぜひこの記事を読み終えたらこれらを行ってみてください。

まとめ

枠内にシュートを打つ事で勝利に繋がります。
その理由としては、敵がセーブすることで精いっぱいで、攻めを継続し続けられるからです。

ぜひ試合の中で枠内に打ち続けて、勝率を上げていきましょう!!!


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